トサカ尾山(1119m)から迷ヶ岳1695m、鉄山1563m、大川口下山縦走

2007/05/03
シマヤン、ショウタン

  コースタイム

川迫ダム7:50−トサカ尾尾根8:45−トサカ尾山9:50ー岩稜帯10:10−ザンギ平(迷ヶ岳)12:15〜13:15、
鉄山尾根出合い14:10ー鉄山15:15〜15:35、大川口17:03

コース図

弥山に登山するには必ず目にするトサカ尾、一度は登ってみたいと思う人は多いだろう。
又弥山ルートでバリエーションルートとしては大川口から鉄山〜修覆山〜弥山が有名だ。
シマヤンと2人時間の都合でトサカ尾山から迷いヶ岳、修覆山、下の鉄山出合いから鉄山大川口とバリエーションルートを縦走した。
まずトサカ尾山に取付くには熊渡りの尾根先からが近そうだが、去年の下見では岩稜帯が邪魔をして時間が係りそうだから、川迫ダムから尾根に直登する事にした。
川迫ダムは渇水期だが立ち入れないから少し上流から川を渡り左岸を川迫ダムまで山すそをへつった。
川迫ダムの発電所の裏から長い階段に取付いた

川迫ダム                         階段
 

地図には弥山川から川迫川まで発電用の水路がくりぬかれている。
階段はこの水路の点検用らしい。長い階段が終わると発電用水路口がある。
ここから植林用か不明だが立派な道が尾根まで続いてはいるが、途中で崩落カ所があるが、登りよい急登です

 

尾根まで50分で登れた。尾根から北に30分でトサカ尾山です。トサカ尾山は三角点のある岩稜帯の中の山でした

尾根出合い ↓               トサカ尾山(1119.0m)↓

 



木の間から栃尾辻方面が綺麗に見えた



引き返す格好でトサカ尾を南に迷ヶ岳に向かう。動物か人か分らないが踏み後はハッキリと有り、尾根は障害物のない歩きよい尾根ですが、所々にヤセ尾根の岩稜帯があり一カ所どうしても巻く事の出来ないロープ場が有る。
この付近は左右とも垂直に近い岩場だ
約3〜4mの垂直の岩にはどなたかがロープを残して下さっていた。補助的には十分に使えたが、自前が欲しい所だ

崖を下るシマヤン
10時10分頃
 

この付近からザンギ平までオール登りでフラットや下りがない。
東方面はバリゴヤの頭や稲村ヶ岳、登るにつれ大峰山から大普賢岳、
七曜ヶ岳から行者環岳まで見晴らせる景色は素晴らしい。
又岩稜帯を乗り越える時や大きなコブの登りは少し厳しい。
P1318m付近から少しの間植林帯でますます傾斜が厳しい。
少し体調の悪かったショウタンは息も絶え絶え、フウフウでした



 

迷い岳手前は広尾根でフラットに見えるがなかなかの急登で木を持ちながら登った

 

迷い岳ピークの少し東側にでた。ピークに向かって西に進むと赤と黄色のテープがまかれていたが山名版などはなかった
迷い岳は昔の大台ヶ原の様で苔がムシ今にももののけ姫が出てきそうだ。本当に綺麗でした

 

約1時間の食事休息、修覆山の下の出会いに向かう。尾根は広く真南には修覆山が見えるが、少しでも距離を縮めようと東側、
標高1650mをトラバース気味に鉄山尾根に向かった。そのまま行けそうだったが、最後にいかにも超えにくそうな小谷に出合いやむおえず修覆山方向に50m登り返すと鉄山尾根ルートと出会った。
要するに広尾根東側標高1700mを巻いて行くと鉄山ルートに出くわす


ザンギ平南広尾根


   鉄山ルート出合い                    倒木帯のルート    

 

鉄山までは倒木帯や細尾根と歩きにくい尾根を下って行くが、何故これほどテープを打つのと思うほどテープが打たれている。
尾根にしたがって下って行けばいい。途中鉄山平が美しい。鉄山と思うピークの向こうが鉄山です。
この付近から大川口までは○危の連続で慎重に歩きたい。
鉄山は4度目でしたが登るたびに見晴らしが開けて行くようだが、痩せた小さな山もうこれで十分だろう

鉄山平から見た鉄山と大普賢岳、行者環岳



鉄山からはトサカ尾がよく見える。本当にニワ鳥のトサカの用に細い尾根が伸びる。
弥山川ルートを経験した方ならあの岩稜帯のすごさは分るものだ。



鉄山で20分ばかし休息して1時間20分で大川口に下山した。大川口にデポした自転車で車を取りに川迫ダム手前まで行きました

 

このコースすはバリエーションルートとしては面白いが十分な下調べと注意がいるコースです

総上昇高度は1475m、下降高度は1385mと厳しいコースでした

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