有田川町二川、城山神社と宮ノ首山(三角点山中)、天城山
2011/08/22
単独

総時間2時間10分
2011/08/09に有田川町の旧城山村二川から大峯城山(だいほうじょう)(城山)に登った
この地区が、明治の合併で城山村と名付いたことに興味を持ち、山城跡に登ったが、当日の猛暑で、天城山に登れず、今日この山域の、歴史有る小道を見たく、小さな山を周回した
又、県指定無形民族文化財、二川歌舞伎芝居の行われる、県指定有形民族文化財、廻り舞台の有る建物を見たく、城山神社に立ち寄った。
今日は生石高原の新、札立峠を越えて、R480にでて二川ダム沿いを下り、二川橋を渡って、河原の公園駐車場に車を止めて、城山神社に向かった
この河原に下るルートは解りにくく、橋を渡って右手に入り、城山郵便局の15m程度手前から河原に下る
河原から、天城山の山頂にある樅の木がよく見える
町中は古い歴史を感じる
山に向かって歩けば、安楽寺下に出て、その先右手に城山神社がある
 
古い樫の木や、県天然記念物の桧、等があり古い神社であることが伺える
 
先ず、社殿に柏手を打ち、今日の登山の安全を願うが、賽銭を忘れてゴメンなさい
社殿の正面に、茅葺きの回り舞台がある芝居小屋が建っている
正面階段の上にあり、高床式で廻り舞台の装置が下から見える
 

4人で廻す装置は頑丈な物だが、演技手とは阿吽の呼吸で廻すのだろう
芝居その物を見てみたい気がした
元の林道??に戻り、とりあえず取り付きを地図から読んでみた
畑マークを点線が囲む、防護柵マークがある。この畑内に尾根に入るルートがあるはずと見て、この畑に行く古道を探った
もちろん、林道を歩けばこの畑に行けるだろうが、それじゃ楽しみが半減する
取り付きは、経験と勘のみが頼りだ
民家の家下に良く踏まれた古道特有の跡が出た。これだと思いここから登った
  
読みが当たり、道は山肌を登り、畑に出るが、ここで道が不明瞭になる
ネットの畑前を通り、進とやはり林道に出た
ここから、尾根に入る道を探るが、1度目は柵で行けず引き返す
二回目の、コンクリがされた小道から入ると、尾根に入れ、尾根には狙い通り小道が山頂に続く
  
ここは行けず↑                ここから取付くと良い↑
今は植林だが、畑跡の段々横に小道が山頂に延びる
  
三角点の赤テープが一ヶ所巻かれていた。ここで道は変則的に曲がるが、上に向かえばよい
山頂は木が切られ、三角点がGPS測量された様だ
  
等級種別 四等三角点 三角点名 山中(やまなか) 小字が点名になっている 俗称の宮の首は点の記には無いが俗称を山名とした。
北緯  34°04′05″.6898 東経 135°21′50″.1396 標高 371.75
選点 平成21年7月22日

所在地 和歌山県有田郡有田川町大字二川字山中249番2
サアご飯だとザックを開けると、アララ、弁当を車に置いてきてしまった。ハングリー登山だ 涙
サア下りだ、コンパスを予定尾根に当て下る。小道は測量がされていた
清水に向かう波線道小道に回り道も良いが、最短コースを取った
  
国土地理院にある波線道は二川村と清水村を結ぶ古道だ

昔はこのような道標が多くあり旅人はこれを見て歩いたのだろう
二ヶ所にこのような、道標が有った
私は山と書かれた方から下ってきた
尾根道は良い道だ
天城山下に出ると、道は整備され、山肌に34体の石仏が安置されている??
  
花が供えられた物や、花筒も無い石仏がある
石仏の意味は分からないが、山頂にお堂があり、そのお堂との関係だろう
 
山頂は広く、公園化され、今も村人が訪れ祀られているそうだ
大きな樅の木が見事だ
三角点はお堂裏にあり、そこから二川ダムが綺麗に見えた
又、三角点下のトイレもログハウス風で綺麗だった
 
等級種別 四等三角点 点名 天城山 標高 257.11
東経 34°04′24″.1656 北緯 135°21′35″.2675 
所在地和歌山県有田郡有田川町大字二川字東光寺480番9
選点 平成21年7月22日

小字から山頂のお堂は東光寺と呼ぶのかも??
下山道は、天城(地元民は天城と呼ぶ)のお参り道、整備は良い
ルンルンと下ると、途中に殿様井戸なんてあり、村中に下ると、バナナの花が咲き、小さいが実が成っていた
暖かい所なのだろう
    
駐車場に帰り、遅い食事を取るが有田川沿いの山々は楽しい歴史の山が多そうだ
南から生石山に登るのも楽しいだろうと、車で生石神社コースで生石山に行、景色を楽しみ帰路についた
 
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」