玉岡憲明氏雲山峰に登る
新宮山彦ぐるーぷ他3人
2010/03/4/03

国土地理院地図にリンクしています

「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
  画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
雨で1日順延となった新宮山彦ぐるーぷの雲山峰登山、不思議な出会いが有った
私も順延が無ければ参加できず、友人のシマヤンにリーダーを御願いしていたが、雨のお陰で参加が出来た
9時に、和歌山から紀泉高原に登る一番ポピュラーな大関橋駐車場で大阪、和歌山、田辺のメンバーがそろった
挨拶もソコソコに登山準備をしていると、橋の向こうから山伏一行が、オヨヨ 珍しい
ナナ何とこれが西国三十三箇所巡りの一番札所の那智山青岸渡寺(天台宗)の一行だ
青岸渡寺は南奥駈道終着の寺、新宮山彦ぐるーぷと切っても切れない間柄だ
副住職の高木亮英氏とは何度もお会いしているが、今日の先達の花井淳也氏とは初対面、これが我が町の住人とは
もちろん喜んだのは新宮山彦のメンバーだが玉岡さんよりモット喜んでいたのはいつもサブ的リーダーの山上皓一郎氏だった
俄然ファイトを燃やす玉岡リーダー、85才の歩速は山伏より速い
大関橋から井関橋と墓の谷行者堂に向かう。今日の目的の一つは行者堂の参詣も兼ねている
この付近は山桜が多い、本当に大関橋から墓の谷まで山は桜色だ
  
この墓の谷には花好き達がたまらないほど春の野草が多いコースでもある

  

踊り子草                                                       ヒメオドリコソウ    
  
月の初めしか開かない行者堂に住職が来ていた
訳を話して内院で真言を唱えさせてもらった。
 
ここでお茶目な玉岡氏、山伏達より速く雲山峰に登り驚かすとお堂の裏側を直登で登ると言い出す
これは無理無理、大ブッシュと話し、それなら古道のあるお堂の左手の谷をブッシュを漕ごうと提案、
古道があったとは言えその面影はわずか、荒れた谷に踏み込むと、これ又驚きのテープが打たれ少し整備されていた
ショウタン、これはブッシュではないと途中から古道を離れブッシュにと直登する
マイッタネー、85才の年を忘れてる (^_^;)
  

 
低山はブッシュが面白い、ブッシュで山感を鍛えろと玉岡氏の弁、今日も登山家の顔を見せた
突き上げた地点から緩やか道を登り、マタマタ地蔵山越えコースを案内すると、休みもしないで山頂を越える
向こうで法螺貝が聞こえる。
 
紀泉高原縦走路に出て雲山峰まで休まない。オイオイ年を考えて (^o^) 
山頂でいつもの山にかける万歳だが、人徳だろう大阪側から登ってきた若者達に万歳を一緒にしようと声をかける
これが皆楽しそうに万歳を三唱した(万歳は両手を高く上げる者ではなく、バケツで山頂に水をかけるが如く、万歳を浴びせる意味の独特な物)

  

山伏達が到着、真言を一緒に唱える玉岡氏達

   
楽しい昼食後、山伏達にヤッホーで順行の無事を願う。ヤッホーと呼びかける山行は本当に少なくなった
次の目的の山に、何々山にヤッホーと次の目的山に呼びかけるスタイルはアノ京都大学山岳部の部長だった今西錦司先生のスタイルだ

下山は青少年の森から行者堂に下り、墓の谷林道から奥畑 大関橋駐車場にと下山した

  

総山行時間 6時間足らずの楽しい山行だった

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