鷹ノ巣山585.4から中辺路町大塔山
2011/02/25
単独
黒嶽 鷹ノ巣山 悪四郎山と気になっていた山が有った。
2007年にシマヤンやノブヤンと黒嶽に登った頃だろう
悪四郎山は先日黒嶽経由で行ってきた
今回鷹ノ巣山から悪四郎山、黒嶽と三山の周回を考えたが、ロートルの足には無理がある
ジャ、もう一つ気になる山、近露道の駅上にある大塔山に登るピストンなら行けると踏み実行した
気になっていた鷹ノ巣山尾根先の取り付きだが、シマヤンがここに下山した黒嶽 鷹ノ巣山周回から情報を得て、小道がある事を聞いていた。
私的には瀬ノ川林道を600m程入った等高線の広い所から取付くも面白いかと、見に行ったがゴロ石が山肌に多く転がっていた。これは不向きと尾根先を登った
下山時、予測した等高線の広い山肌の北側尾根に軽四輪が登れる程度の林道が上に伸びていた
やはりこの付近から鷹ノ巣山コースが取れそうだ
下山時写す↓
とにかく尾根先から取付く
車は少し先に道横に2〜3台路駐できるスペースがある。
橋横の本当の尾根先に取り付き、小道は川沿いと尾根方面に分かれているがもちろん尾根に向かって登る
尾根には小径が走るがシダで見えにくい部分もあるが時々打たれているテープがある
自分なりに傾斜の緩いコースにコンパスを取って行くと、道もやはりゆるいコースに成っていたが、緩いと行っても胸突き八丁コースだ。汗が噴き出る
  
鷹ノ巣山には目標タイムの一時間ピッタリの58分で登れたが、昨日の雨で服は濡れ、足下が滑った
山頂は何もない丸い山頂だ
三等三角点鎌嶽が鎮座する
基準点コード
ICタグ(ucode)
等級種別
基準点名
20万分の1地勢図名
5万分の1地形図名
測地系
北緯
東経
標高(m)

 三角点鎌嶽
点名から鎌嶽の別名が推測できる
山頂から下るが、コンパスは慎重に取った。ほんの少しの角度違いが無駄歩きとなるからだ
下りは傾斜があり慎重に下った。テープが打たれているが登山者が付けた物か分からない
小ピークが多く枝尾根も尾根上から馳せている。現在地の特定がたやすい
測量点も多く、高度計の修正も時々行う事が出来る。この日は気圧変動が緩やかで高度計が役立った
それでも測量点575m先で思い違いをして544mと思いこみアレ角度が違うと少し焦り元のピークに引き返す
アラ、まだ先だ、汗を流す

測量点544mには、四等三角点大畑が有る
基準点コード
等級種別
基準点名
ここで大きく尾根が西に角度を変える
  
別尾根に引き込まれないように慎重にコンパスと地形の確認を行った
シマヤン達が登って来た尾根は広尾根で確認が出来なかったが、おそらく道のない所を登った事が推測できた
右手下に林道が見えた。林道を推測すると、550mピークを巻いているだろうと林道を歩く
和歌山の山は林道が多く地図にもなく地形から推測しながら歩く事が多々ある
マア尾根を越えれば問題はないが、ショウタンは体力が無い 楽チンコースが大好きだ 汗
  
予測は当たり550mピークを巻、林道が終わっていたが途中で分岐はしていた。下の林道に繋がっているようだ
広尾根を歩くが踏み跡が有る
波線道が三つ又に成ったコルから測量点595mを目指す
この測量点に四等三角点逢坂が出来ている

三つ又コル                     見晴らしは最高                 大塔山が見えた
  

登り返しに汗が噴き出すが、正面に大塔山、中辺路道の駅や 近露の町、熊野の山々が美しいが山座同定は全て間違っていた
 
基準点コード
ICタグ(ucode)
等級種別
基準点名
標高(m) 594.50

歩きにくいネット沿いを下って行くと右手に林道が出てこれに下り広い林道(林道名忘れた)に出る
逢坂隧道の真上が逢坂峠で熊野古道だ。道標が賑やかにある             大塔山を見る↓
  
ここでコノ付近を測量している職員さんと出会い、大塔山コースと山頂について訪ねた
少し前に測量に登ったとかでその時のコースを聞いた
コースは山肌の波線道を登ったと言うが、しきりに逢坂峠尾根先からの登を薦めるが、体力のないショウタンは見た目の優しい山肌の有る波線道を選んだ
取り付き少し手前に泉屋の水と書かれた水場がある

ネット入り口を開け取付く
道が細いが狙い通りだ ここまでは良かった
ネットに突き当たり出口があるが、道がない、とてもトラバースできそうにない
よく見ると道がクネクネ状態で山肌を登って行く、よく見ないと分からない程度だが整備跡がある
自然林に返そうと落葉樹の実生が植えられた斜面だ
このコースは失敗だ。とにかく登る

  
尾根に出た。出口も有る。出た後はキッチリ締めよう
尾根には踏み後があり、前出の職員さんが付けたテープが有りそれに沿った
尾根を直登も良いが、地図波線道三叉路付近から右手波線道に入り、さらに分岐する所から古道波線道を離れる
テープがある
登りルートは容易に推測できた
最後に朽ちた階段を登ると山頂にテレビアンテナと四等三角点大塔が有った
  

  

カシミールではここが山頂とされているが、測量職員はその少し北西の所だという
行ってみたが何もない、おそらくもう一つ先の細長い山頂が最高点だろう
三角点より10mは高そうだ
基準点コード
ICタグ(ucode)
等級種別
基準点名
部号
北緯
東経
標高(m)
三角点によく見かけるセキドと書かれた小さなマークが有った
下山は尾根を素直に下る
アンテナから少しに右に入りコンパスを取る。
ブッシュに突っ込んだ。オヨヨだ 慎重にコンパス通り下ると小さなテープが出た
 
よく見ると薄いが道跡がある。測量杭もある慎重に波線道三叉路まで下った。
波線道三叉路の栩合谷(とちごうたに)方面は道が消えていた
尾根を素直に帰った
測量点644m先に図根点が出来ていた
その先は測量のため尾根が開かれていたが、切り株が歩きにくい
ここを登ってくるのも大変だろう
 図根からの見晴しは最高
逢坂峠に出て林道を引き返す
  
出来れば黒嶽を踏んでみたかったが時間的余裕はない 
四等点逢坂を巻き込むだろうとピーク下の林道に入ったが林道はピークを巻き込んでいなく東下付近で切れるが、小道が続いている。
所がこの小道は猪ののみが通る道、這えばシダの下や萱の下に道が有るという猛烈ブッシュ、 突っ込んだ
登りと違う尾根に出たが、下れば林道がある。これを下った。地図参照
  

尾根から来たルートを見る

素直に往路を来るべきだった 反省
波線道三叉路に出て、瀬ノ川に下る波線道を見る。
下り口は見えにくいが少し下に細い古道が有る。道成りに下れば瀬ノ川に出て瀬ノ川林道を歩く
二度目の瀬ノ川林道、ルンルンと下っていった

下り口                       古道                          古道
  
川を越えると小屋前に出た 小屋は良い目標だ
 

総時間 8時間8分だったが休息はしていない
戻る
ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号)」