大鏡山と薊岳、明神平前山周回
2014/04/27
3人

コースタイム、
キビ平08:10-大鏡山11:50-薊岳12:40-前山14:20-駐車場16:14-キビ平18:15
総時間10時間5分
大鏡山と書いて、たいきょうやま、と読むことをまるで知らず、今回の登山まで、おおかがみやま、と思い込んでいたショウタン
そんな、大鏡山、に麦谷林道の入口から尾根を直登した。
尾根への取り付きは此処だろうと、麦谷集落の最下部の家下に有るキビ平に車を止め、その北側にある林道風の所から取り付いたが、これが間違いで、その道は直ぐに無くなった。
戻り取り付きを探すのもメンドイと、そのままブッシュをトラバースで、尾根に登った。

ルートは、麦谷キビ平 大鏡山、薊岳、明神平前山、バリエーション尾根を下り、通常登山道を下って、麦谷下まで車道を歩いた。
  
キビ平駐車 ↑                        間違った登山口
尾根に出ると、アララ道跡が尾根中央に遺る。
何かは有るだろうと想像はしていたが、古道跡が有るとは、少し驚いたが、下山後村人に、大鏡山、たいきょうやま、とこの道の事を教えて頂いた
大鏡神社の参道で、登山道も兼ねていたらしい。又、正しい登山口もお教え頂いた。
登山口は、麦谷林道に入り、左手尾根先から、100m足らずの所に、モウ字が消えかかった丸い鉄板の道標がある
歩けば気がついたのだろう。その跡がはっきりと残る
  
正しい登山口
標高400mから600mまでの200mはヤヤ急登だが、尾根は登りよくあるき良い。
ただ、この尾根を下るのは小さな支尾根に入り込みやすい、尾根中央を拘って歩けば、道跡が残るが、あるき良い植林内を下ると間違いが起こると感じる尾根だ。
少し体が温まりだした頃、丸い案内板が木にくくられていた。字は消えかかっていたが、大鏡神社までの距離が書かれ、薄く薊岳の文字が読み取れる。二箇所でこの案内板を見たが、古いものか?字が消えかかっていた。
  
ここまで山菜が多くあり、見つけてはアルアルとナカナカ進まない
と広場に、山菜は多く有るが、何やら墓地跡らしい所が出て、これも下山後尋ねると、昔の死体埋葬場所だったとか、今はお骨を埋める所で、土饅頭の上に鎌が刺されている珍しい形だった
  
ここからは急に踏み跡が薄くなる。
よくよく見ると、道跡がハッキリ有る。尾根中央に道跡が有るが、道に植林をしていないために、道付近には馬酔木がおおかった
平均して下の写真のような小道がある
途中で、針金が腐り落下していた道標を木に戻したりして、ビスタリーと登る

  
突然見晴が出て木梶山や伊勢辻山がみはらせた。
 

その先で笹野神社からの破線登山道と出会う。
木に、岩田山と書かれた所だ。
   
新旧登山道出合い ↑
この先、右手に、四等三角点、麦谷西が有るが、特別興味が無いと見過ごすかも
ここからしばらくは、新登山道を登り、破線登山道に拘って大鏡山に向かうが、これが直登で、見上げるような傾斜道に入るが、その跡はモウ薄い
 門前山境界が旧登山道だ
直接、大鏡山に登ったが、時間は短縮できたが、傾斜はあり、途中で道を外れ巻き道で大鏡山に向かった
通常登山道出合いからそのまま大鏡山に登るほうが良いかも??
大鏡山には三角点麦谷が鎮座する
 三等三角点、麦谷U

大鏡池には水は殆ど無い、大鏡神社はいつもひっそりと有るが、今日登ったコースは、大鏡山の参道だったそうだ
登るにやさしいが、下りは小さな尾根に引き込まれやすい
古道跡が残る。慎重にコースよみが大切だろう
少しマークは付けておいたが読図が出来ない方は下りは避ける事が良いのではと感じた。
ここからは踏み跡が濃い、木屋ノ尾頭を越えるのが一般道だが、登り疲れた。巻き巻きコースで薊岳に向かう
尾根はだんだんと痩せ、小さな◯危の痩せ尾根を越えてゆく
 
通常登山道出合い↑                    木屋ノ尾頭を巻いていった

  

途中で、大普賢岳、白鬚岳、登尾、大台ケ原と見事なパノラマが見えた
  
薊岳山頂で頂いたビールはモウ最高
ワイワイと赤ゾレ山や伊勢辻山、大峰の山々を楽しんだ
  
薊岳からは単純尾根だが自然林の景色は美しい
前山までワイワイと景色を楽しみながら歩いた。
前山で一休み、モウ一組の縦走GPが景色を楽しんでいた




前山で明神平に降らずに前山から直接下山道を目指して下山した

下り尾根は問題のない尾根で歩き良い、やや傾斜が有るが大した問題ではなかった
間違って左手の尾根に入り込めば大変だ。コンパスと地形図は携帯しよう
途中に下山の谷が見晴らせる岩が有り眺めは最高だった
   
登山道に出合い、雪のない登山道は久々だ。まだ少し雪が残る斜面が有った。そのせいか明神滝は水量が多く感じた
 
雪がなければ登山道はルンルン、3箇所ほど渡渉して林道へと下る
  
駐車場には二台の車が
後は長い林道歩きだが、歩けば車では見えない景色や尾根の状態が見える
道横の山菜を摘みながらワイワイガヤガヤ、茂みの中からカモシカが飛びさ出して走る
大又で、地元の方に今日のコースのことと登山口を尋ねた。

大鏡山という私に、たいきょうやま、たいきょうじんじゃ、たいきょういけ、と教えてくださる
麦谷林道に入り、教えてくださった登山口を確かめた。
尾根先から100mも無いところに、古い登山道表と道が有り、又の機会にこの尾根先から登ってみたい
  
和佐羅滝や笹野神社からの登山には駐車場がない。
林道入口から3〜400mでキビ平という河原の上に小さな広場が有る。
村人はキビ平への駐車を言うと、キビ平なら置き良いと言った
キビ平分岐

今日も予想より状態の良い尾根は、行ってみなければ分からない物だと、我会のJJ リーダーと話し合い、今日も楽しい山行だった
戻る
使用地図はカシミールです。国土地理院地図と合わせて下さい