昭和山と四石山
2019/02/26
6人

距離11.5km
総時間、ゆっくりで7時間45分
シルバーボーイさんのヤマレコ
道の駅、根来さくらの里から、楠畑越し、川上新道、(和歌山県と大阪府の府県境道)で昭和山、槌ノ子峠、四石山、信達楠畑と周回しました
信達楠畑、四石山、山中渓は近畿自然歩道と成り整備されています

所が去年(2018年)の20号21号台風で大きく荒れ倒木がひどい状態だった
コノコースの整備をし状況を回復、状況を仲間と所属会の例会下見を兼ね歩いた。
根来さくらの里に8時30分集合で8時45分スタート、6名でGPSは参考程度、地図で歩いてみた
コースを熟知している私は最後尾を歩いた。

先ず、取り付きの玉ねぎ小屋までは車道沿いを歩いたが、車が怖いとの意見から、帰路は信号向こうにある歩道を帰った
地図と写真を参考にしてください

  
往路は道沿いを歩いた
左手向こうに玉ねぎ小屋が見え、玉ねぎ小屋に川上新道と大阪労山60km縦走の古いコース案内がある。
60km縦走コースの全ては知らない
山裾を道成りに歩けば、ワイルドな橋が出て、ワイルドな踏み跡が出る
マークは有るが??と感じる雨列越えや踏み跡をたどる
私なりに倒木は撤去したが踏み跡道だ
  
コルに登ればコルにも大阪労山60km縦走の看板がある。
このコルの名は楠畑越しと言う事を今回の整備作業で知った。
楠畑越しから南に急傾斜を登ってゆく
  
目標とするピークも難しく、府県境界の石柱が一つの目安だろう
今回、図根がある事を知った。
図根点石
見晴らしも少ない。
冬枯れのコースは里山を感じ私は好きだが、小さなアップダウンが多く一汗流す
尾根曲がりや小ピークで現在地を掴むが、GPSを多用するのが良いだろう
読図は難しく時間が係る
又、踏まれた川上新道は、地図道や境界コースとずれることが多く、真剣にコース読みをすれば??と感じる所が多い
地図道は残ってはいるが、ブッシュになっているところが多い
  
整備後10日ほどだが新しく救助位置マークが設置されていた
川上新道愛好者の努力だろうか??
楠峠への下りは、2コース有るが南側コースはほとんど歩かれていない
地形図から歩く方も居られるようだがマークなどは無い
地理院地図から見てください

堀割から這い登るコースを選んだ(2m程度)
  
楠峠を越えると少し先で写真の道標が有るがチョット理解しがたかった
此処は、地理院道と踏み跡直登が分かれる所だ
整備は踏み跡道をおこなった
後2ピーク登れば昭和山だが、昭和山三角点ピークは、縦走路から15m程度北にある
分岐に昭和山の朽ちた看板がある注意して見よう
山頂では無い、加筆して注意を躍起している
  
昭和山で11:56分と昼食には良いが、後の登りかえしがシンドイだろうと行動食で景色を楽しむ
又、落ちていた山名板を拾い集めて一箇所にまとめた
又、コノ三角点の点名を書れた物が無い。
面白い名前だ、一枚設置してみた
 
三等三角点、靭峯の記

点名 靭峯(じんみね)
北緯34°18′00″.1263 東経135°17′36″.1874 標高374.56
選点明治36年6月3日
所在地 和歌山県岩出市安上字東谷824番1

点名の靭峯はどの尾根を現すかは不明だが、靭はウツボと読め、南北朝時代の武士の鎧兜時代、腰に弓矢の矢を入れた毛皮で包んだ筒を言うところから、それに由来した物かは知らないが、点名はよき時代の名を残している。
ゆえに、靭峯の名を知ってもらいたく名を残した。
サア行こうとしたが縦走路から15m程度入っている事をすっかり忘れたコースリーダーは、コンパスは取るが??、悩んでいた
コースに戻り尾根を忠実に拾うが、写真の道標位置は、地図道と分かれるところ
私も何度か痛い思いをした
地図に注の字を書いて、間違いやすい位置を記した
注の位置は小さな道標がある
  

 鉄塔階段へ下る
  54号鉄塔は方向注意
 つり尾根への下りこみは注意

 ワイルドに登り返して道標向きに注意

最後の尾根からの下りは倒木で踏み跡が隠れている
槌ノ子峠に出れば後は整備バッチリのコースだ
道標に従えばいい
  

四石山、山頂の三角点は二等三角点だ

等級種別二等三角点、点名 四ッ石
北緯34°19′04″.5457 東経135°16′57″.3573 標高384.43
選点日明治34年5月31日
所在地 和歌山県岩出市境谷字ウスギ谷176番地
帰路は槌ノ子峠から信達楠畑、楠畑から写真の位置から谷を登り、楠畑越しに向かう
  
下山中に岩出市根来のボンデン山方向が見晴らせた
  
槌の子峠からはよく整備されていた
四石山から道の駅までは、おしゃべり時間も長々とユックリ歩いても1時間30分程度だった

左写真の位置を入り、川沿いをワイルドに登り
楠畑越しから来た道を引き返す

良い子は歩道を歩くとトンネルを越えて

道の駅に帰った
コース的には危険箇所は少ないが、コースは??地点も多くある
皆様の縦走をお願いして、踏み跡を固め、川上様のご苦労を感じながら、川上新道をワイルドなルートとして活用していただきたいショウタンだ。
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