双門の滝、滝壺へ行く
3人
2013/09/22
 
コースタイム
吊り橋から〜弥山川ルート出会い 4時間
滝壺ピストン 4時間40分
帰り熊渡までの下山タイム5時間40分
車回収1時間
休息含む総時間15時間
弥山登山で弥山川ルートを登ると、行ってみたい二つのポイントが有った。
一つは巖の双門と双門の滝、滝壷だった。双門の滝滝壺に下るにはフリークライミングの技術とアルパインクライミングの要素が必要だろう
巖の双門は、場所特定が難しいが難易度はそう高くない、今回の滝壺への下降は、ショウタンの登山技術ではとても行けいない
今回はクライマーのモンさんのリードで、炉端山友会のリーダーJJ氏と三人で挑んだが、ショウタンは足を引っ張った。

注 これから記事を書きますが、双門の滝、滝壺下降にはフリークライミングの要素とルートを読めるアルパインクライミングの要素が必要です
   クライミング要素は上級者で無くても行けるでしょうが、アルパインクライミングのようにルートを読む力が必要です
   三人は上級者ではありませんが、このルートを行くために半年クライミングの復習をやっていた。
   早く安全確実にを基本に慎重に滝壺に下った。
   ショウタン的レベルでこの滝壺に下ったからと安易に滝壺に下らないで下さい
   下れても帰れ無いじゃ話になりません。
   
3人の双門の滝壺へのpicasa写真一部公開

コースへはpicasaのアップ写真でほぼ読みとれるでしょうが、少し書いてみます

通常双門の滝を見るのは弥山登山の弥山川ルートの双門の滝テラスから見るのが普通で、ルートも弥山川ルートを登る
弥山川ルートは梯子登りが多く体力を失う。JJ氏と私は還暦もとうに済んだ初老で体力の問題があるため、バリエーションで川迫川の309号線から望んだ
取り付きは塩壺谷にかかる吊り橋から塩壺谷南尾根をひたすら登り、迷ヶ岳に突き上げる尾根から登った。
  
塩壺谷南尾根は傾斜はあるが、岩やブッシュはなく植林との境界をひたすら登れば迷ヶ岳に突き上げる
利用者はいるのだろう数種のテープが見られた。
注意点は、吊り橋を渡り塩壺谷を直接渡渉するのではなく、川迫川におり橋下をクグッテ取付くと良いだろう

P1062mで主尾根に乗りひたすら登り標高1500m付近で見晴しの美しいポイントが出て、大峰の主たる山が見晴らせる
  
小さな岩上から見た鉄山                  大日岳と稲村ヶ岳                      大普賢岳から七曜岳付近

開けた所から迷ヶ岳ピークが見えるが、迷ヶ岳ピークには出ずトサカ尾の肩に出てトラバースでザンギ平に下る尾根までトラバースだ
迷ヶ岳下の見晴し地点

弥山川ルートとの出合いで行動食を取り体力を回復させる。
弥山川ルートを数人が登ってきたが、今日の皆様はメットをかぶり装備に注意しているようだ
私達の重装備に少し怪訝な顔をしたが訳を話すが意味不明らしい
  
出合い下のガレ場の谷から下るが、ここからのルートはナカナカ文章で言い表せにくい
何人かが痕跡を残している。その痕跡を頼ると良いだろうが、どのルートも似たり寄ったりです
とにかく岩は浮き石が多く危険が伴う。
私達は途中から左手の木が生えた小尾根に乗り、マークを参考にしながら下った。
懸垂下降は二カ所で、最初の懸垂は30mロープ折り返しでは10mばかし足りず、足場の安定しない所に降り立った
50mロープが欲しい所だ、帰りのために残置したが、登り返しは別ルートで登ったが、ロープは上から回収できた
  
  
一回目の懸垂で降り立つ付近が双門の滝の銚子口付近だ。
懸垂下降点からトラバースで下ると小さな台の上から滝壺や滝の全容が見える。
  

最後に滝壺に降りるには四〜五メートルの懸垂だ
三人が下りきりこの双門の厳しさに見とれる。
  
リーダーが目ざとく下流方面に観音平を見つけ、観音平からこの双門の滝が見えるはずと言う
行く機会が有れば双眼鏡で見てみたいものだ。

右岸上の双門のテラスや、レリーフの慰霊碑がある下付近は垂直で100m位のロープでも足りないだろう高さだ。
 
サア登り返しだ。
最初の4〜5mは懸垂点より横に3mばかしの登りよい岩がある。
これを登り返したが、リーダーが登りトップロープで補助して頂いた。
此処までは良かった
最初の懸垂地点は7〜8mの岩とガレガレのチムニー状帯、ショウタンには難しいと、JJさんがテープを見つけルートを開いた。
無線でルートを指示するJJさんだが言葉では難しく、二人で中付近の岩を登ったが、これがもろく皆浮いている
後3m程度まで登るが、よりもろい。落石を起こすとモウ逃げ場がない

無線指示で左手のガレ谷に懸垂するが、真っ直ぐ下るとロープが足りなさそうだ。
左手に5m程度トラバースしながら下るが、ショタンは壁とのフリクションが足りないのか重量が大きいのかどうしても真っ直ぐになる
ヤヤ焦っていると、モンさんがロープを引っ張ってくれた。大汗のショウタンだ
とにかくガレ場登りは落石が怖い。
JJさんはこのルートで登ったと無線で指示が飛ぶが、モンさんはガレ場を直登したが、足を乗せるホールドがほとんど浮いている
慎重に登っていったが、落石を除けるのに汗を流すショウタンだ

上で、アリ地獄に捕まってしまい行き詰まったリーダーは悪戦苦闘だ

登りきり、ショウタンにトップロープをくれる
JJさんがトラバースした3cm程度の土の上を横切ったが、私の体重には持ちこたえてくれなかった

  

  
極限のトラバース↑をしたJJ氏、

此処で時間を食ったが、安全が一番だ
ロープも回収できた。
用意したロープは、30m×2、15mと25mのダイニーマだが、50mと30mが望ましいと感じた
時間的にヘッデンタイムに成るだろうと、知り尽くしたルートで下ろうとルート変更だ
河原小屋跡に出て、ここから廃道となった道をナベの耳に登り返す。テープは一巻きもなかったが、このルートは知り尽くしている
  
                                                                    ナベの耳 

カナビキ尾根下山口でヘッデンを付けた
コノ尾根も三人合わすと10回以上の経験がある。滝の音がどう聞こえるまで知り尽くす三人だ
 
この道標いつまであるかな?
ショウタンの足は悲鳴を上げだした。
初めて痙攣止の68など呑んで、一歩一歩慎重に下るが、最後に車回収の309号線歩き3.6kmがある
ショウタンは熊渡りで座り込んで動かない
モンさんと、JJ氏が一時間の歩行を物ともせず車回収に向かった

15時間の時間は予想外だったが、その時間を歩けたロートル二人はその喜びが大きかった
 
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」