祖父ヶ峰から黒尾山と扇形山周回
2013/10/01
ショウタン

コースタイム
だいもん橋〜登山口5分
尾根取付き〜金網囲いの有る尾根35分
金網囲いから祖父ヶ峰30分
祖父ヶ峰〜弘法の道出合い45分
出合〜黒尾山13分
黒山〜切抜峠42分
切抜峠〜黒木辻28分
黒木辻〜扇形山60分
下山
扇形山〜林道40分
林道歩き1時間15分
総時間7時間40分休息含む
以前、天狗倉山と黒尾山を周回したとき、祖父ヶ峰下を巻いた
疲れがそうさしたのだが、気になっていた祖父ヶ峰、今回単独で祖父ヶ峰から扇形山を周回した
祖父ヶ峰までは最短で登ったが、オール小道があり最初の尾根は砂利石まで入れた整備階段跡があったが、何故それを整備したか不明だ。よほど大切な物があったのだろう。
出合いから


新川合トンネルを河合側に抜けると赤い橋が有り、南側に旧309号線が出てきている
そこから旧道に入り、左の一つ目の谷を過ぎ、深谷林道入り口手前左に、取水口に向かう小道が山肌にある
緩やかな傾斜道を一曲がり、二曲がり・・・・・すると取水官がむき出しになった手前左手から尾根に取付く
  
だいもん橋                    取水道                   この手前10mを尾根に取付く
尾根に取付くと、踏み跡のハッキリしたソマ道が尾根を真っ直ぐに登る
 
途中、中程から整備階段跡が出て、重要な設備があったのか、整備跡階段の杭は直径2cm程度の鉄筋の太ものだ
おまけに砂利が敷かれた跡があり、お金が係った道跡だがもう使われていないようだ
手すりロープまである所がある
尾根に登りきると網囲いがある。此処に何かがあったのだろうか?
ここから北西に尾根を登りきると、テレビアンテナ跡が出るがアンテナその物はない
道にわずかにテレビケーブルが露出していた所がある。
途中で秋の味覚を拾ったが、山の動物のために少しだけにした
 アンテナ跡

コンパスを取り植林内を登りきると、植林内のピークが祖父ヶ峰だが何もないピークだ
一枚山名版を揚げておいたが訪れる方が少なそうだ。以前は私達もこのピークを巻いて下山した
此処、祖父ヶ峰ではコンパスは取ろう。目的尾根は思ったより急角度で北に向かう
この北西への下りは踏み跡がない。下りきると馬酔木のややブッシュだが、肩まで小道が来ているが、小道は気付かなかった。
   
ソマ道を掴めばモウ道は高速道路、歩きよい道だ
最後の弘法大師の道に突き上げる尾根は大きな松がある

以前は何もなかった主尾根だが、最近行政か?尾根に弘法大師の道と書かれた看板がある
コノ尾根登りきり地点にも有った。
一つ残念なのは、矢印の先が何処に向かうのか書かれていない。
山標識としては不完全なものだ
ソノ、弘法大師の道を黒尾山に向かった
 黒尾山三角点 三等三角点黒尾
此処にも弘法大師の道の道標があるが、山名や矢印の先はどこなのか書かれていない
タブン、吉野と高野山だろうが????
弘法大師の道の道標を設置したためだろうか道は整備され、扇形山まで道標がありメチャ歩きよい
トレイルランが出来そうだ
   
何度か通った尾根だが道標が巻道にさそう
切抜峠から南側の巻道を通ったが、整備が有りルンルン、黒木辻までピークは見事に巻いている
黒木辻の四等三角点は、囲いの北側にあり見にくいが、その入り口の大きな杉の木に熊が登ったのか?登っているのか?爪痕が木に付き下から見上げると上に上にと登っていた。上を見上げたが先まで見えずだが、タブン熊が木の上にいた気配がした
  四等三角点 黒木辻

真新しい爪痕が上に伸び、下の方3mばかしは木をくるりと回っていた
先を急いだ
道は単純で整備が進み歩きよい
 
                                            扇形山山頂
二等三角点 三角点名 笠木 標高 1053.00
選点 明治34年7月26日
埋標 明治34年10月27日
所在地 奈良県吉野郡黒滝村大字笠木168番地1
個人所有山
最終観測 昭和52年9月13日

最終観測時の対空標識残骸があった

見晴しなど楽しみながら一汗流すと扇形山に飛びだした。
下山は通常なら小南峠から車道を下るだろうが、深谷の林道に下った

扇形山から肩まで引き返し、谷に向かって急傾斜をクネクネと下るが、間伐材がジャマをする
ガレ谷になり、下りきると谷は倒木がスゴイが、何とか道跡が時々出る
下って行くと植林テープが道跡を示していた
  
林道に飛びだした
舗装された林道には災害の跡が出る。急ピッチで整備されているようだ
  

花の多い林道だ
約6kmの林道歩きはイヤになった
おまけに痛めた踵が悲鳴を上げだして、ユックリと歩く姿はヨボヨボだっただろう
旧309号に出て、登山口の下に出た
サア後少し、309号線に路駐した我が愛車、こんな所に止まっているのが不思議で通行者は疑問を持っただろうな

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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」