槇尾山
塩振峠、猿子城山、施福寺、裏参道桜の辻
2019/07/16
単独

地形図にリンク

距離12.3km
総時間7時間40分
+総標高1043m
平均速度1.6k/h
炉端山友会の例会にリンク
炉端山友会で塩振りトンネル上の塩振峠から尾根を通りダイトレ、槇尾山、施福寺と廻り裏参道の桜ノ辻に下山、塩振トンネルと周回の例会を開いた
例会に参加できなかったので、コースを参考に単独で歩いてみた
塩振峠と桜ノ辻は経験がないショウタンだ。
滝畑ダム横の塩振橋横駐車場に車をデポして府道68を西に塩振トンネルに向かう
  
梅雨時期の天気は読みにくいが、今日は降らないと確信を持って歩く
塩振峠は、塩振りトンネルの真上の事は分かっているが、西出口から取り付くか東出口から取り付くか少し悩むが、少しでも歩行距離を考慮して東側から登り帰路でトンネルを通るとした

東口の右手ポストの横から取り付いたが、コースは荒れている
少し登れば古道跡が出る。それらしいところを登ればトンネル上に古道跡がハッキリと残る
  
炉端山友会はトンネル西口から取り付いたそうだ。
西口取り付き
尾根を南に向かう

尾根は大阪府和泉市と河内長野市の境界で、尾根上にソマ道が有りブッシュなどは無い
南に向かえば、塩振山の看板が出て、北に振り向けば遊び心の板がぶら下がっている
  
塩振山の地形図標高は432mだが山名板は436.9mと成っているので、地理院地図閲覧からピンポイント標高が分かるutmポイントで最高点を探ってみると434mが出た。どれが正しいか私には分からない
方向を東に下りこめば、明神橋と矢印が書かれた板があった。板にPと書かれているところから、私の止めた駐車場を差すのだろう
尾根先はピンポイント下山だった
各ピークで方向を確かめながら歩いた
踏み跡が二法に分かれる所が多い
  
尾根道は状態が良くブッシュ、倒木は少ない
小さなピークの上り下りは急傾斜も有るが、距離は無い、それでもアップダウンに顎を出すショウタンだ ふー
滝畑集落が見晴らせ、猿子城山の急傾斜が見えるとポテ峠は近い、少し倒木が有った
  
ポテ峠に近づけば、立ち入り禁止の紙がブラブラ、尾根を忠実に歩けば立ち入り禁止内に入ることは無いだろうが、ポテ峠手前の、梵天山先で道に準じていると知らない間に立ち入り禁止内に入ってしまっていたが、その先でポテ峠が出た

ポテ峠手前に梵天山が出る。
滝畑の天神社の別名は梵天社だそうな。和歌山岩出市の梵天山はボンデン山と濁るが、此処の読みはボンテン社だろうか
 
何時のころか分からないが、梵天山から天神社に下るルートがあったときが有るようで、倒れ半分土に埋もれた道標が有った
ポテ峠に出たが、ロープが張られ険路につき危険と書かれていたが、険路と言うよりコースがややこしいと思った
  
左右に分かれるダイヤモンドとレイルの中央尾根を直登する。木に小さな道標が有る
最初は普通の登りだが、激登と成り、忠実に登山コースを登らなければ、クライミング要素が入る激尾根になる
登山道は細いが難易度は低いだろうが、今日の背中のリュックは10kg程度、もう尋常な汗ではなかった
山頂は見晴らしも無く、簡易休憩椅子が作られている。
山名板は賑やかだが、ショウタンのお喋りをせいするような看板にニッコリとした
 
行動食代わりの甘いミルクコーヒーを飲んで休憩だ
十五丁地蔵に向かうが、西国古道手前の測量点713東側の倒木下にルートが有ったので、これは巻き道かと少し下ってルート探索だが、この後出会う方は追分に出ると教えて下さったが、一部ルートが崩落しているようだ(下三枚の写真)
  


十五丁地蔵に出て、西国古道を蔵岩に向かう
  
後は道標に従って下れば良い
施福寺に向かう途中に見晴らしが出てそこで出合った常連さんにコースを伺った
猿子城山や歩いた尾根が見張らせた
尾根は小さなピークが、猿子城山への急斜面はやはり厳しく見える
  
読図から600mピークに向かい蔵岩に下る
600mピークは通称は捨身ヶ岳、通常槇尾山と呼ばれている
此処から、ダイトレに下れるが、蔵岩経由とした
  
蔵岩で岩登り講習を受けたことは懐かしい
此処で弁当をと思ってリュックを開けるとアラ、弁当が無い。
よく忘れ物をする。今日は携帯を忘れたが弁当まで、ミルクコーヒーで行動食とした
脂肪が厚い私はシャリ切れが少ない
施福寺に下ろうと、少し下れば木にマークが二ヶ所有り施福寺方向に下る事を示している
オッ此処だと、GPSにポイントを打ったが、何故かそのまま下ってしまった
50m程下り、道の方向が違うことに気が付き、アラどうしよう。引き返すのもイヤだとそのまま下った
クライミング練習時代の下山コースだ。コースは記憶に有り、マッ良いか参道を登り返して施福寺に行こう
これが甘かった
  
この付近は地形が頭に入っているが、施福寺参道はまるで記憶が無い
それもそのはず随分昔に登ったのみだ

ナント長く、登るほどに階段は急で、参詣者に追い抜かれるほど足が重い
引き返すほうが良かったと反省するが、後の祭りだ
  
満願時から仁王門、後は階段の連続だ。
此処で初めて休憩しなければ足が動かなく成るだろうと感じた
フー
  
最近の噂から施福寺に手を合わす気がしない
トイレ前で休憩して、再びミルクコーヒーで力をつけ、一休みだ
兜卒岳、卒都婆峰、焼山と登った経験が有る
トイレ前から林道風道を下ってゆくが倒木は多く、整備がほしい所だが、奉仕をしようにもお寺が許すだろうか

  
Aコースと書かれたコースを下り、途中で卒都婆峰分岐が出て、さらに下れば良い
一丁地蔵が祭られている
下になるほど地蔵様は大きくなってゆく
下り切るまでのクネクネは七曲り、下りきれば桜の辻と言う。道標が有った
   
  
林道を塩振トンネルに向かう
林道途中に、焼地蔵堂や府道出合いに祠やと歴史的な参道のにおいがする
少し雨が降り出したが、雨具や傘は持たずに、ぬれるが楽しい
塩振峠は和泉から天秤棒で塩を担ぎ塩売りが来たその様子を地名にしたとの事だ
  
心霊スポットと言われる塩振りトンネルは落書きでメチャ汚い
こんな所を好んでくる心霊は無いだろう
雨宿りに良いかなと河内長野側に出れば雨はやんでいた
  
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