上多古から勝負塚山
奈良県川上村

2004年12月3日     晴れ

タマチャン、ショウタン


記事ショウタン
 
 

今日は勝負塚山に再チャレンジする。 と言うのも2週間前の11月18日に山歩隊メンバー4名で五番関から登っている。
 しかし18日当日はあいにくの曇りのち雨の天候だった、またこの日は、勝負塚山山頂からの下山を駐車の関係でノブヤンとシマヤンは上多古川の赤い橋へ、ショウタンとタマチャンは五番関トンネルへのピストンとしたため、ショウタンとタマチャンは上多古へ抜けていない。 
その上11月23日の山上ヶ岳登山の際に鐘掛岩から美しい三角形状の勝負塚山全容を眺めたショウタンの心の中は「来週、上多古からやるぞ!!」と決めていた。

3週連続の大峰山系への出発です。 しばらく好天が続いていましたが今日も良い天気だ、天気予報も今日までは晴れで明日から季節外れの大荒れと言っている。 いつも通り6時、和歌山市を出発。

 8:00 上多古川の赤い橋の所に到着。 橋から少し離れたスペースに駐車する。

     男性二人連れの登山者が登られる。 我々と同じく勝負塚山へのピストン山行とのことです。

     橋の手前には「熊」「ヘビ」注意の看板があがっています


8:20 赤い橋を渡り出発するがショウタン、タマチャンともにステッキを車に置いてきたことに気づきあわてて引き返す。

8:30 すぐに水源地に到着する。地元の方々の重要な施設です。

水源地から2分で山道に入る。(480m付近)


丸太足場が所々に設置されているが、どこもかなり傷んでいる。

 8:40 岩上を小さな滝が流れ落ちる所に出る。 ここも丸太橋が崩れ、腐った丸太が1本横になっているだけだ。 
滑らないよう注意して渡る


伊坪谷川沿いの道は注意が必要な箇所が随所に見受けられる。 気は抜けない。 

 8:50 突如山道が大岩でさえぎられたところに出た。 
以前は梯子が架かっていたようだが、完全に崩れ落ちている。 
高さにして1メートルぐらいだが登れない。 
先に出た二人組みの方は、岩の横を何とか登られたが、多少危険である。
 我々は植林帯の中を巻き、出口にテープで目印をつける。
 しばらく広い山道となるがすぐに植林帯の細道となる。 
落ち葉や獣道で道がわかりづらくなっているため、何度かコースを間違えるが、大きな問題は無い。

    檜の落ち葉を踏みしめながら、かなりの急坂を上る。

 9:40 展望が開け、遠くに形の良い白鬚岳が見えるが(720m付近)、つかの間だけで再び檜の植林帯の中を一歩一歩進むことになる。

10:20 ようやく尾根筋に出る。右(北)は植林帯、左(南)は自然林で展望がある、左前方にはワンステ尾が続く。 
しばらく二人組みの方と一緒に休憩をとる。(900m付近)

10:30 目前に目指す勝負塚山がそそり立つ。 

     ここからはさらに急坂となる。 ふくらはぎにストレッチがかかり伸びきる。 ショウタンは膝が地に付く急登だと、うなっている。 先日ここを降り、この急坂を知っているノブヤン、シマヤンは誘ってもキャンセルしただろうと二人で語り、フウフウ言いながら登り続ける。

11:20 勝負塚山〔1245.8m〕三角点に到着。

     山銘板がたくさん架かっている。 2週間前は雨中の登頂だったが今日は好天だ。 山上ヶ岳・地蔵岳・ワンステ尾が広がる。

 
 

 いつも通り、持ち上げた缶ビールで乾杯。 急勾配を登ったので、いつも以上にうまい。

     昼食はチゲ鍋。 小春日和の山頂をゆっくり1時間楽しむ。

12:30 下山開始

     一緒になった二人連れの方と下山にはいる。

14:20 上多古川の赤い橋到着。

     対面の山々も青空に映えていたが、今年の紅葉はイマイチと言ったところでした

 
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