大日岳

奈良県下北山村  1568m


いつものように朝6時に和歌山を出発、168号線の谷瀬の吊り橋の少し手前の旭橋バス停を左折し、吉野発電所でトイレ休憩、そこから、不動木屋谷林道を20分余り走り1300メートルの旭登山口に9時前に到着しました。
さっそく出発準備をし9時過ぎ登山口を出発しました


9時45分林道のもう一つの登山口との合流地点に到着です。
小休憩をしていると、もう一つの登山道から5人の方々が登ってきました。
あいさつをし、よく見ると、以前一緒に登ったことのある方でした。
釈迦ケ岳へ行くといゆことで、途中までぬきつぬかれつゆっくりしたペースでいつものようにわいわいいいながら気持ちのよい空の眺めと笹原を楽しみながら歩きました。


ヤマトリカブトがきれいな紫色の花を咲かせていました。

10時30分、右手に本日の目的の大日岳が見えてきました。

正面は標高1800メートルの釈迦ケ岳です。
この山は林道が1300メートルまで整備され、2時間あまりで頂上へ行けるので、日曜日などは、家族連れの方々でにぎわっています。



10時40分古田の森(1618m)です

11時10分 千丈平というところで周りは、草原の平地で、良いテント場です。あとすこし登って行くと団体さんが何かの修行しているようなところがあり、ここから釈迦ケ岳までは、20分くらいです。

私達はそこを右に曲がり25分ほど下ると奥駈け道の深仙の宿跡のお堂の横に出ました。

11時55分
これからは、本日のメインであります大日岳の鎖登りです。ここにザックをデポして12時05分出発。

約20分程で大日岳の鎖場の取り付きに到着です


この岩の傾斜角度は51度、鎖の長さは30丈(一丈は一尺の10倍)といわれています。が?
まずは、ショウタンから---少し余裕があるのか、こちらを向いてポーズ


次はノブヤンです。なかなか背筋を延ばして良いスタイルで登ってゆきます。なんでも体が硬いので背筋を曲げられないとか?皆さん納得。私はかっこよく登ったんですが、あいにくカメラは自分で持っていたものですから。

頂上の樹林に記念の札をかけてきました

鎖場の上は大日岳頂上です。
まわりは樹林に覆われていますが、ちょっと動くと北側には釈迦ケ岳の南面に広がる五百羅漢が一望できました。
女性陣は鎖場を通らず、岩をよじ登って頂上まで無事のぼりました。

大日岳の修行も終わり、もときた道を引き返しお堂に着いたのが13時15分でした。
お腹もペコペコでさっそく香精水と呼ばれる水場で水をくんで来て、チャンポンの段取りをしながら、冷えたビールで乾杯です。
おいしかったこと。
14時45分出発しましたが、ショウタンが、もときた道を引き返すのも面白くないから、前鬼まで行きましょうということになり、私達4人が前鬼まで、ショウタンが旭登山口まで行き、車を前鬼まで回すことになりました。
私は少し前このコースをあるいてましたので、所要時間はわかりましたが、車では、回ったことがありません。
まあとにかく、日が暮れるまでは着けるので、そういうことになり、太古の辻からの下りは足下が岩が多く滑りやすいのでゆっくりと、おり、18時07分前鬼林道につきましたがショウタンはまだ到着していません。
18時40分やっと到着です。お互いご苦労様でした。和歌山へ着いたのが22時すぎでした。
朝5時過ぎからよく遊んだ一日でした。
本日のトータル上昇高度は600メートル、下降高度は1300メートルでした。

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