清水ヶ峰(清水峰)、1186.2m

奈良教育大演習林
奈良県五條市大字清水字赤谷199−2
2008年3月13日
ノブヤン、シマヤン、ショウタン
コースタイム
登山口08:05ー第一ベンチ500m高08:20ー十壺平08:40ー9号鉄塔10:00ーブナ林10:35ー清水ヶ峰10:50
登り2時間45分
清水ヶ峰11:05ー平田平11:15ー7号鉄塔12:00ーシャクヤク沢分岐A12:10〜13:15ートチの木13:15ー合流点13:35ー
ー14:10下山
下山時間3時間5分(休息昼食65分)
いつものように岩出市6時に集合168号線を大塔町に向かい大塔町辻堂から熊野川右岸に降り南に進むと赤谷オートキャンプ場に向かう
赤谷オートキャンプ場手前に奈良教育大学演習林の学舎がある。
この学舎裏手が清水ヶ峰(清水峰)だ。この演習林に入るには事前の許可がいる。
奈良教育大学経理係りに電話をすれば要領を教えてくれるだろうTEL0742279369

演習林学舎に登山届けのノートが置かれているこれに必要事項を書き込み、キャンバス裏手から登山に取り付く

 
植林杉の取り付きはいきなりの急登、つづら折れに登って行くが整備が行き届いている。
案内板や木にペンキで大きく印が打たれコース間違いはほとんど無い取ろう。
ほんの15分ばかしで初めての休息ポイント写真のベンチに着く、標高500m少し下の地点だ
休憩もなく登って行くとすぐに夫婦松と書かれた看板があり少し下に赤松二本が仲良く並んでいた

 
いぜん急登はつづら折れだ、木に塗られたペンキは必要以上に多いが、登山素人の学生が道迷いや、一般登山者がコースをはずれ
山を痛めない為の処置かと考えたりしながら一汗流す頃十壺平と名付けた休憩所に着く

 

五分ほど休憩した

十壺平から20分少しで写真の分岐に出る。
右が7号鉄塔経由シャクヤク谷やトチの木に向かう
私たちは直登コース左手の9号鉄塔に向かう
下山はここに出る(地図分岐)

依然つづら折れ、900m地点で雪が出だした。ショウタンは四本爪アイゼンは持ってきたがスパッツは省略した
少しすべるが上りは問題ない、尾根は広くダンダンと緩やかに成って行くからだ

 

9号鉄塔に出た。ここまでは傾斜が有るが鉄塔からは一度下りで緩やかに登って行く
ただ雪が思ったより残り、30cmを越える部分も有った。なるべく雪を避けながら登ったが


ブナ林手前付近ではけっこう雪が残っていた
ズボンの裾が濡れだした。靴はゴアとは言え古い靴を履いてきた
少し湿りを感じだしたがここでは問題はない
ブナ林から緩やかに登り切ると三角点のある山頂清水に出た。山名は清水ヶ峰(清水峰)だ
ここで私に三角点に興味を持たしてくださった上田倖弘先生のグループ点の集いの方の名盤と、私の所属する新宮山彦グループの
山名版がひときわ目立った。ここでいつもの三角点を探すが雪が50cmを越えていて探す事が出来なかった
点の集いの山名版を三角点の代りとしたい
10時50分着
 

三角点名 清水
等級 三等三角点
緯度 34°06′56.3303 
経度 135°43′24.8605
標高 1186.18 m
所在地 奈良県五條市大字清水字赤谷199−2 
埋標 明治36年7月30日
15分ほど山頂にいたが風が強い。グローブもささず雪を手で掘り返していると手が痛く成った
いい加減なショウタン、リュックのどこかにグローブは入れたのだがマッ、これも修行とガマンガマン

広尾根を西に下って行く、マークは完璧に打たれ間違いの心配はない
マークがなければ目標物が無く上り尾根までのルート取りは時間がかかるだろう
平田平までは10分もかからない。この付近は北西に位置して雪が溶けず多い所では50cmは有っただろう
スパッツのない状態では雪が靴に入る。マッたまには良いか。
この平田平は林業科の平田先生の名前を取ったとか

 

大きなマーク、コース取りには問題がないが平田平からのトラバース道は雪が多く、アイゼンを付けずに行くには少し緊張したが
案外雪が多くすべらない。すべっても怪我はないだろうが戻るには相当労力がいるだろう



慎重に下るシマヤン、ノブヤン

 

一つ沢を越え○危と言える部分をトラバースして7号鉄塔まで来ると後はルンルン
7号鉄塔から少し下った8号鉄塔分岐で休息、昼を取った。時間も十分あり風裏だ
曇ってはいたが暖かい。

この分岐から8号鉄塔経由で登りコースに出る事が出来る
地図A地点

 

1時間ばかし休息
シャクヤク沢を越えトチの木の上に出る。巨大なトチの木はルート下50m地点にあり行き過ごす可能性がある
奈良で一番大きいと聞く、幹廻り6.77m中は空洞でウロと成っている

シャクナゲ沢を渡り広くなった栃の木回廊を少し行くと道下にトチの木がある

 

トチの木とウロ

 

ウロの中大人5〜6人が入れそうだ
シマヤン写す


広くなった道を進んで行くと上りの7号、9号鉄塔分岐に出てつづら折れの道を登山口に下った
 

登山口駐車場
全行程、5時間50分と手頃な登山が楽しめた


又この演習林には貴重な植物が存在する。登山は心して登りたい
又雪が深いとは言え山はモウ完全に春、雪の溶けた登山道横には木の実が芽吹きだしていた

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