室生の里山5座周回

飯森塚山、三鈷ヶ岳、土山、高平山、大平山
2016/03/12
単独



コースタイム
P8:10-カトラ峠08:40-飯森塚山09:20-三鈷ヶ岳10:15-土山10:58
復路 土山11:00-車道12:10-カトラ峠13:25-高峰山13:50-大平山13:35-仏隆寺P15:45
総時間
7時間35分、距離14.7km
2015年12月16日に同じ仏隆字から高城山、三郎岳、平岩山、迷い峰、唐戸山と周回した
その先や仏隆寺上に大平山や高峰山がある事を知り、又迷い峰から尾根を伝えば飯盛塚山、三鈷ヶ岳、土山と集回できる事を地図から読み取れていた。
笹が多い室生の山々、早く行こうと少し焦っていた。
寒さが戻った今日が最後と、単独で目標尾根に向かった
仏隆寺駐車場に車を止めて唐戸峠に向かった
  
仏隆寺の桜はマダマダ芽吹きそうにない。
駐車場上から道標に従って室生寺に向かう。旧道がハイキング道となっている
谷川に沿って登ってゆくと左手に光明岳に登るルートらしいものが見えるが、今日はこれを無視して唐戸峠から唐戸池に急ぐ
  
唐戸峠には休憩所の東屋や役の行者の祠などが有り、車道に出会う
車道を下れば唐戸池は近い。ハイキング道の車道で、室生寺に向かう方や榛原荷坂に下るハイカーなど賑やかだが、
挨拶で飯森塚山、三鈷ヶ岳、土山から室生に下る話をするが皆さんその山は知らないとおっしゃった
マイナーな山だろうが、宝来の鈴さんから頂いた室生のエアリアマップにはその名が乗っている

唐戸池上の林道を入り、ここぞと思うところから飯森塚山に取り付こうとするが、コノ付近の山々は笹が密集して、思うに登れない
林道が大きくUの字に曲がるところから、谷に入れば笹は短くテープも巻かれていた。
実は、地形図を車に忘れ、地形図の記憶とどうせあるだろう目印が、なんて登山の基本を無視した。
オッ、やはりテープが巻かれ、これを頼ろうと楽観的なショウタンだが、これは無謀だ。
  
尾根に出ればテープが巻かれ踏み跡も濃くこれなら行けると確信した。
記憶をたどりモウ直ぐ飯盛塚山だ。と小さなピークに登ったが此処ではなく、モウ一つ向こうだ。
這い登るような小ピークの上に有った。鈴さんマーク。
  
ピークを越え下りも慎重に下るほどの急傾斜で、テープは尾根中央を外れていて、トラバース気味に踏み跡が有ったが、小枝が少し邪魔をするが、尾根中央が安全に下れると判断して下った
下りきればモウルンルンだが、小さなピークもピーク越えは一汗流す傾斜だった
  
途中から右手西側は50m程度の垂直の崖で、地図からその地形は読み取れていなかったショウタンは、これは注意が要ると無謀を悔やんだ
途中で林道が並行する。コノ地点をランドマークに頭に叩き込んだ。
右手の景色は、室生田口の向こうに、住塚山、国見山や曽爾村の山々だろうか少し白く山頂を見せた。
そろそろ三鈷ヶ岳だろうと、本当に這い登る急斜面を30m程度登ると山名版が賑やかだ
三角点は少し上かと思って上を見ながら歩くと、アララ、三角点は足下に有った
  
点の記は蓬莱の鈴さんがあげていた。点名は高峰で、737.56と有るが、現在測量は737.3と少し低くなっている
埋標は明治22年5月23日の三等三角点だ。所在地は奈良県宇陀郡室生村大字室生字カトラ
計画では高峰から尾根を下るだったが、あまりにも簡単に着いてしまったので土山(どう山)を目指すことにした
テープはキット土山に向かうはずと信じた
三鈷ヶ岳(ミコヶダケ)先で倒木が尾根を塞いでいるから、大きく下を巻いた
その先のアセビのピークで??と感じたがやはりテープが有って、急下り、慎重に下って、又上り返すが、これまた急傾斜、立って歩けないほどの傾斜に参ったね
 
                              
土山からの復路で地図が無いとやはり尾根を間違えてオヨヨの崖が出て、トラバースで尾根を修正した。
基本は守ろう。大汗
復路は三鈷ヶ岳尾根をハイキング道に下る予定だったが、上り返しの這い登りを思うと、コノ谷はと少し手前の谷を下った
見た目はOKの植林、キットソマ道が有る。と思ったがソマ道は無いが下るに問題はなかった
ただ、ゴロ石が多く足下注意の所もあった
  
直ぐにと言う感じで室生の集落が見えた。
フェンスがあったが出入り口がありヤレヤレ、
  
ハイカーも多いはず。コノ車道は美しく。溝は水が豊富に流れ、途中にある西光寺のしだれ桜は絵になる綺麗さだ
  
                              
山ノ神の石柱や腰折れ地蔵、牛頭大?と見所が多い
車道横でオムスビをほうばって休憩するが、今日は休憩時間は短い。
唐戸峠に引き返し、役の行者堂横から大平山を目指す
記憶では単純周回だ。此処もテープが打たれこれを信じた
  
姫笹の踏み跡を登れば朽ちたゲートが出てその先で尾根に乗る
後は単純だ。四等三角点が尾根横にあり、踏み跡の尾根を伝えば高峰山の山名板が出る
 
                              
歩きよい尾根だが、此処も各ピークは急傾斜だ
ルンルンと歩いているとマークが消え、踏み跡が消えた
どこかでと間違ったのだろうと引き返すと、多くのテープが打たれ、そこから急激に下る
下りは倒木で下りにくく、小さな岩が出るが問題は無い
  
その先から尾根に倒木が増えだした
又急傾斜を登ると、ピークに三角点が出た。
大平山だ。
樹間からの赤埴の村は美しい
 
 
標高711.20m
北緯34°31′17″.1103 東経136°00′11″.7397 点名はたいへいざんと読む(大平山)
大平山からの下りも急傾斜で小岩が凸凹、コルに下れば植林内に踏み跡が出てルンルンと下れる
  
林道風に成って車道に飛び出すと、赤埴の貯水池横に出た。
電柱番号赤埴23だ。
その下で水道蛇口があったので水を頂き飲んだが、目茶美味しい水だった
  
下るとかやぶきの家が出る
  
築150年、萱は正面だけで二抱えの束350束、曽爾高原の物だと言う。葺き替えはNHKで放映されたとか
奥様が家内を見せて下さった。維持管理がすごくお金がかかるが、住み心地は最高でクーラーはいらないと言う
ケヤキの柱一本で我が家が立ちそうだ
奥様が近道を教えて下さった
何処も動物被害が多く、農道も電気柵や柵が施され通りにくいが、上手くコースが取れた
 光明岳が美しい

下の村で男性と話しこみ付近の知識を得た
アレが7月に雨の神様の祭りを行う山だと言う
見れば高城山だ。なるほどあそこには東屋と祠が有った
高城山
コノ付近が見え出した
農道を教えていただき、仏隆寺に向かった。
車のトランクを開けると、やっぱり地形図は忘れていた。
反省
 

後日光明岳に登りました。赤破線道は一般的では無いコースでした
黒破線ピストンをお勧めいたします
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