紀の川市の山
百合山(最初ヶ峰)から竜門山
2015/07/19
二人

カシミール1/50000の地図
コースタイム
登り竜門山まで3時間40分
下山
2時間
天気予報に振り回され、予定が大きく狂った山行だ
天気予報は雨が降り、雷が怖い予報だったが、どうもその様子は無い、太陽が顔を出す和歌山市、
S子ちゃんに電話すると速OK 、昼から夕飯時まで帰れるルートで、紀の川市の百合山(最初ヶ峰)から竜門山をピストンした

百合山とは桃で有名な紀の川市荒川の百合地区に有る里山で、安政4年1857年に新四国88ヶ所を創建された。
写真を読んでください

三度、昭和に成って整備されハイキング道として管理されているようだが、いまひとつ管理が悪そうだ
S子ちゃんの記憶とショウタンの記憶で最短コースで、最初ヶ峰の三等三角点竹房のピークを目指す
所が、地形図からコースが読みづらく少々遠回りで三角点の乗るピークに向かった
四国88ヶ所の寺を模した祠が有り、弘法大使像の有るところから取り付いた
駐車スペースが十分に有る

車道を登り、最初の階段から登ってみるが、寺跡らしい
  
直ぐに車道にくだり、陸橋を渡り登ると四国88ヶ所一番の寺と、百合山の起こりが書かれている。
目的は登山ですから四国霊場は無視して、百合山展望台を目指すが、ルート読みが出来ず、マッ、霊場道を登れば上に行けると信仰心の無いショウタンだ。
  
一番を無視して車道を歩き真ん中の写真から取り付いた。↑
とにかくワイワイと歩くが、地図通りに道は無い。ここはブッシュマンでも嫌がるようなブッシュ尾根、道を探る
一番濃い踏み跡どおり歩くと少し下った谷に不動滝に出るが、滝は何処やら道は何処やら?? マタマタ巡礼道を歩くと、案内が出て、長いーー階段を登った
  不動滝の広場

  ふうふうと階段を登って東屋の有る展望台に出た。
35度の猛暑、暑さをものともしないS子ちゃん、少し汗が出ているようだが、ショウタンは大汗でふー
上に三角点が有る最初ヶ峰ピークが見える。一休みだ

その先でさらに階段を登る。これがふー。汗がポトポト
                     
展望台で半そでTシャツに着替えるが、ふー汗が止まらない
後一登りで最初ヶ峰三角点の有る展望台だ。ここは管理が良く、見晴らしも良い。
所が地獄の針山の方が優しいと思うほどの階段登りが待っていた
  
とにかく登りきった。双眼鏡が設置されている。前に案内があるが、位置がずれ隣町の岩出市の名所が地図に無いせこい案内だ
丸いピークの中央に三角点が鎮座する
三角点は保護され綺麗だ
少し点の記を書いてみよう
三等三角点、点名 竹房、標高 284.91 北緯34°14′21″.9140東経 135°22′14″.5627
所在地、和歌山県那賀郡打田町大字竹房字最初774番地
選点、明治36年6月5日 埋標 平成3年10月5日 観測 昭和26年2月16日
小字から最初ヶ峰の名が出来たようだが、ここは城跡で鉢巻山の名も有るようだ
最初ヶ峰、百合山、鉢巻山と三つの名が有るピークだ。
 
苦労して歩かなくてもここまで車で来れるのだが、見晴らしは最高だ
百合山の案内地図と私の軌跡を載せておきます。


最初ヶ峰から車道歩きだ。平たん路がないこの付近、車道ですら傾斜がある
地図を見ながら庄前峠、寺山下を通り、閉鎖されたゴルフ場管理道に入り、下れば、勝神峠だ
  
寺山を見る                       勝神峠                           竜門山登山口
登山口からゲートを越える、道はコンクリ舗装路だ
ハングライダーやパラグライダーの飛び立ち広場に登る道だが、これは目茶急坂で2駆車では絶対無理な傾斜だ
モー死にそうなくらい暑く一歩一歩、上手く水分を補給した
  
飛び立ちの広場は見晴らしが最高だ
  
その先から、元来の登山道に入る ギボウシが入り口に咲き綺麗だ。↑
やや荒れた登山道を登る
自然林は綺麗だが、ショウタンは余裕が無い
  
山頂広場もギボウシが迎えてくれた。
ここの三角点は三等三角点 点名は山名と同じく竜門山、標高は756.27で所在地は、紀の川市黒土字竜門340番地
選点は明治36年5月26日だ 観測は平成27年1月16日、今年に観測されている
少し休憩して下山だ
  
往路を引き返す。
足元注意の荒れた所もあるがブッシュではない
百合が心を和ましてくれる

パラグライダーやハングライダーの飛び立ち点は綺麗だ。家族連れで整備されていた
 
景色を楽しみながら庄前峠から車道で下った。

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