大塔山1121.8m

和歌山県田辺市、(元大塔村)
2007/03/17
ショウタン、シマヤン、ノブヤン

コースタイム
登り
登山口 09:00ーP841m 10:20ーP1058m、一の森12:10ー大塔山1121.8m 12:45
下山
大塔山12:45ー登山口16:50

2007年3月17日、大山登山を予定していたが大山は天気が良くないと言う情報により急きょ和歌山県の山大塔山に予定を変更、
一泊二日で大塔山1121.8mと黒岳649.6mを行く事になった。
阪和高速を田辺市に向かい国道311号富田川沿いを走り下附から長田、水呑隧道を抜け宮の平、苔口と入り、安川沿いに安川渓谷を進み、途中の三叉路手前にある宗小屋橋を渡りすぐに林道安川線にはいる。安川線は未舗装路です。ドンドンと進み道が登りきり下り初めて200mほど先の左手にテープが巻かれた登山口がある この付近は嶽山、法師山、三森山等々紀伊半島南部の名山の登山口が多い。初めてだと道が分りにくい ちず丸の力を借りたい

ちず丸にリンク

先ず、大塔山は初めての山です。
地図でルートなどを調べインターネットでだいたいの事は調べたがそう難しくないと見て安易に考えて取付いた。



登山口は林道安川線に入りドンドン進み道が下り始めた200mほど先の左手にあります

登山口
9時00分


準備をして取り付く、最初は植林の中を緩やかに登って行くが、少しずつ急斜面になり低木の中の踏み後をたどる。
少し登ると先日来の雪が少し見えだした。今年は暖冬なのにまさか、寒の戻りが厳しかったようだ

 

P841mまでは少し低木が邪魔をする程度、低山独特のコースです。P841mは野竹法師970.9mに行くのであろう縦走路に

テープが打打たれていた
P841mは広尾根状のコブです。雪が少し目立ちオマケに雪が溶け出し足下が滑り出した。とにかく良く滑る。
10時20分


P841mからは尾根が細くなり各コブに登るには相当傾斜が有る。
一汗流し足下に注意しながらユックリと登った。とにかく尾根は痩せ出した。



途中に野竹法師やゴンニャク、三森山と見晴らしの良いコブで一休み。この付近に来ると尾根は本当のヤセ尾根となる



ますます尾根が痩せ、尾根上のコブは巻く事が出来ない。
進んで行くと15m程度の崖状の下りにでたが岩はしっかりしている、
シマヤンが下り状態を確認、岩はしっかりしている。
下って見ると昔の梯子が北東側にかけられていたが朽ちかけていた。
シマヤンが一様状態を確認した。マダ使えそうだが岩もそんなに難しくない。

10時50分
 

ヤセ尾根を進んで行くと15m程度の梯子が朽ちた所にでた。上は虎ロープが張られている。転落防止のつもりだろう

梯子は上二段を残し完全に朽ちていた。まず身軽のシマヤンが降りる、上手く梯子の残り木を伝って降りた。
続いてショウタンが降りようと残った一段目に体重をかけるとポキッと音がした。体重のあるショウタンは無理と判断、ロープを使った。
もっと簡単なコースと思って取付いた大塔山、ナカナカの難コースだ。続いてノブヤンが下る。
11時20分


一休みして、ポイント1058m一の森に取付く、ここは尾根はそんなに狭くないが急登、岩や木を持ちながら登るが、
ショウタンこんなコースとは思わずビブラムソールだが裏のすり減った靴を履いている。
溶けかけた雪が足を滑らし苦労した。登りきるとP1058m一の森でここから法師山に縦走出来る

 

P1058一の森
12時5分


ポイント1058m一の森から100mばかし下り大塔山に登り返す。
雪は10cm程度だが柔らかく溶け出し滑る滑る。アイゼンなどまさかで持っていない、木の持てる所を選びながら登った。



大塔山は広く木が切り払われ見晴らしは最高。
行仙岳、笠捨山、串本の海、野竹法師、ゴンニャク山、法師山等々見晴らしは最高です

 

12時45分



1時間ばかし休憩して慎重に下山したが、最初の下りで尻餅を二回もついてしまった。それほどの滑りでした。
後は来たときの崖や尾根を慎重に下った。下りも2時間50分とユックリ下った。

 



安川渓谷のキャンプ可の地点でキャンプ泊、明日は黒岳649.6mに登る。キャンプは七輪バーベキュー気温はドンドン下がるが宴会テントの中は楽しい

 

黒岳に続く

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