奥佐田山 847.5m

シマヤン、ショウタン+新宮山彦ぐるーぷ
2008/07/02
奈良県下北山村
山行のお誘いとは重なる物だ、昨日は弥山川ルート、今日は下北山村にある超マイナーな山、三等三角点のある奥佐田山だ
コースは沢山あるが、今回は最長コース音枝峠から取り付いた。特筆すべきは新宮山彦ぐるーぷのリーダーの玉岡氏や山上氏
又地元営林署勤務50年のW氏、等は83〜72才と言う高齢であると言う事だ
紅一点のT女はほぼ私と同じ年齢、これがみな強い、特にW氏は流石山師、山のプロ、山猿が山を駆け上がり駈け下るが如くだ
T女にしても私など足下にも及ばない、紀伊半島南部の山は知り尽くしている
私と和田氏は、音枝峠からピストン、玉岡氏と他4名は下山口Aに下山した
コースタイムは私の時間です
往路=3時間
復路=2時間20分
きなりの湯のスポーツ公園入り口に朝8時半に集合、音枝峠に向かう。5分も走れば音枝峠地図の位置だ
8時45分登山開始、取り付きはいきなりの急登、このコースは境界杭があり分かりよい
急登を登りきると見晴らしはいい、池原ダムは真下に広がる

 

 
景色を楽しみながら細い尾根を登ってゆく、今日の記録係りはT女、記録は細かい
454mトリワ橋登山口からの出会いの景色はすばらしかった

各ピークににはアップダウンを繰り返しながら登ってゆく
P599mからはコースに立ち木が立ちふさがる
この北側の植林はW氏が植えたものらしい
先頭に立ち立ち木を払い太い木は切り道を整備しながら進む
私は鎌で続いて小枝を払う

 
正面右手に奥佐田山が見え出した
最後の急登が容易に想像がつく
山上氏は奥佐田山に一度登っている
この山でのコース間違いや落石による事故などについてはW氏は地元だ詳しい
すき物はいるものだコースにはテープが打たれていた
 
尾根に沿って登れば間違いがないだろうが、途中で古い金網が出る
金網の外を進む、W氏曰くに金網など鹿害の何の役にもたたないとか

標高、後200m付近から立って歩けない急登だ、そこを70歳を超えたW氏がルートを切り開きながら登る
とてもまねが出来ない。最高齢の玉岡氏は83歳、強い、背中のサブザックは優に15kgは超えていた
リーダーは最大の準備をするのだとか、ロープ20mと25m二本、往年のサブザックは年を感じた

 

大汗をかきながら登るが傾斜がますます出る。ショウタンは滑りをこらえるのがやっとだ
又、全部の石が浮石で落石には最大の注意がいる。とにかく石に足をかけるとすべて落石になった
山頂に着いた。大汗が吹き出る



三角点の記

点名 上池原 
等級 三等三角点
緯度 34°03′26.8852
軽度 135°57′20.9082
標高 847.50 m
選点 明治36年6月25日
埋標 明治36年7月16日
観測 明治36年10月4日
所有者 民有地
所在地 奈良県吉野郡下北山村大字上池原字奥佐田山752−2
山頂ではいつもの今西先生流万歳、奥佐田山の山頂にかけるバンザイーを三唱する


ユックリと山頂を楽しむ
下山は注意が要る。高齢な人には下りは危険だ
ロープ二本を交互に使いながら補助ロープとして下山した
 
途中で二手に分かれ下山する。どんなベテランでも83歳79歳は高齢だ。
玉岡、山上氏は最短ルートで下山。シマヤン、T女が同行する
私とW氏は音枝峠に降り四人を林道にむかえに行った

 

林道上で蛭がついたとニコニコ笑いながら蛭退治をしていた四人
ショウタンも大慌てで蛭を点検するが無事だった
ただダニにやられ体は赤点だらけになってしまった
夏山低山恐るべし 笑い
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