四つの三角点
入道山から法師山、高畑山、百間山縦走
Aチーム登山隊にて

   この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)
コースタイム
ドコモ塔 07:38-登山口07:48-入道山09:05〜09:15-法師山10:32〜11:10-高畑山12:15〜12:25-百間山13:40〜13:57-百間山渓谷口16:03
岩沢の得意なDanchoさんが新しい会を発足させた。何でも参加のショウタンはこの会を見逃す訳には行かない
早速入道山から百間山まで四ッの三角点を縦走する山行に参加した。高畑山は三角点の記から通称名と有る
コースは上木守のNTT電波塔から新宮山彦登山口を登り入道山、法師山、高畑山、百間山、と廻り百間山渓谷を下山して杣谷の百間山渓谷入り口に下山した。行程時間は8時間25分だった
コースはいたって簡単だが距離は長い、今回も二台の車を使って周回コースを廻った
登山口は上小守のNTTドコモアンテナから取付く、アンテナから北に林道を入り直ぐに植林道となり、その先に堰堤があり、河原に降りて直ぐに右手に新宮山彦ぐるーぷが登山口道標が設置してある。ここから植林内を登る
        

                        
登山口で第一歩を間違わない限り踏み後とテープがバッチリ打たれている。急登な登りだがコースは簡単だ
 
入道山三角点まで1時間30分だった

三角点入道の森の記
点名 入道ノ森 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°42′26.7067                       
経度 135°39′28.6617                      
標高 1009.76 m                            
基準点現況
現況状態 報告なし 状態良し 保護石無し
所在地 和歌山県田辺市大字木守字タケニ谷1047番地 
入道山で一休み、山頂はタムシバだろうか綺麗な白い花が咲いていた。今回歩いたコースにはこの花が沢山咲いていた
入道山から百間山は一本尾根でホボ北向きに走る。途中にある大きな水たまりは綺麗だった

入道法、師山間は比較的歩きよい尾根で最後の法師山への登りが急登だがあっという間に登ってしまう
法師山は一等三角点法師ノ森があり人気の高い山だが反射板が山の様子をけがしている。
山頂で少し早い35分間の昼食タイム、この山から見る山々は登りたい度が高くなる尾根や山が多い
                
ここでいつもジャマだと思う反射板はJRの物だマダ使っているとは思えないがサテ
一等三角点入道の森の記
点名 法師ノ森 
種別等級 一等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°43′33.3906                   
経度 135°39′55.2337                   
標高 1120.59 m                        
基準点現況
現況状態 正常
選点 明治18年11月
設置 昭和60年5月3日(修復設置)
 旧設置明治28年8月25日
観測 平成17年10月18日 GPS
所在地 田辺市小守字前の川 (1003林班 小班)
250mばかし北に安川登山道を下り、西に延びる尾根に入って行く。踏み後はバッチリ綺麗な物だ
                
途中に小さな巖稜があるが問題はない、登れないと判断すればズート下を巻けばいい

    

山名は知らなかったが途中に四等三角点があり点名は高畑山となっている。ここまでは比較的ブッシュもなく時々顔を見せる嶽山や野竹法師やゴンニャク山は美しい、途中にタムシバだろうか白い花が沢山咲いている。高畑山は捲き道があるが縦走は捲き道を通るとコース間違いの原因になるだろう。板立峠に下りルートがあり道標もややこしい。ショウタンは捲き道を通って再度山頂に引き返した

       

点名 大畑山
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°43′42.5028          
経度 135°38′54.8856          
標高 1005.78 m               
基準点現況
現況状態 正常 20051110 
選点 17年10月13日
設置 17年11月10日
観測 17年11月20日
所有者 冷水産業株式会社
所在地 田辺市大守字高畑1037番-1
通称高畑山と有る
高畑山から板立峠分岐と進むがこの付近からブッシュがひどくなる。テープや踏み後がハッキリと有る
                
三等三角点百間山の記
基準点コード TR35035456001  選点 明治36年5月25日
点名 百間山 (ひゃっけんざん) 平成11年8月7日
種別等級 三等三角点  平成16年10月26日
基準点成果 旧観測日 明治27年8月8日
成果状態 正常  旧設置日 明治36年10月3日
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°43′40.9684                  
経度 135°37′52.723                  
標高 999.39 m                        
所在地 和歌山県西牟婁郡大塔村大字熊野字神平垣内1286番地(現田辺市) 所有者 株式会社 トーメン
最後の急登を登りきると百間山に飛び出す。百間山から来たルートが一目で分る。よー良く来たなと言う感じだった。下山途中の大岩は見晴しがいい、ここから南に降り沢に出会うと右手百間山渓谷に下った。
 

途中で道が崩壊ルートが分らずウロウロとするが落ちた石の向こうにルートがあった。10分はかかっただろうか
                                百間山渓谷の滝
    
標識通り下って行く、カモシカ牧場が出れば出口は近い
                
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