南アルプス
北沢峠から駒ヶ岳、鋸岳縦走
2010/09/13〜14
シマヤンと
駒ヶ岳まで
南アルプスの北端に鋸の歯の様な山容の山がそびえる。鋸岳だ、一度は登ってみたいと思う山容だ
一度計画したが所用が重なり残念、今回ヤット2人の時間が合い少し天気が悪そうだが行動に移した
甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳の登山口として有名な戸台大橋のテン場に前泊してバスで北沢峠に登り仙水峠経由で駒ヶ岳に登り六合目小屋の岩室に一泊して縦走した
第二高点から鹿の窓間でルートが分りづらく時間が係ったがこの間がこのルートの最難所だった
全体的にはルートは分りよい方だが少しの岩経験が無ければ行くべきではないコースと感じた
鋸岳山頂だけを踏むなら戸台川から角兵衛沢に取り付きピストンが良いだろう、このコースなら体力勝負のコースだ
私が参考にしたホームページを紹介して私なりに鋸岳を書いてみたい

                            戸台から見た鋸岳山容 12日に道から写す
                 
シマヤンと行くといつものように前泊はアルコールが進む、少々頂きすぎたようだがこれが楽しみの一つだ

戸台大橋のバス停ゲート           地場産なら最高だが              牛しゃぶは最高だ
  
お互いいそがしく下調べは少ない、上記のページを参考にコースを読んでみた
甲斐駒ヶ岳には20年ほど前に登ったが記憶は曖昧だ、駒ヶ岳から石室小屋まではそう問題はないコースと読んでいた
一応は岩装備を持ちロープは8o20mを持った。岩場縦走には少々不向きと思われる17kgの装備と成った
8時15分?戸台大橋からバスで北沢峠に向かう。団体バスが3台先発して行く、私達の定期バスは5人、仙丈ヶ岳一人、駒ヶ岳2人、と私達、運転手さんは各自のコースを聞いてくださり途中のバス道林道から鋸岳が見える所で停車して鹿の窓がここから見えますが今日は天気が悪いからねー、山頂の雲を残念そうに見つめていた
予報は午後から晴だがガスと時々小雨が降る状態だ、バス酔いをする私はドウモ調子が出なく胸が悪い
 
バス駐車場まで乗せて頂き下車地点横から仙水峠に向かうが、カッパを着なくては少し雨が強く寒いだろうと久々にカッパを着用した。北沢長衛小屋前のテンバには10張りほどが、人はまばらで少ない、
仙水小屋に向かって沢沿いを歩く、このコースを選んだのは仙水小屋の水を頂くのが目的です
仙水小屋の水は本当に美味しい、小屋主さんに一声掛けて水を頂いた
                             長衛小屋                  仙水小屋の水力発電装置
  
仙水小屋
ドウモ調子が出ない、足が重たく吐き気が出る。???? 飲み過ぎたかな
仙水峠まで大汗が出ていつもより呼吸がはげしい???
途中のガレ場で雨が止み服装を整えるが風があると寒い、上だけはカッパを着た
一つ目のピーク 駒津峰分岐を目指すが、シマヤンが気が付くほど調子が出ない マサカシャリ切れでは、早い目の昼食を見晴らしの良い地点で取った。
                            仙水峠                      駒津峰への尾根
  

食事地点から見た魔利支天
17kgのリュックとしてはほぼコースタイムだが少しずつ遅れだした
気温はヤヤ低めだが汗はいつものように多い、調子が出ない、
駒津峰で少し休憩をして景色を楽しむ

駒津峰↓                                         駒ヶ岳
 

ここから六万石まで下り込むが、下山の足に力が入らない こんな時の阿吽の呼吸はシマヤンとは合う
どうしたとからかわれながら下りこみ登り返すがどうもオカシイ
途中で直登ルートと巻き道に分かれるが、直登コースに取ったが10m程のぼって今日のショウタンはこれは無理と巻き道に変えた
シマヤンはそのまま直登した

直登ルート                            直登するシマヤン                 巻き道  
  
いつもなら魔利支天をピストンするだろうがもう登るのが必死だ
上でシマヤンの呼びかける声がした。
大汗で山頂に着くがシマヤンから15分遅れていた
  

山頂の一等点の選点は明治15年6月23日、埋標は明治24年7月4日、と有り選点者は三原晶氏、埋標者は高井鷹三氏とある
映画点の記同様苦労した三角点の一つだろう
サムネイル

山頂からは鋸岳が細い尾根の真ん中にピョンと飛びだしている
とにかく岩室の小屋まで行かなければ、シマヤンは荷物を取ろうと言ってくれるが、ここで心が緩めばダメだとニコッと笑ってごまかした

鋸岳を見る↓
駒ヶ岳までのコースタイムと地図にリンク
駒ヶ岳から鋸岳にリンク
戻る