吉野熊野国立公園大台ヶ原
西大台利用調整地区
2012/10/14
炉端の会にて

周回時間、休息含む6時間15分
炉端の会のオフ会に参加して、吉野熊野国立公園、大台ヶ原西大台利用調整地区に行ってきました
西大台には、勝手にはいる事は許されません、手続きとレクチャーが必要です。
入山手続きは、上北山村商工会で行っています
手続きに従って、当日一番のレクチャーを受けました。レクチャーは、大台ヶ原ビジターセンターで行います
レクチャーを受け一番で西大台に入ります。
駐車場入り口の、大台教会看板から入山しますが、山に登るのではなくいきなり下ります
直ぐに大台教会が有り、先ず参拝して入山です。
横のたたら亭は日曜だと言うのにお休み看板が出ていました
  
少し下るとゲートがあり監視員のチェックがあります。
この下で、右回りと左回りの分岐があり、私達は右回りです
 
少し急な傾斜を下って行くと木橋があり、その手前40m右に人面石?が有り面白い写真が撮れます
  
木橋が二ヶ所有ります
左右の森は綺麗でしたが、少し紅葉が遅れているようでした
左手下の沢は、西に水が流れています。中の滝に流れ落ちる川です
少し急なガレた道に出合い下ります>足下注意のガレ道ですが、道内を通ろう。道を外れる事は許されません
この付近から、大台ヶ原開発時代の名残が見えてきます。電線の碍子や釘跡です

 
ガレ道先で川の流れが、東から西に変わります??の感じです

下りきると逆川に架かる吊り橋が出ます。
この逆川は東に流れ、西の滝に落ち込んでします。
流れを反対に感じますが、地図を見ればその理由が一目瞭然です

吊り橋T                               吊り橋U
 
二つ目の吊り橋少し先が開拓分岐です。


逆川を渡渉して小さく丘に登り、ロープに沿って登ると、右手にミズナラの巨木が出ます。
幹回りは大人五人でした
 
さらに登ると、展望台がでますが、展望台と言っても、広場から、中の滝や大蛇グラ、蒸籠グラや千石グラが見晴らせます
この日は今ひとつの展望でした
 
 
展望台で昼食です。何人かの方が展望台にやってきました
昼食後、逆峠に行く事になりました。道標の小処温泉に向かって行きます
最初の一歩の踏み跡は薄いですが、ロープに沿って行くと朽ちた階段跡が出ます。

 
ロープの張られたゲートが出ます。此処が調整区域の境界です
此処に天理大学ワンゲルの逆峠の道標が有りました。読みは(さかさまとうげ)の振り仮名があります
 
私はさかさ峠と思っていました

逆川もサカサマカワと読むそうです。炉端の仲間が、2004年発行のヤマケイ大峰山脈 大台ガ原に出てくるとメールがあった
ところが、国土地理院の逆峠位置と、天理大学WVの看板位置が違います
一旦調整区域外に出て、右手上の国土地理院表記の位置に登ります
以前ここに来た時に気がつきませんでしたが、何と峠位置に石柱があり、そこには逆川峠と有りました
よく有る地図の表記間違いが、通称サカサマ峠に成ったのだろうか。詳しくは分からない
 

上写真の位置にある↑

国土地理院の石柱の位置と少しずれた所に表記がありますが私の読図違いかも
国土地理院表記場所の、小さな岩があるピークに行くと、そこは見晴しが最高でした
 
少しだけ近道でゲートに戻ります
 
本来た道を引き返し再度調整区域に入り、開拓分岐から開拓分岐跡から七ッ池と上道を引き返します
開拓跡には簡易トイレが設置され、汚物まで自分で持ち帰る設備があります。使用料800円です
 
ここからの登り返しは、睡眠不足と激務が続く体にはシンドイ傾斜で、健脚の皆様に置いて行かれそうです
  
コースは分かりよいですが、道の整備は一切無く自然道ですが、道幅が広がらないように注意が要る
それにしても足が重く、マダかマダかでもうヘロヘロ
ゲートを出て、再度大台教会から駐車場に上がった
  
8時15分から2時30分と思ったより時間が係った
サカサマ峠かサカサマ川峠なのか、詳しい事を知るかたが有ればお教え願いたい
帰路のスカイラインから見えた大峰の山々の山襞はいつ見ても素晴らしい

 JJさん合成