長峰峠から鏡石山、鯛の峰、飯盛山 下山は白髪峠から
2011/10/31
単独

コースタイム
取り付き〜鏡石山 2時間40分
鏡石山〜飯盛山 50分
飯盛山〜白鬚峠 1時間20分
白鬚峠〜取り付き 50分
長峰山脈は和歌山北部の山脈で、紀伊水道から高野山に続き1000m以下の山々が重なる
そんな山脈をボチボチと繋いでいる。
タダ、1000m以下の山脈は、開発が容易で、ゴルフ場や別荘地、等に開発された所も多い
今回は、海南高原ゴルフ場を含む、尾根を長峰峠から、鏡石山に縦走したが、少しバリエーションを加えた
素直に古道のみを歩くコースを取れば、初心者のコースに面白いだろう



取り付きはR424から海老谷に入るが、その地点を又マピオンにリンクしておきます


取り付き地点下に、電話塔があり解りよい
コミュニティバスの赤沼バス停側の三体地蔵尊から取付いた
  
登って行くと石積みの家の下に古道があり、入って行くと又林道風の小道が出る
その小道を、単純に上に登れば長峰峠に出る
全部コンクリ舗装されているが、そんなに嫌気がさす道ではなかった

  
途中に小池があり、小池には鴨が20羽ほど泳いでいたが、人を見ても飛び立たなかった
途中に古道の証、石の道標が出るが、字は読みとれなかった
  
長峰峠は平らな所で、昔、茶店が有ったことが伺える
古道の取り付きを探すと、尾根中央より少し北に道らしい物が、踏み込むとハッキリと古道跡が残っていた
  
道成りに進と↑の写真のように珍しい地形が出て、急に開けるとそこにミツバチの巣箱が置かれていた
どこからか、車が入るのだろう
その片隅に、古い道標が建ち、先日登った西ヶ峰への道を案内していた
古い古道なのだろう
少し踏み跡を探す
 
古道跡は残り、古道に沿って西に向かうと、急に開けた所に温室と畑が出た
その横から、四等三角点、井手奥を探索した。
貯水タンクの横に四等点としては立派な点石があった
北緯34°06′53″.8097 東経135°15′59″.6365 標高488.72
所在地和歌山県有田郡金屋町大字上六川字井出奥353-10
面白いことに、こんな所にゴルフボールが二個落ちていた
タブン、狸が玩具代わりに、ゴルフ場から持ってきたのだろう
この先、本当に多くのボールが転がっていた
 
道成りに歩くと、又道標がでる
 右にしみね、左ろうやみち(海老谷)、往来が多い道だったのだろう
さらに進と倒れた道標が、これは字が読みとれなかった
 
この地点から下り、少しブッシュを池の堰堤に出て、海南高原ゴルフクラブのカート道に出た
 ここのカモは飛び立った

  

このコースは長峰コースと言い、私のアスリート時代の同僚が持つ、最高スコアーが未だ破られていないとか
彼はモウいないが、


ゴルフ場が出来なかった頃は、山頂は巽山と呼ばれていたのだろう
クラブハウスの前の、盛り土庭に、二等三角点、巽山が埋め込まれたチップと共に存在する
 

二等三角点、巽山 北緯34°07′17″.4571 東経135°15′09″.4793 標高509.28 
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字上六川字井手奥352番
駐車場から車道を有田川町との境界峠に向かう
道横に、鏡石山に登る、鏡石山自然歩道が有り、それに取付く
道成りに登ればいいが、臍曲がりは尾根を登った
ブッシュは無いが、自然の尾根は楽しい、
  
鏡石山で遅い昼食だが、デザートにアケビが、よく熟れて美味しい
正面の山栗は、たわわに実り、猪より先に、ポケットにしまい込んだ
  

四等三角点、鏡石山
北緯34°07′19″.3132 東経135°14′20″.0475 標高554.98
所在地 和歌山県海南市大字扱沢215番地

自然歩道を雨の森に向かい歩く
次は、飯盛山に向かうが、西光寺越道から行けばいい物を、鯛の峰から古道にはいるが、ソノ跡は薄い
ここだろうと下って林道を目指すが、最後はブッシュ、マイッタネ 
  
鯛の峰↑                       林道↑                    飯盛山取り付き↑

とにかく林道に出て、飯盛山に向かうが、アララ、左右を間違い、時間ロス
キュウイ畑の上に、飯盛山ピークがあるが、好き者はいた
林道に戻り、西光寺越道から下山しようと、鯛の峰コースに戻り、鉄塔道から、車道に出るのが早いと、バリエーションで下ったが
これが間違いで、時間ロス、往路を帰るのが早いだろう
地図から私のコースを推測してください
車道を素直にゴルフ場に向かえばいいが、これ又農道から直登でゴルフ場に向かった
これも失敗で、ゴメンなさいとコースを横切る羽目になった
  

  

往時にここだろうと白髪峠入り口を見ておいたが、少し東側だった
地形から判断して、植林内を古道に向かうと、広い古道が出た
  
白髪峠と思ったが違った ↑          白髪道                       終点付近に猪囲いゲートが

古道をクネクネと下り、車道に出て、登山口まで歩いた
復路は、白髪峠まで往路を確実の戻るのがベターだろう
バリエーションコースで、尻餅を何度もついてしまった
よく滑る尾根だった
 

今日もマタマタ、バリエーションを楽しんでしまったが、古道を楽しむなら面白いコースだ
バリエーション無しで、古道を忠実に歩けば、初心者地図読みコースとしてお奨めだ
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」