鍋谷峠から和泉葛城山往復
2020/08/26
二人
 
距離 11.5km
総時間7時間45分
ヤマレコ
 鍋谷峠から和泉葛城山を往復しました
鍋谷峠から和泉葛城山の往路は、大阪府と和歌山県の境界に準じ、復路は近畿自然歩道を帰りました
この山域は、モトクロスバイクが縦横無尽に走り、ワダチが多く道が分かりにくい
相棒は読図から轍を無視して登りますが、私は軟弱な足故に、登りよいコースを登りました

鍋谷峠から、古いハイキング道を登ります
  
所が昔の整備ハイキング道を、モトクロスバイクが走りワダチは深く掘れ道が傷みだしています
尾根に出てもバイクは走り回りどれが道??と思い出すくらいの轍です
 
相棒はコンパスで道を探っているようでしたが、私は此処此処といい加減な歩きですが、小ピークでは一応コンパスは取りました
二つ目のピークが小堂峰で標高は739mです
九月も近く成れば気温は高いですが、風はやや爽やかで多く汗が出ませんが、
ブュ、アブ、がブンブンと飛び対策は森林香とブュ、アブ対策の虫よけです
それでも顔周りはブユが飛びますが顔に直接塗れば、かまれることは無かった
(取説に従いましょう)
 
よく乾燥した山肌に蔓アジサイが多くあり花が綺麗です
それにしても大石ケ峰に近づけば、ワダチはすごく深くハイカーとしては心が痛みます
 
大石ケ峰でゆっくりと休憩して葛城山に向かいますが、道は雨裂のように掘れ込んだところもあり、石もゴロゴロ捻挫に注意です

 
小さくアップダウンを繰り返しながら尾根道を歩けば、道の中央に一等三角点、葛城山が出ます
点の記を検索すればこの付近は私有林です
選点は明治18年ですが設置は明治36年です。
標高は865・60mで高龗神社とほぼ同じ高さです
ここを選点したのは、明治のころ高龗神社の森の伐採ができなかったからかなどと当時を思いました
そして、山の山頂に三角点は必ずないと言う良い見本ですね
三角点を必ず山頂と思う方も多いですね

和泉葛城山も野草は多いですが私たち二人は、あまり詳しくないですが興味はあります
オトギリソウとアサギマダラ
 
ワイワイ
足の調子に合わせて歩いてくださる相棒に感謝です

バイクの乗り入れを禁止する道標はむなしく感じました
  
途中に同じ看板が有りました
地図を眺めれば経塚10番へのコースらしい
先日地蔵コースを下ったが、この道も下ってみたい
アサギマダラが薊に止まり、山芋の花が咲いていた
秋にはムカゴがなんて考える
  

車道に出て
ブナ林ボードウォークに入る
この小道は自然で好きだ
   
ブナの原始林は綺麗でよくぞ守られたものと感動する森だ
高龗神社の階段は好きになれないが雰囲気は良い
今日も休み休みの登りだ


山頂には高龗神社と八大竜王が祀られている
八大竜王が経塚9番の授学無学人記品だ

山頂から展望台に移動して昼食を楽しむ
森林香を燃しながらだがアブはブンブン、一匹を叩き落した
ブヨは来ない
車道に下り標識に従って近畿自然歩道に入る
  
看板はあっても轍は同じ
なんて少し目的の花を有るさあるさと道よりも花に目を向けながら歩いた

何の花とも知らないで花が有れば写真を撮りルンルンと歩くが、(((uдu*)ゥンゥン、方向がおかしい
道成に来たはずだが、どう考えても地形がおかしく道に踏み跡が無くなり倒木で行けなくなった
アララ、
頑張って現在地を探ったがはっきりせず、GPSをカンニング、アラー道を外してる
何処で外したか分からない
斜面を30mばかし登って近畿自然歩道に出た
出たが、どこで間違ったかその現場に戻った
大きな目印が有ったが見落としたらしい
多分、轍に吸い込まれたのだろう
  
近畿自然歩道に出て鍋谷峠に向かう
途中に石票が出た
古道だったのだろう
直ぐに大崩れに出たが昔のように土肌が出ていない
唯一の見晴らしを見て歩く
途中の道標分岐からそのまま近畿自然歩道を歩けば鍋谷峠には少し遠そうだ
踏み跡も小堂峰に登るほうが濃い
古く長い階段も有ったが、最後の頑張りと登り返した
  

鍋谷峠から三国山方面に向かい、西大久保経由で帰路についた
経塚28宿を廻る予定の私は、車だが距離感を掴んでみた
久々に二人歩きの相棒さんだ
話も弾み結構歩けた足に感謝だ
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