2006/11/24
ゴーキョから下山
「マッチェルモに向かって下山」 
11月24日 ゴーキョからマッチェルモに向かって下山

遅い朝食を食べてマッチェルモに下山する。天気は最高だ。ゴーキョピークに登れた満足感が足を軽くする。ゴーキョピークに別れを告げ、11時30分マッチェルモに向かう。

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正面には写真のような景色が、良くやったと迎えてくれるように輝いていた。

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ビスタリーと下る。ポーターのシッサルさんもビスタリーと下る。

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タムセルクがだんだんと大きくなる。

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この道を来たのかと思うと感動的だった。亀さんマタマタつぶやく、世界一綺麗な登山道だね。ショウタンもうなずく。亀さんもゴーキョピークから下山して、気圧順応が完璧に出来たようだ。

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マッチェルモに着いた。行きとは違うホテル、イエティに泊まる事にする。泊まり客は私たちだけだ。

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ガマンしていたお酒の許可が出た。ロキシーを暖め3人で乾杯。亀さんは疲れたのか食堂の隅で横になった。ショウタンはロキシーロキシーと良い調子だ。この付近は完全に木は生えていない。少ない薪とバッファローの糞で作る食事は時間がかかる。

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ここでトイレについて書いておきたい。
ネパールで、この地方は人糞を肥料として使うため落とし込みトイレがある。有ると言うより有るのが当たり前だ。用を足した後は山の草や葉っぱで被せておくのがこの地方のトイレです。水洗は水が凍って使えない事が多い。電気など有るはずがない。草被せトイレだけのホテルやロッジもある。

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下の写真は手動水洗トイレです。用を足した後は、くみ置き水や水道の水を容器に取りこれで流す。ペーパーは絶対に流さないようにしなければ配水管が詰まるから、備え付けの容器に捨てる。この形が多くの山小屋で使われている。普通の便座式トイレも普及しつつあるが、完全ではなく流れにくい場合が多い。日本と違うのはドアに向かって座る事だ。マッチェルモでも経験したが、汲み置き水が完全に凍り、厚さ2センチくらいの氷を割るのに一苦労した。

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続く