半作嶺(はんされい)893.5m 三ツ森山950m

2006年2月2日
和歌山県田辺市(旧大塔村)
ショウタン、タマちゃん、シマヤン
コースタイム

登山口08.35−半作峠08.55-新三角点09.18-半作嶺10.15〜11.35−半作峠11.00-三角点11.23三ツ森山12.15〜13.55

下山
三ツ森山13.35-半作峠14.16-登山口15.07

最近山歩隊は、和歌山南部、(南紀)の山の面白さに目覚めた。山は1000m程度の山がほとんどだが、急登や岩稜帯、山容のすばらしさ、又、木の国和歌山の、山又山の素晴らしい景色、本当に素晴らしい物がある。今回の半作嶺や三ツ森山はその良い例である。ただ、和歌山県の大半は山、それも紀伊半島の西半分の海岸線の際まで山がせり出し、そのため道は、山間部をくねくねと廻り道がややこしく、取付くまでに時間が係る。和歌山市から高速に乗り田辺で降り、間道を抜けR311から県道219ーR371ー富里小学校手前のGSから県道219に入り、熊野下川トンネルに向かう。トンネルの手前500m付近にベンチが据えられて登山口がある。
コースがあまりにもややこしいから地理院地図の力を借りたい。登山口までのルートはちず丸を参考にして下さい。


ガーミンによる軌跡



登山口は分かりよい、ベンチが一脚と大きな看板、登山口から右手に半作嶺が直ぐそこに見える。アレを登る?すごい岩稜帯だ

半作嶺(ハンサレイ) ↓      08.35              登山口 ↓

 

取付くとヤヤ急登の植林帯をくねくねと登ると20分で半作峠に着く、ここまでにもこれから行くハンサレイの岩稜帯を想像できる岩が有る



半作峠は二体の地蔵と素晴らしい眺め、ここでしばらく地図を広げて山の確認当景色を楽しむ
三ツ森山、百間山、法師山、大塔山、入道山、赤土森山、紀南の山々

 

ここから西に半作嶺に向かうが、途中に急登を巻く感じで道が北西に付いている、面倒だからと直登ルートを取った、これが行けなかった
踏み後もある、登って行くと山頂に真新しい三角点、又ここからの眺めは、半作峠より又良い、景色をマタマタ楽しみ
 
踏み後に沿って進んで行くと、又真新しい電波塔、ここまでは踏み後もしっかりと付いていた。が。タマちゃんがイヤと言うほど付いていたテープが無いと言い出した。かまわず進むと今度は踏み後が消えた、オカシイ、付近を探すがルートがない、ここで得意のガーミンで検索、ガーミンも直ぐそこに有る事を示すがルートがない、隊長はこんな所で迷った話し聞いた事がないとお叱りの弁、ウーン、オカシイ

そうか直登したとき間違った可能性が強い
引き返すと、道が巻いて山頂に(三角点)に行くのではなく巻いたまま北に向かっていた。これだけテープを巻いた道は知らないほど巻いていたが、ショウタン、地図も見ず勝手に判断したのが間違いの元、ごめんなさい。ここから北北西に細い尾根が続き、登山口から見た通りのヤセ尾根や岩稜帯、最初現れた大きな岩に登ると、登山口や北方面の山々が素晴らしい眺めでした。

 



更に昨夜の雨で滑るヤセ尾根や岩を登降り、ロープの張られた岩を登り詰めると、半作嶺が三角点と共に現れる
半作嶺は一坪ほどの岩稜で360度のパノラマ素晴らしい景色です。これから行く三ツ森山がハッキリと見える
なかなか険しそうだ。

 

 

 

来た道を聞き返し、半作峠から尾根伝いに三ツ森山に向かう。最初は緩やかな登りで、だんだんときつくなる
途中に、884.8mの三角点があり、ここを過ぎるとヤセ尾根や急登があるが道はハッキリとして、テープが不必要なほど打たれていた。


三ツ森山の手前のコブを登る急登は、木を持ちながら一汗かく急坂で、暗部には下るときはロープが張られているが、危険が伴う。
フウフウ言いながら又登り返すと大岩が山頂の三ツ森山が現れる。狭い山頂と、大岩、感動する山頂です。
大岩に登り、見晴らす景色は360度、太平洋から大峰山系、果無山脈にと、見れば見るほど登りたい山達ばかりです。
久々のシマヤン料理、煮込みラーメンで昼をいただき。一時間以上、素晴らしい景観を楽しんだ。大岩は、南側がオーバーハングの状態、足を滑らすと怪我では済まないでしょう。




帰りはユックリと半作峠に出て帰りました。

変った木があった。これが自然か



登山口



帰りは時間にも余裕があり、次回登るであろう。百間山や、法師山の登山口を確定に、トンネルを越え百間山渓谷に出て、札立峠から少し降り、法師山の登山口を確定して帰路につきました。

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