紀泉高原
阪南市箱作から旗立山と俎石山バリエーション
Ateam
4人

総時間6時間20分

登山口〜旗立山2時間
旗立山〜俎石山30分
俎石山〜下山口3時間
年末に好き者4人が紀泉高原の、旗立山と一等三角点の山俎石山を大阪側、泉南市の箱作からバリエーションで登り、下山もバリエーションを加えて、ここ何処なんて言う、小さな難コースの尾根を読図した。
一部、予定尾根を外すが、直ぐに尾根を外した事に気が付き、池の南側を通ったが、読図的には位置は失わなかった
桃の木台8丁目下山コースから先は、本当に楽しい読図難コースだった。
ジックリ地図を眺めれば、面白い程現在地が読める物で、登れば着くさの登りコースも低山だが痩せ尾根、馬の背と登るに楽しいコースだった
 

取り付きは、登れば着くさと予定登山口を外したが、登る程に現在地が読めてきた
この登山口は、口では言いがたい所だ。国土地理院にリンクしておこう
ゲートされた林道を入ると、新しいR26号のバイパスが正面に見える。その手前で右手に入り、ドンドン入ると荒れた林道になり、いくつか渡渉しながら進と、林道が細い小道に成る頃左手尾根に取付いた。
そのまま谷を登り詰めても、旗立山から続く尾根に出る
  
尾根に取付き↑                        尾根は感じが良い
  
ヤヤ、ブッシュもあるが                    気にしないメンバーだ
  
                                   旗立山西側尾根 テープが見られた

尾根は、備長炭の原木のウバメガシが行く手をジャマする尾根だが、マアショウタン的にはこんな物かの面白い尾根だ
どうやら、下の林道は昔の石切場から、石を切り出した道跡のようだ
後少しで、旗立山尾根に出る手前で、人工的に石を割り出したような石が数個転がっていた
少し、小さな岩場が出て、巻きながら登りきると、旗立山西側の尾根に突き上げた
 
直ぐに旗立山391mに出る
ここから大阪湾の見晴しは最高で、今日は明石大橋まで見通せる良い天気だ
道成りに、俎石山に向かう。コースはバッチリな道で、時々かって道標が出る
 
俎石山は、平らな単純な里山で、一等三角点俎石山が鎮座する
標高419.85mで和歌山市と接する三角点だ
大阪側の小ピークの見晴台で、ラーメン鍋だ。

 
ここも見晴しが良く、関西空港や泉佐野神戸方面が綺麗だ
鍋は美味しいく頂くが、そうユックリできない年末の山行だ
 
ハイキング道を予定尾根に向かう            行政指定コースの道標
 
所々に道標があり、道標から現在地の割り出しが出来る。
 
一般的に、桃の木台8丁目に下るのが通常だが、ここから先の読図ルートは、難しいが好き者ならメチャ楽しい
そう、ブッシュはひどくないが、池の上付近までは踏み後が濃い
 
池の手前で木に池名とルートが木肌に書かれていたが、オヨヨ、踏み後につり込まれ、アレー、ルートを外した
少し慎重に現在地を読むと、堰堤に下れる。堰堤経由で又予定尾根に戻る。
  


堰堤↑ 
池はカモの飛来が多いのか、ハンターのヤッキョが沢山転がっていた
低山のわりには大きな池、水を集める工夫のマキセが池の周りに掘られている
これを利用して歩いた。
マキセの意味を知る人は少なくなっただろうが、池の周囲の尾根に溝を掘り、元来流れ込まない雨水を溝によって池に落とす水路の事だ。
 
P271mに突き上げた。
271mは大阪府の図根点が埋め込まれていた。
国土地理院ウォッちづを見るとこの271mまで波線道があるがもうソノ後は薄い
ここから先は慎重に読図する。
小さな尾根は解りにくく、わずかなコンパスの狂いも尾根を外す
リーダーも私も皆慎重だ
途中で、古い道が尾根を切り取っていた

もう少しだ小さな見晴しの良いピークで、アレ三角点が無い
未だもう一つコルがあるで、アチャー 指摘されるショウタンだ
崖っぷちの端に、四等点、買掛が大理石の美しい姿で鎮座していた
標高126.11
 
正面は削り取られ、コンクリで下れない、右手から回り込んだ
下の広場に出て西端から金網囲いの透き間からデポ車に着いた

後は車で、登山口に向かった
このコース、読図通り歩ければ、読図上級者だろう。私達は池の北を行く予定が南の踏み後に引き込まれ、わずかの間だが予定コースを外した。マダマダ未熟な私達だが、同じ山に登るなら現在地を読みながら登る楽しみは良い物だ
もちろん、GPSは持ってはいるが、最後までそれを見る事はなかった。
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紀泉高原の道