和歌山県紀美野町の黒沢山

黒沢山のカキツバタ
2014/05/22

歩いたコース略図です
4時間25分(休憩含む)
登山口にはマピオンの力をお借りしよう
いずれがアヤメかカキツバタ、ショウタンは花の分類など分かるはずがないが、和歌山県海南市の黒沢山に、自然の池にカキツバタが咲く。池といっても底なし沼の感じで、タブンそのまま池に入れば、抜け出すことは出来ないだろう。名前もヌノイケと言うそうな
中学生の頃よりこの山に登り遊んだが、全く花のことは知らなかったが、花先生や花好きたちからこのカキツバタを知った
いつもの相棒は、この池や黒沢山を知らないと言い、では行こうとマタマタ無計画の山行だ
知り尽くした山だが地図とコンパスだけは持った
山頂は紀美野町だが、有田川町にまたがり、沼池は有田川町に属する
県立自然公園内に属するこの付近のすべての動植物を持ち帰ることは許されない
カキツバタは、どこでも育つ植物ではない。出来心はやめよう
 
コースはアバウトだが書いてみた。
蛇紋岩の黒沢山は小さな山だが、登るに楽しい。
山頂で出会った方達は有田川町から登られたと聞いたが、私達は紀美野町の総合福祉センター前から入り、廃屋の下に路駐した
 橋手前に路駐した

道をそのまま奥に歩けば、最後の廃屋前から植林内を抜けると、馬酔木林道に出て、林道を登れば、写真の登山口から取り付く
 

登山口
後は地図通りだが、マークがルートを誘うだろう
尾根を直登で登れば、蛇紋岩の黒沢山、植物は育ちにくい。
大木は無く、小さな木が多いルートだ
 
ルート横にシライトソウが可愛い
少し登れば木の間からの見晴は綺麗だ
 
途中の棚での見晴は、和歌浦湾から紀伊山地の山々、遠くに高野の峰が美しい
 
登れば三角点が道の真中に有り踏んでしまいそうだ
三角点を超えると低木が生える広場があり、ここからの見晴も最高だ
二人の先客がいた。1/25000の地理院地図を持つ、和歌山でも技術が高いKRCの会員さんだといった 納得
広場には、小さなキイシモツケが美しい
 
読図で沼池を目指す。
 
満開を期待したが、少し時期がずれたようだ
 
沼の北側に出て、祠に手を合わせた。沼にはトンボやカエル、ヤモリがウヨウヨ
 
黒沢山最高点ピーク510mを巻、ゴルフ場沿いを馬酔木林道に読図で向かう
クロアゲハが林道沿いにいた
馬酔木林道の終点に出て、山野草を楽しみながら帰路についた
歩行時間より、食事やお喋り時間が長い黒沢山だったが、何時来ても楽しい山だ

この山は蛇紋岩で出来ている。
一度植物が枯れるとその再生は難しい
道を外れること無く、山を楽しみたいものだ
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