早朝登山
黒沢山と団塊登山
2009/05/29
寺ちゃん シマヤン ショウタン



「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
今日も早朝登山に黒沢山に向かった。目的は沼の池カキツバタ撮影ですが、残念時期を失して花は終わりに近かった。それでも山野草の多い蛇紋岩の黒沢山、野の花を写しながら早朝登山を楽しんだ
天気は思わしくなく写真は思うように写せなかった登山は楽しかった
コースは、海草郡紀美野町の野上新から南に入る馬酔木林道登山口から登った
下山は地図通りとしか言いようが無い、下山はバリエーションだ
林道を奥にはいると左手にカーブミラーがある山抜けした地点に登山口がある
(テープや私もマークを打っている)
花が多い山、ショウタン初めての花ページだ
資料提供は寺ちゃんです

???

まず最初にガンビの花が有った


ガンビは
ガンピは本州の静岡県以西、四国、九州の佐賀県までに分布する落葉の低木。高さは数mになる。アカマツ林の尾根や斜面上部などに生育する。ガンピ、三つ又、コウゾとともに和紙の原材料として使われるが、栽培はされないようである。痩せ地に生育する性質そのものが栽培に適さないのではないかと思われる。形成層よりも外側の繊維は強靱であり、刃物を使わずに枝を折り取るのは大変困難である。このような強靱な繊維から作られる和紙は雁皮紙として重用される。近年は森林の遷移に伴って森林が発達し、樹高が高くならないガンピは少なくなってしまった。昔はガンピの採取は年寄りの小遣い稼ぎであった。大きく生長したものの樹皮はサクラに似ている。
                              シライトソウ

            

山地の林内に生える多年草。本州(秋田県以南)〜九州に分布する。根出葉はロゼット状に出て、長楕円形で長さ3〜14pで縁は波打つ。花茎は高さ15〜50pで小さい茎葉がつく。5〜6月に穂状花序をつける。花序は5〜20pで、花は下から順に開花する。花被片は6枚で、そのうちの上側の4枚は他の2枚よりもはるかに長く、長さ1pほどの糸状になる。シライトソウはこの、白くて長い花被片からつけられた名である。
 
                             テリハノイバラ
            
日本の代表的なバラの原種の1つで、よく「野バラ」と呼ばれるものです
酷似した種の「ノイバラ」との違いは、名前にもあるように、本種の葉が両面ともに無毛で、表面に光沢がある事で簡単に見分けられます。(ノイバラは葉に光沢がなく、裏面に毛があります)
  キイシモツケ(紀伊下野)

 

蛇紋岩地に生育する落葉低木、
和歌山県の特産種で県指定の天然記念物
イワシモツケの変種で、葉が長楕円形または狭長楕円形
                                ソヨゴ

            

ソヨゴは雌雄異株であり、花は6月頃に咲く。雌花は葉腋から3〜4cmの花柄を出し、1個の白い花を咲かせる。花弁は長さ2mmほどで、5枚または6枚であり、6枚の物が多い。中心部に大きなめしべがあり、その周辺に小さな(退化した?)おしべがある。雄花の花柄は枝分かれし、3〜8個の花を付ける。花弁は長さ1.5mmほどで、花弁の数は3〜4枚であり、3〜4本のおしべがある。
 花の数は少ないが、ソヨゴの蜂蜜があるところを見れば、蜜源植物としては重要なのであろう。目立たない花であるがゆえに、ご褒美の蜜の量は多いのかもしれない。
                  
                           ソクシンラン(束心蘭)
            

多年草
関東地方〜九州の日当たりのよい山麓の草原や道端などに生える。根茎は太くて短い。葉はややかたくて淡緑色で線形、長さ15〜30cm、幅3〜7mmあり、多数が根生する。花茎は高さ30〜50cmになり、長さ15〜20cmの穂状花序に多数の花をつける。花は長さ5〜6mmのつぼ形で、白色または淡紅色を帯びる。花茎や花被片に腺毛が密生する。花期は4〜6月。
学名は、Aletris spicata
ユリ科ソクシンラン属
                          「カキツバタ」 杜若  アヤメ科、多年草。
             
天気が悪く三脚もなく写しにくい中の写真ですが花を楽しみ、バリエーションを楽しみながら下山した
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