和歌山県の山
黒石山から兵ヶ城山、三角点倉谷周回
2010/01/30
単独


コースタイム
善福寺09:10-黒石山10:18-兵ヶ城山12:05-三角点13:10-県道14:30-善福寺15:30
総時間6時間20分
和歌山県最高峰の龍神岳から放射状に伸びる尾根の西側は和歌山県の山だが、マイナーな山が多い
そんな中でも、城ヶ森山や水ヶ宝形山、白馬山などは登山者が多い
先日の水ヶ宝形山から伸びる支尾根に黒石山、兵ヶ城山がある。
天気も良い、足のリハビリを兼ねユックリと周回できるコースを組んで歩いた
オール植林の中だが尾根は歩きよく、適度に変化があり、位置特定や、時間計算と面白い山行が出来た
最後の下山で、尾根先は地理的に見て下山が出来ないかも知れないと少し消極的になり、測量された山道を二沢に向かって降りてしまった。
県道181号から尾根先を見ると道があり下浦に降りられる
マッ良いかで県道を歩き油滝を見て、登山口の善福時まで県道181号線を歩いた
水ヶ宝形山登山と同じ道を四村川に沿ってはいると善福寺が道沿いにある
この裏手から古道が伸び山を越えて日物川、三瀬川に越えている
闇夜峠を見てからはこの付近の古道を見たく、古道に沿って登ってみた。いつもなら直登する所、やはりリハビリ登山は傾斜の無い方が良い (^_^;)
善福寺に車を置かして頂き、善福寺右手の消防器具置き場横から取付いたが直ぐに墓地、
古道は墓地の左端金網横から山に登っていた。少し無駄歩きか
 
このコース特別な特長がない、位置確認を楽しみに歩いた
古道はハッキリと有り、一部は補修すらされていたが、やはり古道、不明瞭な部分もあった
最初はルンルン、昔のサイレン塔が出る頃に道を失い、尾根を直登すると又古道が現れた

  
古道を見極めながら尾根に出て西に黒石山を目指す
黒石山は植林内の何もない山頂だった。古いビニールテープが落ちていたのは登山者が登った証だろうか
天気がよい、植林内に差し込む日光は私の好きな景色だ、おまけに道??は良い ルンルン

 
尾根の峠から兵ヶ城山に向かうが、記するポイントがない
尾根上をコンパスをこまめに合わせて位置確認を楽しみながら歩いた
二つ目の古道を越えP578mを過ぎ次のピークに登る途中に川のような掘り跡が出た


これはたぶん、マキセではないか、
山肌に作られた農地又はため池に少ない雨水を誘導する為の水路だろう タブンだが
この付近の土質は畑や水田に向く物のように感じた 
前回の水ヶ宝形山の闇夜峠からの古道跡にも棚田跡があり下山後地元民にここが水田だった事を聞いた
ソノ地元の方は自分はごく最近まで椎茸をそこで作っていたとか
ため池を作る事の出来ない地形などはこの方法が良く取られている事を田舎育ちの私は見聞きしている
三つ目の古道跡から兵ヶ城山の取り付き尾根だ
ここに小さなテープが有った
この取り付き尾根は少しブッシュ気味、右手の植林内を歩いた
山頂に三角点五村がある
  
寺ちゃん曰く、昔は五村有ったとか、五村から四村になり、今は四村川の川名が残ったとか!!
TR35135037201 
点名 五村 
冠字選点番号 玉 50 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°04′01.43 
経度 135°24′24.2274 
標高 700.77 m
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字北野川字登尾286番地 
選点時期不明 閲覧に無い
山頂には小さな山名標が有ったがよく見る方だ。セキトと記していた
ここから少し下ると尾根道が整備され草が刈り取られていた地点から見晴らしは良い
今日の唯一の見晴らし場所だ


尾根は植林だが境界杭がありまるで道のように良い場所がある
 
小さなピークを登り詰めると四等三角点が出る。平成元年と新しい四等点だ

基準点コード TR45135037301 
点名 倉谷 
冠字選点番号 K国 7 
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°03′48.2155 
経度 135°25′09.2337 
標高 688.52 m
基準点現況
現況状態 正常 20070811 
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字下湯川字倉谷67−2
選点 平成元年6月25日
そのまま闇夜峠まで歩くのも良いが、林道歩きは短い方がよい
四村川と北野川に挟まれた尾根を下山する事にした
途中古道が尾根を越えている。この地点は簡単に特定できたが北野川沿いに下るのが近道だがドウモ道跡が薄い

尾根にも良い道が有る。これを下る事にした
ピークも巻き込みルンルンだが、途中で左に道が降っていた
このまま尾根を進み尾根先から下ろうか、少し迷ったが、確か尾根先は削り取られていたような気がする
ここを下ろう。南に降るがナカナカの急坂、測量杭が有り道が続いていそうだ
沢の音が聞こえだした。傾斜が出る
石積みの跡が出ると小さな畑、その下に県道に下る道があった
舗装歩きはイヤな物だが、途中の油滝を見て善福寺まで戻った
  

 油滝→ 
余談だが、前回の山行で、落石を除けながら車を走らした時、携帯を落とした
ヒョットして、有るかも知れないと、又闇夜峠林道に向かう。二度目の通行で携帯が見つかった
ヤレヤレ、これでデターが助かった。と思った瞬間、石にタイヤが当たり、見事にタイヤを切ってしまった
ア、イタタ、12月に買ったばかりのスタットレス、それはあきらめるが、私のフィットにはスペアタイヤが無い
補修剤とコンプレッサーが付いてはいるが、口の開いたタイヤはドウしようもない
何とか知恵を出し修理屋さんにたどり着いたが、ホンダの馬鹿、
スペアタイヤを早速購入した。

 

コンプレッサーで入れられるだけ空気を入れると500m位走行が可能だった
これを繰り返し修理屋さんにたどり着いた
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