高野山
高野三山でバリエーション
転軸山、楊柳山、摩尼山と姑射山(コヤサン)
2018/11/12

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高野山は秋真っ盛りで人出も多く、白人系の観光客が目立つ賑わいだ

そんな中、異端児のようにリュックを担いで奥の院駐車場から登山開始だ
  
駐車場前の信号を横切り150m位行った所の左手の墓裏に階段が有りそこを登る
  
登れば、三本杉ならぬ四本杉が有り墓中回廊を横切って上に登れば、信州真田家歴代菩提がある
栄枯盛衰の見本市のような墓が多く出る。倒れた墓、壊れた墓、真新しい墓
お大師さんも呆れ顔だろう、斜面を山頂に向かって登る。
やや、倒木や小枝が邪魔をするが、私には問題は無い
  
薄い道跡を感じながら上れば、転軸山登山道に出て山頂を目指す
  
高野山女人道と名づけられた周回道だ
山頂の祠には弥勒菩薩が祭られている
此処から、奥の院御廟横に出れるが、立ち入りが制限されている
車道に向かって北に下る
秋を感じる落ち葉の音が楽しい
 
車道を西に行けばゲンジの森取り付きが出る。
整備された公園だが、地元民以外は訪れる方は少ないが、紅葉やキノコが豊富な森で探索は楽しい所だ
ゲンジの森だけでも充分に楽しいだろう
  
中央道をクネット登れば、東屋が出て直登で整備道を山頂に向かう
  
山頂から見晴らしを楽しみ、金剛峰寺境界石がある尾根へと入ってゆく
  
見晴らしなど無い尾根だが歩くに楽しい
現在地を地図から確認して山頂の一本杉に向かう
  
四等三角点、一本杉981.30mは所在地の伊都郡高野町大字高野山字一本杉23番から見て、山名は一本杉山で良いだろう
小字は山名を指すし尾根が三方に走る山頂だ。
此処でコンパスを取ろう。方向は少し荒れている
下れば直ぐに薄いソマ道が出るが、金剛峰寺境界の石がある
 
子継峠に出る
此処から25分程度で雪池山に行けるが、リハビリ目的登山だ無理はしない
子継峠から一番嫌な足に合わない階段だが、此処はぐっと我慢の道だ
  
階段を登りきれば楊柳山へはルンルン
山頂でお昼を楽しんだ
  
よく、楊柳山は高野山で最高山と言われるが、高野三山で最高山1008.63mで、高野町の最高山は一等三角点、陣ヶ峰1106.20です
楊柳山の所在地は、伊都郡九度山町北又で高野町では無い
高野坊城の峰とも言うべき、女人道尾根では最高に高い位置だ

山頂で、一組、二組、一人二人と登られる
最後の登山ぐるーぷは、昼食を楽しむ前に山頂の楊柳観音様に高野槙の花木を添えた
登山者の花木添えは初めて見た。
聞けば、人は見ていなくても神様は見ていらっしゃると、極当たり前のように話された。
登るコースに有る祠に花木を添えながら登るという
さらに聞けば、野鳥の会、玉川峡を守る会など自然に親しむ方たちだった
話してゆけば、アノ人この人、生まれ故郷まで同じ人の名が出て世間は狭いとついつい話し込んだ
摩尼山まで二十丁と有る。
リハビリ登山も急げば又痛みが出てはと、急坂を一歩一歩、と下り黒河峠(Kuroko)に出て、黒河道として栄えて時代も有ったのだろうが、
世界遺産道は子継峠側に成ってしまった。
  
桜地蔵、此処にも花木が
一汗流して摩尼山山頂1004mに着く
山頂の祠には如意輪観世音菩薩が祀られている
  
楊柳山で得た情報によると、倒木があるとの事でナルホド、ワイルドな迂回路が出来、プロでなければ切取れないであろう巨木が横たわっていた
  
下りこめば、行政は摩尼峠と書き、エアリアマップは奥の院峠と書く峠が出る
まだ摩尼の里までこの道を歩いたことは無い
新しいエアリアマップには、摩尼峠、奥の院峠と二つの名が書かれている。
此処から奥の院には行かず、大峰古道を桜トンネル登山口に向かった
直ぐに石仏の役の行者象が出る
  
バカなショウタンは地図も見ず、其の先の尾根上が姑射山(コヤサン)だろうと尾根に登って見事に失敗だ
自然に大峰道下り出る。其の先の尾根上に姑射山はある
  
ここでも方向を確かめずに下山して見事にアルバイトだ
引き返しに写真の體と書かれた鏡のような物を見た
何かの結界を記す物だろう。高野山は面白いが何だろう
三角点も行きたいが、足が痛みも出だしたこれは無視して、今回はコンパスで急斜面を下り道に出た
 
エアリアマップにには摩尼峠と書かれた峠に出て北下の展望台に行ってみた
私設の物だろう。多分雲海は最高に見える場所だろう
 
摩尼トンネル登山口に下り、後は車道を歩いて駐車場に下った。
  

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