大平山、小坊師峰、深山城跡と金比羅山
2013/01/17
ショウタン

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P09:15-大平山09:50-池田城跡10:35〜10:45-深山城跡11:15-昼食12:25〜1245
三角点原谷13:20-金比羅社13:35-尾崎原下山14:20
総時間5時間5分
自転車で熊野古道
1時間30分

一日の時間6時間35分
日高町と由良町の境界尾根に大平山と小坊師峰と三等点、四等点と沢山の三角点がある
登ってみて分かった事だが、コノ尾根は沢山の古城跡があり、小坊師峰は小坊子嶺城(池田城)跡であり、北の端の408mピークは小城城である。
今回は時間の関係もあり、大平山、小坊師峰、と境界を歩き途中から、金比羅神社の有るピークを周回した。

注、地図、小坊師嶺城は小坊子嶺城の誤り
由良町から由良トンネルを抜けると100M程度右手にテレホンパーキングがある。駐車場は大きくここに駐車して、パーキング北端から農免道路に入り、グランド上を歩く、三つ目カーブのカーブミラー横から、関電鉄塔管理道に入る
  
1番目の鉄塔までは一登りだ。この付近に珍しくユーカリの木が植林されている。聞けばパルプ目的で植林したそうだがその目的を果たさないでいるとか、自然増殖もあるようで南国の雰囲気がある
  
鉄塔の上に小径が走り少し整備されている。登って行くと、アラ羊歯がと覚悟するが、その心配はない。小道は上手く羊歯内を通り抜ける。道に沿って登ると、ススキが生えた小ピークが出て、そこに三角点、大平山が有る
コノ尾根は、測量点が多く、アラススキがと思う所全てに図根三角点がある。
ソノ測量されたピークからの見晴しはよい
二つ目に出る鉄塔からの見晴しは良い
小さなピークや小さく曲がる尾根は、位置特定が容易だった。初心者の読図訓練ルートとして最適だろう
そんな尾根で、アラここは??なんて思ってしまうショウタンだが、ほぼ最後まで位置特定が出来た
  
古い由良隧道の真上に掘割りがある。昔の道跡か小坊子嶺城の空堀かは分からない。
右手から下り前に登り返すと林道が出る。その上に大きな貯水タンクが有る
  
貯水タンクの先から下り込み登り返すとススキのブッシュが出るピークが、四等三角点、小坊師峰の位置だが、ススキで点が見にくいだろうと探したが、一番濃い踏み跡に三角点が有った。
下山後農家の方に聞いた話だが、日高町の境界尾根は、火事や災害の時のために、年一度地元民が総出で境界尾根を整備するという。ナルホド今回も里山で、ブッシュ覚悟で登ったが、拍子抜けするルンルン尾根だ
時間をユックリかけて、薬師谷山までの周回いも面白いだろう
とにかく尾根は歩きよい
  
正面に道標のような物が見えた。登るとそれが古城跡の案内で、小坊師峰ピークは古城跡で、池田城、小坊子嶺城、種ヶ城と多くの名前があるようだ。(三角点の位置ではない)

又見晴しが良く、ここから先の尾根は快適だった
  
北ノ出曲輪の方向に進む。途中で由良湾が綺麗に見晴らせた
  
尾根間違いなどは先ず無いだろう。
深山城跡の三等三角点三角点、深山は東側の見晴しが良く、薬師谷山やテレビ塔が綺麗だ
日高川の下流域の御坊市の町も太平洋も見晴らせる
 
炭波線道の位置はランドマークになる。この波線道はソノ跡を残し今も小坊師峰尾根登山に利用している感じだった
途中で、竹林跡が出る。この町は黒竹の生産地だが、ここも鹿被害だろうか大きな竹が無くなって、作業用モノレールが物悲しく山肌を通る。この竹林下が下山目標地点だ
  
↑四等点竹原 歩きよい尾根が続くが、測量されたピークは日当たりが良く何処もススキが茂るが、問題になる程の距離じゃない
  
三角点竹原を過ぎ、次の波線道を確定して進、急に開けた美しい図根三角点のある。日当たりの良い広場で昼食だ。風が冷たいが、座ると日差しが暖かく観じた。カップラーメンといなり寿司、簡単だが美味しい
右手正面には、金比羅神社のある尾根ピークが望め、西は明神山付近の風力発電が強風の中ユックリとプロペラを廻す
  

昼食後は急坂だ。フウフウと登ると後少しで道がトラバース状に延びている。
尾根に拘らずトラバース道へと入る。コンパスで三等三角点原谷の尾根に乗った事を確かめた。
この付近から小道がピークを巻くようにある。小道を外れピークに乗ると綺麗な点が鎮座するが、ススキが生い茂ったピークだ

急坂を下り金刀比羅宮のあるピークに向かう
  
ピークは切り立ち小岩が露出する。そのまま尾根に登ると、社裏に出るだろうと感じ、どこかに階段がないかと巻き道を行くが無さそうだ。西側斜面を這い登ると、広いピークに社が祀られている。今も祭りがある感じだった。見晴しはない
  
ここからは読図はあまりしなかった。
道に任せて下っていった。ピークを下りきった所で道は別れるが、尾根側を取った
とにかく、ルンルン道だ。途中で金比羅社ピークや北尾根が見晴らせる
年に一度の整備と言うが、倒木などはほとんど無い
  
道成りに下ると民家裏に出た。古木の柿の木がある。
消火栓看板のある熊野古道に出て、川を渡るとその先に自転車をデポして置いた
  
熊野古道↑                  雨司神社             内の畑王子社跡
  

↑内原王子神社前を流れる愛子淵、ここの伝説も少し悲しい。盲目の青年が身を悲しみ淵に身を投げるが観音様が救った話が書かれていた

鹿ヶ瀬峠から下る熊野古道は人気のハイキングコース、自転車で下ると二つの団体が、ガイドに引かれ説明を聞きながら歩いていた。ショウタンも、少し王子社や人気のポイントをカメラに納めながら熊野古道を楽しんだ

雨司神社はここより東240mの雨司山に祀られていると有る。マタマタ行きたい度が増してしまった。

サアここから国道42号線を車に帰るが、上り坂、小さな自転車を漕ぐが山よりシンドク大汗を流した
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m
メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
 (承認番号 平23情使、 第799号)」