葛城山、北山道と長尾道下山
16人
11月30日から12月1日
 
 炉端の会が炉端山友会と改名して初めてのミーティングです。
30日と1日の一泊二日で葛城山のロッジで行われました。
前日は土曜日でもあり仕事の方もあり北山道を登ったのは四人ですがこれが又面白い登りでした。
 北山道を下った経験があるのにすっかり忘れてしまったショウタンです。
九品寺の北端の駐車場に車を止めさせていただき、地蔵前を北に行きますがすぐ右手下の番水時計を見てここを下ったことを思い出しました。
  
地蔵                      番水時計               駒形大重神社

駒形大重神社前を通り、西向きに山に向かいます
途中の農作業の方に北山道の話をすると、もう通れないと言いましたが整備済みの話をすると喜んでいました
この付近の高齢者は通行の経験があるらしい
 
村人と話すJJリーダー                 山に向かって入ります
間知石で出来た大きな堰堤手前30m程度を尾根に入りましたが、笹が茂りその入口はわかりませんでした。
何度も整備したJJ氏はぴったりその位置を当てました。
早速笹を刈り込み、目印を打ちました
 
 道はハッキリと有ります
ところが、今年の台風の強風で杉や檜の倒木が多く切り払いながら登りました
時間がかかります。マア 整備登山といったところです
  
矢竹が生え混んだ所も有りますが、猛烈なブッシュではありません
刈り払いながら進みました。
村人の葛城山越えの古道です。長尾道やコナタ道等いくつかの道が平行して有ったそうです
今は、北山道、長尾道が生きています。コナタ道は一部が猛ブッシュだそうです。
  

いろいろな状態で倒木が現れます。
潜りにくく越えにくい状態の倒木は鋸でゴキゴキと切りますが、ショウタンのノコギリは切れにくく一汗流しました。
もちろん、村の共有林の倒木伐採は届けています。
 炉端の木と名付けた木に出てハッキリとこの場所を思い出すショウタンです
 
古い道標を整備して蔓や雑木を取り払いながら登りました
 途中の分岐は少しわかりづらい。そんな所はマークを打っています
長尾道との分岐に突き上げました。ここにはいくつかの道標が有ったそうですが朽ちて一枚が残っていました
地名は追分と言うそうです。
その上の広い垰からコナタ道に入るとJJ氏、久々の北山道登山に思い出が多そうです
 
ここからは道横を歩きました。道跡には余りにも倒木が多すぎます。
登るとクマ笹が出て自然林になってゆきます。リョウブの木の密集地が有り綺麗です
昨日の残雪が綺麗でした
 熊笹の踏跡を登るとハングライダーやパラグライダーの飛び出し地に出ます。
 
飛び出し地からの大和平野はめちゃ綺麗でした。
ダイヤモンドトレイルを国民宿舎に向かって歩きます。道標には700mとありました。
作業で疲れて一歩一歩の歩きでした。
 今夜は鴨鍋宴会で炉端忘年会です。
差し入れビールで一息ついて宴会が始まりました。
12月1日
 昨夜の飲み過ぎもいささか有りましたが、目覚めると朝食、今日のミーティングの準備ですが、僅かな時間も逃しません。モンリーダーが持ち上げたロープやギアーでクライミング講師のLeoさんに質問攻めです。
今回の重点質問は、異型ロープの接続方です。
極端には、ワイヤーロープに細いロープを接続する方でしたが、これは異例中の異例でこのようなことはめったに無い事でしょう。一度に統一間隔で結び目を作る方、特にエイトノットで作る方は初めて知りました。
ほんの2〜3mをゴボウ登りで登るときに握力のない方は結び目を作ってあげるといいですね
長いロープでもバタフライノットで作ると早く作れて、解除も早いと練習です
30秒で出来ます



ラビットノット、の方法はよく知られていますが、日本古来の方法と洋式方の違い、欠点と長所、このような機会はなかったショウタンです。
次回はリュックのパッキング方法を勉強するオフ会設定を決めました
参考ページは炉ばた山友会の中にあります
 そうこうしていると今日の北山道登り組が2時間半で登り到着です
すぐに鴨丼で昼食ミーティングです。去年のオフ会は23回でした。
来年の希望等ミーティングが進みます。
さあ下山です。
記念撮影です。
 金剛山に向かって下り、登り返した左手のハングライダー飛び出し地から入ります。
 
                              金剛山や大峰山脈の山座同定です

 
所用があり下山を急ぐ方たちは、ロープウエィや近道下山です
昨日の雪も消え快適な下山ですが、ショウタンは思うところがあってリーダの許可を得て尾根にこだわりましたが、古道はやはり安全かつ体力がいらないコースにできていました。
 
 追分まで45分で下ります。
此処から先はしばらく誰も歩いていません。
急傾斜や小さなトラバースが有りましたが、足にやさしいふかふか道で途中の自然林の紅葉は綺麗です
 
追分にて                         長尾道に入る
 

 

長尾道の様子写真いろいろ
 最後に沢に突き当たります。
少し地形図と位置が違いますが問題なく道があります。
所がこの沢越の赤い橋が見えません。笹の向こうに隠れていました。
ここで最後の整備をして橋を渡ります
 
橋を渡ると古い看板が出ましたが、コナタ道を登った経験の法香さん、すごいブッシュですと教えてくださる
登りたいとブッシュ思う、ブッシュマンショウタンです。
傷んだ林道を下り、舗装道に出て九品寺の裏に出ますが、右手から回りこんで九品寺におります
 
 九品寺の境内はめちゃきれいな紅葉です。
謂れは聞かなかったが、手掘りの地蔵か仏像?がギッシリと有り見事です。
 
山門横の鐘楼は綺麗でした
JJリーダーが駐車のお礼を言い駐車場で解散です。
炉端の会は、ハイキングオンリーの方からクライミングやその指導者と一芸に長けた方がおられる会です
決め事は厳しくなく居心地の良い会です
このページに突き当たった方で面白いと感じ入会がご希望な方が御座いましたらメール下さい。
st_sannpotai@ybb.ne.jpに メール下さい。体験山行にご案内いたします

  
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  「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画
像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、
数値地図50mメッシュ(標高)及び数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第898号)