宮の谷から風折滝
2015/02/11
炉端山友会

炉端山友会で風折滝に行ってきました。コースとしては多すぎる17名の参加です。
3班に別れ、各班にリーダーとサブリーダーを設定して、協力して風折滝を目指しますが、岩沢未経験者から上級者と幅が広く、経験者は初心者を補佐する事で風折滝を目指しました。
ショウタンは総合リーダーでしたが、岩沢は得意ではなく、沢部分は、会の指導者のLeo氏にお願いしました
結果、ほとんどのアシストはLeoさんが行って下さり、大変な疲労だったでしょう
未経験者は総合力アップと、上級者はアシスト方法をLeoさんから見取ったと思います
コースの難所は三箇所、最大の難所はベルグラと成った小滝横を登るときです。後はパワーでこなせますが、適所に登坂技術やその意味の説明を聞きながら安全を最優先に登りました。
  
  
水越谷出合いの小屋までワイワイガヤガヤ、山は楽しい
小屋前から赤い橋を渡り、道標にしたがって風折れ谷に入渓するが、いきなりのトラバース、小屋で休憩する間にLeoさんと二人でフィックスロープを取り付けた。10oクライミングロープの使い古しだが、トラロープよりはるかに強度が保てる。
通常は登って下るが、少し手前を下り入渓する。
後はゴロゴロ谷を登る。
  
赤い橋を越えて左に                  コースを検討するメンバー               さあ取り付きだ
入渓してしばらくはゴーロ帯だ
 
左岸をへつりながら下ると直ぐ先が体内潜りだ
 ドボンは嫌だ、Leoさんにアシストしていただく仲間
 
サア、体内くぐりだ。前回に来た時は、コースは三コース取れ、初心者も登りよいコースを取れたが、大きな淵ができ穴を登るか、フラットな石を登り登るかの二コースになっていた。経験者はフラットな石に乗り移り登るが、大半は穴をくぐり登った
  
体内くぐりと 穴横の平石ルートを登る
ゴーロー帯は疲れる。正面に小滝がでた。
予想が外れた。ここは凍りつき全員アイゼン装着かと思ったが、小さな氷ベルグラだ。
Leoさんが凍った部分を蹴落とした
それでもフリクションの掛けかたが悪いと滑りがひどい
 
ゴボウで登るが、安全のためトップロープで確保した。
これをLeoさん一人が行ったものだから疲れただろう。感謝だ
  
下山時の話だが、三本打たれていたハーケンの一つが折れていた。
持ち合わせ無かったので新しく打てなかったが、このページに出合った行く予定のGPの皆様、新しいハーケンを打ち直すが良いのでは思います
2015/02/11現在

とにかく人数が多い時間がかかる。

狭い足場の銚子口で女性を確保するLeoさん
次の難所は壁横を登る。ゴボウで登れるが初心者も多い、補助ロープで確保された
  
登りきると、正面に天子の羽か白い蝶か、羽を広げた風折滝の氷爆が見える
  
 
滝下で先ずは腹ごしらえだ。行動食を取っていない
右岸に飛び石でわたり見てくださいエンゼルの羽かホワイトバタフライか
 

一方通行のコースは時間がかかった。とにかく人数が多い。
最初の懸垂場では、五人分くらいの下降器を先ずセットしてハーネスとつなぐ状態にしておく
  
準備で八部 次々と下る。それでも多人数は時間がかかる。
次々に下って、滝横ではRIKOさんが準備して次々と降ろしてゆく
時間の余裕が出来だした。
体内くぐりの横の平岩で懸垂の講習だ。小さな岩先は間違えれば横に振られ体を岩に打ち付ける
基本を講習するLeoさん
 
このとき、岩に支点を取るが、目からうろこのインクノット(グローブヒッチ)だ。
ショウタンならテープを出してカンツキでと時間がかかるだろう
今日朝からロープ整理をする傍ら、忘れてなるものかとブロックでその形を頭に叩き込んだ
下山は油断大敵だ。基本に順じ楽しく下った。
  
又機会があれば見てみたい風折滝氷爆、今回で三度目だが何時見ても美しい氷縛だ。

朝日の当たる氷爆はさらに美しいだろう
滝下でテントが張れる。そんな事もしてみれば楽しいだろう
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