神童子谷沢
炉端の会にて
2013/07/13
4人

遡行略図1/50000地図カシミール

総時間8時間30分休息含む
炉端の会で神童子谷を楽しみました。この沢は1級プラスのショウタン向き沢ですが、距離が長く65歳の今、体力的には限界の沢登りでした
沢その物は難しい所はありませんが、赤鍋滝のトラバースとその上のチムニー状滝横登りが嫌らしい所で、後は二の滝の高巻きと釜滝の高巻き、犬取り滝とジョレンの滝の高巻きは体力勝負の大巻きで大汗を流した
おおむねゴロー帯が長く、小滝登りやナメ歩きは面白い沢です。釣り人達のように途中で折り返す沢登りにすれば体力も要らない1級沢として楽しめそうだと感じた。
多くの写真にロールオーバー効果を加えています。マウスを当ててお楽しみ下さい
大川口から神童子谷沿いに林道終点まで入り、沢準備をして、最後の橋を渡り直ぐに河原に下る
河原までは整備された道が出る。
階段を下って先ず河原に降り立った。直ぐ先がトガ淵で先ずザボンとつかり体を水に慣らした。

 

時間的な事もあり左岸の横道を最後まで詰めたが、所々壊れている。
河原に降り立ち進と直ぐにへっついさんと呼ばれる淵が出る
以前は膝切りだったが、私で胸までの深水になっていた

 
赤鍋滝が表れた
最近はキャニオニングの人気のスポットになっているらしい。
水量が少ない日はうってつけのスポットになるだろうが、私達は左岸をヘツル。
別段難しいトラバースではないが、滑りそうな嫌らしい湿りがある
リーダーにフィックスを張ってもらってカラビナスルーだが、難無くトラバースが出来た
一段上の小さな滝は滝横を登るが、壁への取り付きが難しい、リーダーが登りお助けロープをもらう

 
此処を過ぎればもーロープなど要らない程の沢だが小滝や巻き登りは数多くある
 今日は、毎日暑いですね
釜滝はノウナシ谷の出合いに有る二条8m程度の滝だ。
神童子谷一番の淵を持ち、綺麗さも一番だろう。右岸を巻登るが、滝上で渓流釣りの方がいた
この谷は魚影が濃いようだ。小さな淵にも魚影が見られ、大きなアメノ魚が見られた
 
一の滝二の滝と左岸を巻く、二の滝はヤヤ大きく巻き上がるが問題はない

 一の滝はチムニーの中に落ちる
二の滝はヤヤ高く小さな淵だが美しい
この付近から両岸の自然林は美しい
  
二の滝はヤヤ大きく左岸の巻きはザレ場から取付き滝の真上を巻く
いくつかの小滝を楽しんだり巻いたりと楽しい遡行だ
  
うり坊が戻れなくてウロウロ
  

犬取り滝は25m有るという。
右岸を巻き上がるが、ショウタンは疲れが出だし一歩一歩の巻き登りだ
落石に注意の要るガレを登ったが、トラバース部分は思ったよりルンルンだ
 
                                                 巻登り↑
小滝が出たりナメがあったりと沢は美しいが、犬取滝を巻いていると、大粒の雨が降り出した。
遠くで雷が鳴り響く、増水は無いようだ
小さな小滝を楽しみながら遡上する
  
4M滝下で昼食だ。ほとんど泳がないが案外寒く感じる
4M滝右岸を巻きジョレンの滝に向かう。
ジョレンの滝は二段60mとあるが上の滝はチョコットしか見えない。
右手左岸に裏見滝が別谷から落ちるが水量はなかった
      

ジョレンの滝にて
ジョレンの滝の高巻きは一汗流すだろう
ルートは分かりよくマークも二ヶ所程有り分かりよい。
最後の下り込みは傾斜があるが思い思いのルートで下り込んだ。
マタマタ大粒の雨だが自然林は美しい
  

最後は小谷登りだ
谷に拘って稲村小屋の取水口が有る下まで登り沢装束を取って、小屋前からクロモジ尾を下り岩本橋にデポした車に帰った
  
 
クロモジ尾途中からテープに沿って岩本橋に降り立ったがソマ道は痛みが激しい
昔の尾根先ルートの方はどうなのだろうか、少し遠くなっても尾根先ルートの復活する方が良いのではと感じる下りだ
とにかく下りはフラフラで何度もスッテント転んでしまった。
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写真は同行者の物を頂きました。

ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」