鶴瓶登山
石鎚山、南尖峰から鎖場下山
2009/10/25
5人

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」



コースタイム
土小屋07:40-第三ベンチ08:50-南尖峰09:46-天狗岳10:08-二の鎖小屋11:05-鶴ノ子ノ頭取り付き11:50-三角点12:40-見晴台昼食ー駐車場13:10
瓶ヶ森
登山口、14:24-男山14:45-女山(瓶ヶ森)14:59-下山15:30
高速割引制度を利用して石鎚山の最短登山ルート、土小屋ルートから登り途中第三ベンチから南尖峰ルートを登った
あっという間の天狗岳、南尖峰は一見険しそうだが、ルートは初級の岩より優しかった
山姥3人とdanchoさん、余りに簡単に登って行くので一人高所恐怖症に耐えていた
ソノ高所恐怖症のショウタンもロープなどいらなかった。
下山は、鎖場の下り専用鎖を二の鎖元小屋まで下りて、一般登山道を土小屋に向かうが途中で鶴ノ子ノ頭の三等三角点を探した
ルートには踏み跡もなく、熊笹と岩稜に阻まれ苦労して探したが、流石山姥達根もあげず笹尾根をかき分け三角点を探し出した
帰りに時間もあると瓶ヶ森の氷見二千石原を一周して帰路についた
山姥は、鶴瓶登山だめでたいめでたいと大喜びの帰路だった
和歌山から石鎚山は遠い、高速利用で7時間近く係る。
今回のルートはお任せで何処をどう通ったかまるで解らないが、途中の明石、鳴門大橋の景色は最高だった
夜中に土小屋Pに着き仮眠、朝起きると真っ赤な紅葉に目を丸くして登山準備に係る
正面に赤く染めた山肌、尖った山、山座同定をするが、アレが石鎚山だとdanchoさん、登る南尖峰が見えている
まるで山座が同定できないで汗をかくショウタン
今回はまるでお任せ登山、リーダーのdanchoさんの後をスタコラついていった 汗
土小屋駐車場は巨大な駐車場でいろんな設備がある。登山口の神社から祈りの太鼓が聞こえる中登山開始

登山道から見た雲海
  
登山道は完全整備、景色は最高だろうがガスが出だし視界がなかった
適宜に休憩しながら南尖峰の取り付きに1時間10分で着いた
ここからは一般登山道では無い、
 
直ぐに笹の中の道、南尖峰ルートと呼ばれる峰はダンダンと険しさを増す。
下調べは無いが、一様岩登坂の用意はしている。ガスの中だ見晴しはない
ガスの向こうに切り立った岩、マサカあれを登るのでは、地図にある矢筈岩だろうか?名前は解らない
 

 
ルートは岩の間にあった。笹原の急登を登る。何やら拍子抜けする。マッ私の力ではアノ岩は登れないだろうが
小さな岩稜を捲く、蟹の横ばいだ。岩質が良い、高所恐怖症の私も案外簡単にトラバースが出来た。汗
 
小さな岩稜を登り詰め
 

飛び出した所が天狗岳山頂だった。山頂はすごい人出、弥山から向って来る方々、逆らうように弥山に向かう
振り返れば天狗岳山頂がそびえる。
流石西日本一の高さを誇る1982m
  
弥山でしばらく余韻を楽しみ下山に係る、下り専門の鎖が有ると聞く、石鎚神社裏に鎖場があり、蟻が這い登るように次々と鎖場から登ってくる。
若い女性が最後の鎖を登り切った時、おめでとうと両手を差し出すと、よほど嬉しかったのだろう。
私の胸に飛び込んで来た。
 
人がとぎれるのを待って下り鎖に取付く、下る人はほとんどいない
私達を怪訝な目で見る。
今日の山姥達、少しくらい怖い顔でもしろと思うくらい嬉しそうに下って行く
 
三の鎖、二の鎖と下り降り、二の鎖小屋から土小屋登山口に下る
山姥TとKei、これが無類の山好きで、下山途中の鶴ノ子ノ頭の三角点を探すという
danchoさん、見てきたように凄い笹ブッシュだよ、と一言、
どこかに取り付き登山道があるさ、軽く考えているショウタン、
アレレ、取り付きなど何処にも無い、アララ、エーイと尾根先付近からブッシュに飛び込んだ
ヤブコキを越えた笹泳ぎ、両手で笹をかき分けながら、三角点を目指す

 
直ぐに見つかるさ、と思っていると岩稜の上に飛び出し下れない。向こうにも岩稜が、
アチャー、岩稜だ行けない。と、言い終わるや否や、山姥Kei、巻道を探してもうブッシュに飛び込んでいた
それも早い、岩稜横を這い登るようにルートを探す。
テープが有りました。ジャ行けるね。巻ながら登って行く、待ってー、ショウタンは焦る
  
ヤット見通せる稜線に出た。地図を読んでいると向こうで三角点が見つかったーと喜びの声
それを聞いた山姥Kei、駆け戻る早さは流石山姥、
喜ぶ山姥T、
稜線を土小屋に向かうのかと思いきや、いきなり山肌を登山道向けて下りだしたdanchoさん
地図を見ると150mの高度差、アラララ、後に続く、一滑りしたショウタン、雪ならシリセイドウで一滑りだろうと、笑わせる
登山道に飛び出した。登山者が熊かと驚きの様子、すみません、道を間違いました (^_^;)
駐車場に着き、素直に帰る山姥ではない、時間がある、瓶ヶ森に登ろう。周回は1時間とチョットで出来るから
言い出すと聞かない駄々っ子山姥、danchoさん徐にナビで道を探す。
ガスが出て何も見えない状態だ。
登山口では多くの方達が山に向かっているが、リュックも持たず空身で登っている
山をなめたらあかんでよ、
ソウ言う山姥達も空身だが、流石防寒と地図は手放さない
ショウタンは、リュックを背負た
登山口から男山に向かう。何も見えない、霧の滴が木から落ち冷たく、寒い
  
男山まで25分ほどで着いた。小屋と仏像が祀られている山頂、ガスがなければ見晴しが最高だろうが、残念
石鎚山は2回目だがマダ全体の山容は知らない、今日も見晴しがない 



女山に向かう。ここが三角点のある山頂で、おなじく祠に仏像が祀られている
下調べが無い、手だけ合わせて山頂に来れた感謝を表した
その横で、三角点をなで回す山姥Kei、先輩達も登ったという、何か思いがあるのだろうか、山姥も女に戻る瞬間だった

 

帰りの道中は長い、一風呂浴びて、帰路につくが、
石鎚山も良かったが、鶴ノ子ノ頭と瓶ヶ森が良かったと、鶴瓶登山だめでたいめでたいと大喜びではしゃいでいた山姥
こんな山姥達と又登山の機会が有るだろうと私も嬉しくなった。
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