保天山(ほてやま)443.6m
2011/01/24
単独


総時間は四時間少しだった
1〜4の数字は保天山に付いて村人に尋ねた地点
保天山は国土地理院に山名は乗っていないが、山周辺の住民には有名な山で山名はほてやま 三角点名はほてんやま
この変った名前の里山の謂れを何かと四ヶ所で里人に尋ねたが不明だった
一人の方が阪合部資料館に行けば分かるのではと教えてくださった
この山周辺に有った阪合部村(さかいべ)の資料を保存した会館が有ると教えてくださった
又機会を見て行ってみたい
今日のコースは登山としてとらえていない
カアチャンがハイキングとピクニックの違いは分かるかと質問してきた
ハイキングは景色を楽しみピクニックは食事を楽しむと答えると マア近いなと言う 
にたような物だが、やはりハイキングは景色を中心にピクニックは野外のお弁当や食事を中心に考えるだろう
それじゃ明日ハイキングに行って来ると兼ねてから気になっていた保天山に行く事にした
どこからでも行けそうな保天山、少し登山気分も入れてR168号の神野バス停付近から古道を入れながらハイキングを楽しんだ

取り付き↓                     下山したバス停横 その差30m
 
R168の神野バス停前の古道入り口から取り付き、車道入り口に下山した
駐車場所がうまく見つからずR168横の空き地いっぱいに路駐したが後で聞く所によるとこの付近に多目的広場の駐車場があるとか、マッ仕方ないか
で。地図を眺め地形から見て写真の道から取り付き古道ルートらしい所を上神野に登った

路駐して                      ここから取り付き              古道を登る
  
途中でさらに細い道を登り上神野にでた。上神野は素晴らしい見晴らしで今日のハイキングは最高だろうと確信を持った
地図と地形とで道を推測しながら登る
柿の産地の上神野、景色が最高だが、途中の弘法井戸は又最高だった
村人にこの井戸の話を聞く
昔 上神野は水が出なく、里まで水を汲みに下ったとか、ある日みすぼらしい坊さんが水を下さいと一軒に訪ねたがこの村には水が無いと断られたが、この井戸の土地持ち主は、私が里まで下って水を汲んできましょうと、坊様に水を汲み与えた
この坊様はこの村には水が無い事を不便と思い 私が水を出してあげましょうと、里まで水を汲みに下った里人の土地に、杖先で叩くと水が噴き出したと言う
今もコンコンと湧き出るコノ弘法井戸は今も大切に守られ、8月17日に井戸替えを行い、水を汲み出し清掃するが
たった一晩で水が湧き出し井戸いっぱいになると言う
こんな話を上神野のご農作業中の女性が教えてくださった

  
話を聞いた村人↓
 弘法井戸

                         上神野から見る龍王山付近↓

上神野からの見晴らし
柿や梅の畑中の道を地形と地図で道をハンティングする」
途中に六地蔵が有る 古い物だろうな
  

一ヶ所、何か感じる所があり道を外したが何もなかった。
先ずは四等三角点生子(おぶす)に向かう
生子は小さな山頂に有った 四等点にしては古い。
コノ付近は素晴らしい景色で本当にどう歩いても良いだろう 
春は梅や柿の若葉、秋は実りの柿が素晴らしいと想像できる

三角点生子が有る山頂             保天山を見る                     生子山頂
  

緯度 34°18′32.7759 
経度 135°42′09.1679 
標高 380.84 m


金剛山を見る
途中で農作業の方々に保天山のいわれを聞くが知らないと言う
地図の道通り保天山に向い、山裾で畑の作業道を適当に山頂に向かった
  

  

山頂下に貯水タンクが有りその上に三等三角点保天山(ほてんやま)が鎮座する
山名は ほてやま だ
 
今日の点の記は奈良県の三等三角点以上を全て廻った 大和の三角點を訪ねての著者 上田倖弘氏の銘板をお借りした
山頂でお昼を楽しんだが、アララ悲しいかないつもの癖でチョットバリエーションでもと、境界杭が南に下っているのを見て
それ行けとバリエーションで急傾斜を下り 畑横を下り谷の川を越え田の跡を進み、笹で行けなくなれば又畑に登り返し
ここなら行けるだろうと、作業道を下ると民家の庭に出てしまい、犬に吠えられ汗を出し、下に見える道に下って行くが、オットット
足を滑らし 溝にドボン 又ここなら登れると作業道を登り返し、途中で枝切り作業中のご夫婦に村の話を聞き、畑内を通らせて頂き元の道に出るがそのままでは面白くないと、下山は道を変え、R168に出た
      



  

とにかくどのみちでも国土地理院にある道は生きている
ハイキングはやはり道通り歩くのが良いだろう
又訪れてみたいコノ付近は、見晴らしは最高で美しく、村人も親切でピクニックやハイキングに最適な場所だろう
ショウタンのお奨め地区だった 
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「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
)」