風伝峠から
鵯山、鷲の巣山、高チラ山周回
2017/05/10
二人


カシミールが有ればアイコンクリックでカシミール軌跡にリンクされます
このコースを行きたいと思って久しいが、和歌山からでは日帰りは遠くほぼ諦めていたが、友人の所属クラブが鵯山に登ると聞きつけ、
サプライズを計画した登山です。友人のクラブには4〜5人の知人がいてこれは面白いとKさんを誘って計画した。
Kさん家は京奈和道の途中に有り、田辺経由の高速利用とR169号下北山村経由の時間差を調べれば30分程度、ジャ無料コースと169号経由でR311号沿いのさぎりの里に向かう。早朝ならKさん宅から2時間50分と有料コースと変わらなかった。

小さなさぎりの里に車をデポするには気を使うが、この付近の柑橘は美味しい。
特に木成りのハッサクは最高級だ。下山後購入しようと思っていた

8時18分に風伝峠に向かう。

 
国道を歩くのは距離は短いが、尾呂志の村中を歩き熊野の雰囲気を味わう

付近には、雲海のきれいな見晴が出る熊野古道の風伝峠や、丸山千枚田が観光スポットだ
風伝峠はハイカーに人気の熊野古道に成っている
約30分歩き、登山準備だ。9時ジャストに登山開始だ。
帽子を忘れたショウタンは、タオルで鉢巻を締め頭を保護する。
いつ雨が降り出してもおかしくない天候で、昨夜の雨が雑木やシダを濡らし、オマケに霧が出る
条件は悪いが、二人はバリエーションを得意としているが、さて
 
取り付きは、風伝峠ではなく途中の、国史跡、熊野参詣道伊勢路、風伝峠道の道標が有る前から取り付く
スタンプBOXや道標が有り分かりよい
踏み跡を登り道成にマークを追う。
コンパスは登山口から境界尾根の風伝トンネル上に合わせる。
方向を掴み、マークを追った
 
踏み跡は濃い方だろう。スムーズに登れた。
 
トンネル真上に登りきり、三等三角点、川瀬下を巻く
踏み跡は濃い
 
あまりに濃い踏み跡に少し油断するショウタンだが、Kさんはコマメにコンパスを取る。マタマタおまかせだ

雑木の中を登るが、小岩が出たり岩下を巻くが状態は良い ルンルン 今日は足取りも軽い
 

P458を確認して次の岩稜マークが出る所は西下を巻く。
少し巻いて尾根に登り返すのがルートだが、そのまま巻くのだろうと踏み跡を登った。
行けそうにない岩尾根が出て引き返し、目視するが、少し薄暗く地図が読みにくい
え〜い、適当に巻いちゃえとああだこうだと適当に巻いてゆくが、踏み跡やマークはない。
道を外したことは分かったが、行けると判断している
 
ちいさな岩稜尾根は慎重に超えた。
帰宅しての話だが、この付近を通られた方の軌跡を見れば、岩稜が出て巻、そのまま岩沿いを尾根に登るようだ。
トラバースは面白かったが、時間がかかり、足下の条件が悪く滑りが多い

尾根に出れば、小岩が出る尾根が多く、私達には面白い
只、見晴はない360度は白いガスの中だ
コース踏み跡を追えば、小さなピークはほとんど巻いていて、○危の表示が有ってもおかしくないコースだった
 
オッ 天狗の寝床か、ジョークは飛ぶが、Kさんはエッ天狗は立って寝るの、すごく真面目だ 笑い
穴は浅い
途中で、ブブブブーとイノシシの威嚇音、熊跡はないが一応動物に備え熊鈴と大峰鈴の合唱だ
コースは甘くないし条件は悪い、慎重にトラバースをこなす。
ヤハリ岩稜帯の山は危険も伴うコースだ
 
白倉山への尾根出合いに突き上げた。山には○太のマークだ
ここまでの軌跡を拡大してみよう
 

○太山でコンパスを合わせ方向を取るが、南風伝峠での尾根取りはゆき過ごしやすい
東に曲がる角度は、現場では鋭角で見えにくい
私は写真の道標を見つけ幸いに上手くコースが取れた
 
ルンルンと歩き、471のピークを確定して、コンパスを取り直さなかったために、アラコースを外したとここで20mばかしアルバイトをしてしまった。マークは有るが、方向取りは見えにくい

少し進めば足下は一枚の岩に成り、コースがやや不明瞭だ
GPSで現在地を確認してコンパスを取った。
 
ルンルンと歩き、尾根登りが疲れた足にこたえだした。
尾根を巻く方向にテープが、おう巻けると地図も見ないで巻道に入ったが、これはどうやら棄てテープだったようで岩下を巻いて方向が違うことに気がついた。
そのまま引き返さず別尾根からコースを訂正した
今日もアルバイトが冴える 汗 汗
後少しという所で、尾根は岩稜に成り小岩大岩が重なった尾根だ
安定しているから歩き良いが、滑ればアウトの足下だ。慎重に登った
 
 
登りきれば鵯山だ。
到着予定は13時00だったが13時17分と17分の誤差だ。
山頂には誰もいないと思っていたが、友人がいた
今日のサプライズは成功だ
T女がいて久々に出会った。今も健脚そうだ
 
三等三角点 点名 比代(ひよ)北緯33°52′46″.3302 東経135°58′55″.8846 標高812.99  
埋表明治36年6月9日 所在地三重県南牟婁郡御浜町大字上野字フト谷1510
ブッシュや倒木をマタギ、帽子の代わりにハチマキ姿のドロドロに成ったリュクと服のショウタンを見て、
知らない方達は、あなた誰なんて言いたそうだが、四人の知り合いは目をパチクリ、知っていたのとサプライズを探る。
シマヤンリーダーの和歌山みちくさハイキングクラブのメンバー達だ
彼たちは先に下山する
Kさん持ち上げのビールで乾杯して念願の山頂に立てた
ここまでの軌跡拡大

13時42分鷲の巣山に向かう。
霧が濃くなりだした。支尾根はわかりにくい。
今日も現在地探索はGPS利用が多い
簡単なようだが、鷲の巣山へのコースは慎重にコンパスを合わせた
次の小さなピークは激登りで巻道が有ったようだが、ピーク超えもマークが多い
鷲の巣山への登りは岩質に成り、登りは完全な岩の尾根だった


 
山頂は賑やかだが、山は海の恋人と書かれた塔婆に納得する
山が綺麗で海も綺麗になる。
 
鷲の巣山で確実にコンパスを取って下る
案外踏みあととマークが多く道も良かった
それだけにコース読みが甘くなり注意がいる
P698の巻道も油断はできない
 
タブンだが、道成に下ってゆけばしっかりした踏み跡のT字路が出る
予測だが、シマヤンがポツリと言った、鷲ノ巣山には巻道がアルの巻道だろう
高チラ山には慎重にコースを取った。

所が、イキナリ踏み跡が消え、触れば落ちそうなテープが一巻きの少ピークに出た??
何処かで道を間違ったのか?
そんなことはないはずだ、何処かでこの小ピークを巻く道が有ると読んで現在地をGPSカンニングだ
位置は予想点だ
コンパスを取り方向に下ると下れない小岩、誰かが下ったからテープが有ったと覗くと、右手下にコースが取れた

下のコルが見える。
下りこめば、ヤハリ巻道が有ったが、分岐はわからない
小さな高チラ山の前衛のピークを登り下って、息を切らせて高チラ山に登った
賑やかな山頂だった
 
高チラ山からは尾根が広い
現在地確定は難しいが、踏み跡とマークを頼った
突然、立派な石標が出て神武天皇遥拝模と書かれた石標が出る
意味は知らないが、神武天皇が背に太陽を受け東軍した意味のものだろうか
 神武天皇遥拝模
神武天皇石標前から整備道を下る
昔は石畳だったのだろう。濡れた石はよく滑った
休憩も無くるんるんと下れば、林道が出た下に下にと下れば、上水設備が出た
村中の道を下ればさぎりの里に出る
 
 
温かい御浜町はモウ田植えの準備だ
田ノ景色が美しい
  
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オマケ
帰りに丸山千枚田を見晴らした
田植前だが棚田の景色は格別美しかった