薊岳からヒキウス平泊〜国見山、赤ゾレ山、伊勢辻山、から和佐羅滝コース下山
2011/09/23〜24
3人

マア、キャンプのベテラン達が、マイテントを持って、一泊しようとの計画が届いた
キャンプはまるで不得意なショウタンが、何も出来ないことを知っての参加、
予想外の低温だったが、薊岳からヒキウス平に縦走、下山は、明神平から国見山、水無山、赤ゾレ山、伊勢辻山、三度小屋辻、大又と下山、久々に担いだ20kg弱のリュックは、重かったが、酒が美味いと、リュックも軽い
久々のテント泊は楽しい
大又の麦谷林道から、木の実矢塚ルートで、薊岳に登り明神岳、ヒキウス平とルートを組んでいたが、どうやら12号台風に続いて15号台風で、麦谷林道が通行不可になった
予定を変えて、笹野神社から登ることになったが、まだ12,15号台風の爪痕が大きかった


笹野神社から大鏡池ルートは半分は林道になったが、急傾斜で登りに使うと体力が要る
RIKO女、アノルートはしんどいわ、と言いながらスタコラとショウタンを置き去りにする早さだ



2つの台風で、一部の道は抜け、又道が川になり荒れていた
途中で、幻の池が綺麗な水をたたえ、そこを水源に水が流れ出していた
先に二人の足跡がある。
 
大鏡池に付くと足跡の主達が休息中、明神平でテン泊とか、
私達は、薊山頂は寒いだろうと、大鏡池前で昼食、この秋初めて寒さを感じる気温だ
食後、大鏡池山から薊岳に向かう

大鏡池山山頂には、三等三角点麦谷2が鎮座する
北緯34°21′41″.1841 東経136°02′59″.0281 標高1182.87 
所在地 吉野郡東吉野村麦谷(番地不明)俗称、大鏡官地→大和の三角点を訪ねてより抜粋
 
木屋ノ尾頭までは植林だが、ここから自然林、核心部と言うべき、小さな岩稜が出てくる
通行に問題はないが、慎重に成る所もある
昭文社には雌岳と言うピークがあるが、特定は出来なかった
小さな岩稜の上だろう
薊岳は見晴しが良い。大峰や下山ルートの赤ゾレ山、伊勢辻山、木梶山等が美しい

 

薊岳から前山間の自然林は美しく、冬季の樹氷は綺麗だ
右手に白鬚岳から赤倉山(赤ー山)縦走尾根が美しい
 
前山の登りはシンドイが、三塚分岐からはルンルン
 
桧塚奥峰方面と綺麗な勝手道標が有るが、この道標は三塚や明神岳を巻いている
私達も明神岳の東を巻き桧塚に向かう尾根にと入っていった
途中に判官平と書かれた丸いピークがあり、道標の建つ、1394mのピークからヒキウス平に分岐する

地図でもお分かりだろうが、紫の線が下山時、赤が往路だ
1394ピークでコンパスを取らずに見た目で尾根に入り別尾根を下った
途中で気付くが、どうせ谷の水場を見に下る計画、場所があれば風を避けるために、谷にテン場の予定だった
リーダーはだまって下る。待ってーー
水場、この上がヒキウス平
ヒキウス平は初めて、下から見上げると美しいが、元来なら自然林に戻る所だろうが、鹿の食害で木が生えないのだろう
少し前まで、桧塚コースは膝付近までの笹中を歩いた物だが、今はその面影はない
 赤ヤケの桧塚奥峰
小さな山抜け穴付近にテン場を作り、今日の夜食は、網焼きだ
赤く焼けた桧塚奥峰を見ながら呑む、泡盛はたまらない
 
2011/09/24

満点の星空を見ながらテントに潜るが、風が出た
フライシートの音がうるさいが、焼酎は眠りに誘い込む
目を開けると5時半、期待した日の出は今ひとつだ、朝ぐもりはあるが、天気は期待できそうだ
朝食も、danchoさんが昨夜、玉子とウインナーのスモークを作ってくれていた
美味しいねー
 
7時半とユックリとスタート、快晴のヒキウス平は美しい、少し軽くなったが、余計なものが多いショウタンのリュック、軽くなった感じがしない、反省
明神岳下を巻き、明神平に向かうが、途中に見せる大峰の山々、白鬚岳当が美しい
 
明神平の四阿でティータイム、ユックリと縦走を楽しむが目の前の、水無山の登り返しがゾー、
汗を流す
 
思ったより水無山への登りは楽チンだ、水無山を越え、国見山に向かうが、途中の見晴台、ウシローからの見晴しは最高だ
 
遠くは、笠捨山から釈迦ヶ岳、最高の見晴しを楽しむ

石がゴロゴロの国見山、見晴しが無いじゃないとRIKO女、国見山でしょうなんて言っている


山頂には二等三角点青俣山が鎮座するが、点石の痛みははげしくヤヤ剥き出している
北緯 34°22′32″.7843東経136°05′11″.9020  標高1418.90 
所在地奈良県吉野郡吉野村大字麦谷字キワダサコ539番地
選点、明治21年10月

又、点名から青俣山の山名があることが分かる
 
いつも、アレレと思うのが馬駈け場と馬駈け辻の違いだが、馬駈け辻は、木梶山の分岐で馬駈け場は広場だ
赤ゾレ池を見て、山頂は巻き、伊勢辻山を超え、伊勢辻で昼食だ
  
赤ゾレ池↑                                伊勢辻山へ↑
三度小屋辻から大又へと下るが、谷道ではなく尾根を下る
テープもありルンルンコースだったが、間伐が進み、歩きにくくなっていた所もあった
途中から谷道に下山して大又に出たが、和佐羅滝を見に行くかいのリーダーの一言に、もうよいと疲れがそれを、拒否した
 
適当に谷道に下山↑

大又に出て帰路につくが、久々のテント泊縦走は面白いが、体力の衰えを感じ、ウーン こんなはずではと汗を流した
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