大阪岬町の東山と学文字山
2020/11/29
3人 
 
距離 約10㎞ 時間7時間41分(超スロー歩き)
ヤマレコ
 夕暮れに所用が有り、それまでに山に行きたいとバイパスが出来近くなった岬町の里山の東山と学文字山を歩いた
コースは里山の低山だが、小さなアップダウンは一汗流す
足の事もあり、友人たちはスロー歩きの私に合わせて歩いてくださる。まずお礼から
岬町孝子は駐車場がない
電車だと1時間以上の大回りで行くことに成るが、車道なら今は20分程度で行ける距離に成った
 

孝子駅前の信号を渡り道標に従って、金輪寺に向かう
 
金輪寺下の未舗装道に入れば、犬飼峠まで案内はバッチリだ
 

犬飼峠から孝子の森の案内で尾根に乗る
この尾根は東尾根と呼ぶようだ
 
本当に道標が多いが、地形図には峠名が乗らないから、案内の峠は何処を指すかは??分からない
今日は、現在地を地図から言い当てる読図を中心山を歩いた
標準時間より時間はかかる

帰宅は三時を目標にして、小さな周回を行うつもりだ
尾根に乗り、地図に載る破線を探るが、分岐道は分からない
高野山と各鉄塔の位置からクロスペアリングで位置を探るが、ぴったりとはいかないが、まあまあここだろうで、地形を探る
 高野山
展望台が出た
この地は客山と呼んでいるようだ


地図にない道に案内が出た
その先の里山ピークから先は、踏み跡道で少し羊歯が出る
  
踏み跡をたどれば、孝子から岬町横手まで続く近畿自然歩道にでる
近畿自然歩道に出れば案内はバッチリだ
ただ、地形図には峠名が記されていない
何処がその名の峠かと地図から探るのは楽しい山歩きの一つだ

最近は地図を見ない方が多くなっているという
地形図は山歩きの基本だが
 
自然歩道に出る
整備された道を歩けば案内はバッチリだ
舗装路に出て
 
再度山肌から登れば直ぐ上が藤原峠、その先すぐが八王子峠、八王子峠には和歌山市内の見晴らしの案内が有り、見晴らしに寄る
  見晴台

八王子峠から少し下れば東山、学文字山の案内が出る
20年ほど前にここから東山に行こうとしたが、羊歯ブッシュであきらめた記憶が新しい
又、石山本願寺の顕如が信長に追われて紀州に逃げた道だとか、昔の間道だったのだろうな
 
忠六峠は何処だろうと探るが分からない
東尾根より踏み跡は少ないが、羊歯を刈り取って下さった跡が新しい
これからの通行が期待されるコースだ

忠六峠の案内が出た
なーるほど、コースが分かった
  

 
地形図に名が書かれていれば分かりよいが、名の書かれていない地名や峠は案内が有っても分かりにくい
慎重に地図を見る

地図から各所を特定しながら歩く、時間もかかるが早く歩けない私にはちょうどいい

 
東山に出た
見晴らしは無い

三等三角点、点名 東山が乗る
山名と同じ点名の東山、小さなピークでピークは感じない
三等三角点 点名 東山
緯度34°17′33″.9532
経度135°08′27″.4292
標高157.12
所在地 大阪府泉南郡岬町多奈川字谷川3352の1
所有者 スポーツ振興株式会社
帰宅を三時としていたが、少し遅れれば帰れると学文字山に行こうと決める
食事もそこそこに、学文字山に向かう
 
案内は有る
地図からコースを探るが、途中の破線は書かれていない
行けばわかると学文字山を目指すが、高圧線が交わる部分の下付近は少し地形に戸惑う
 

 
白砂峠の案内で少し戸惑い学文字山の案内から道を想像するが、破線道は途中で書かれていない
新しい鉄塔で少し道を探りワイワイ
この付近から道は踏み跡を頼る
 

 
ゴルフ場すれすれを通るが、道らしくなく、ロフトボールがゴロゴロ、少し怖い
多分、ゴルフコースに倒れた竹だろう、道に投げられ歩きにくい
竹を踏みつけて歩て、重量に耐えきれず折れた竹、ショウタンはお尻を打った
マタマタ、大きく成ってしまったお尻、アイタタタ
破線は尾根に書かれているが、多分間違いだろう
テープと道標は谷に誘う
 
破線と道が合った。(´д`)┌ヤレヤレ、 少し荒れた道を登れば急に尾根が開ける
そこにも道標が出るが、あら、影見ケ池ってどれ
 

 

向こうに鉄塔が見える
後少しと、頑張る足はそろそろ悲鳴が聞こえだした
 

地形図の鉄塔位置が少しずれていると指摘する仲間
ショウタン、GPSで確かめてと、GPSカンニング、アレ、地図と位置が違う、標高で20m位、??
帰ってググれば、鉄塔が架け替えられ、鉄塔位置が変わって、その後訂正された地図が誤記載したようだ

途中の伐採尾根や下孝子に下るときの開けたピークは元鉄塔の位置とか
 
100%でない地形図、そんな地形図の誤記載を見つければ、読図はさらに楽しい
 見晴らし
旗が立つ212mピーク
ここが、学文字山か、マタマタ、道標の次のピークが学文字山か

 

 
前から、香港人とイタリア人のペアーがハイキングと、ハイキングマップをスマホに入れて登ったて来た
その行為に驚いたが、道間違いが心配だ
学文字山は平らな海が見晴らせる山頂だ
 
時間が無い、見晴らしもそこそこに下山だ
下れば、前から二人が戻ってきた
この先に深日に行く道が有りませんでしたかと尋ねた

心配通りだ
どのコースで来たか尋ねるが、要領得ず、仲間がこの道だろうと分岐を教えた
少し荒れているようだったが、ググれば登られているコースだった
安心安心
分からないだろうが、一応1/15000の拡大地形図でコースを教えた
 

 
地形図から下孝子に下る分岐を探り、ワイルドな道を下った
ウバメガシの葉が積もる所は滑りが有る
真新しい虎ロープが補助されている
慎重に国道26号まで下った
 

 孝子駅
国道26号線も熊野街道だったのだろうか、地蔵や祠が道沿いにある

金輪寺に行きたかった二人だが、時間が無いと帰宅を急いだ
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