三等三角点 明楽山

山名は鳩羽山
2018/04/03


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和歌山市と紀ノ川市の境界に位置する鳩羽山には三等三角点 明楽山が有る
初心者登山や三角点を尋ねる方たちには人気の山だが、見晴らしも無い
山頂は開発の手から逃れてはいるが、ゴルフ場、ソーラー発電と開発の手が伸びている
そんな、鳩羽山の三等三角点 明楽山を尋ね東坂から下山周回を試みたが、ブッシュがすごく古道を上手くつかめなかった
付近地形図にリンクしておきます

少し上級者になれば、山脈の西の端の高積山から城ヶ峯、金谷峠、鳩羽山、御茶屋御殿山と縦走も可能だ
私は経験の無いコースだが、縦走者のテープが見られてた
最寄り駅は、和歌山電鉄西山口駅からのハイキングが一般的なコースとして楽しいだろう
付近には、平池公園が有り楽しめる
付近に駐車地は無い
コースは取り付きから乗せておきます

ストリートビュー
車道歩きが長いが、田舎の景色は楽しめる
民家横から歩き始め、地図通り登ろうと書く以外は無いだろうが、このコースは旧、貴志川町がハイキングコースとして整備していた
 
途中に貴志宮際杞遺跡50mと有ったので行って見たが、看板等が無く意味が分からず引き返すが、ミツバチの巣箱が置かれたところがそうだろう
はじめてみる木にきれいな花が咲いていた
 
振り返れば貴志川の町や長峰山脈は綺麗だ
 
写真の所から山道に成り、峠には大きな地蔵が有る
 
峠から西に小道を登れば、小道は広くなる
特筆するに、蛇紋岩が有るのか、キイシモツケが有り花を咲かせたいた
モチツツジのトンネルも美しいが、道は踏み跡程度のところも有る
道に沿って登ればいいしマークがある
山頂は見晴らしも無く、多くの山名板が無ければ見過ごすかもしれない山頂だ
 
一枚の点名を書いた看板がかかっていた
和歌山のハイキングクラブの方が三角点に点名を挙げているそうだ
私の知る限りでは点名を示す方は少ない
山名と三角点名を区別できる方はマダマダ少ないように思うし、私にとっては嬉しい一枚だ
点の記
三等三角点 点名 明楽山
北緯34°13′45″.7795 東経135°17′07″.0306 標高265.18
所在地 和歌山市東田中字破谷470番1
選点、昭和49年10月1日 設置、昭和49年10月3日  観測、昭和49年10月5日(平成20年12月2日改算)
尾根中央の縦走路を西に下り、東坂から下山しようと心見るが、東坂から麓には下山は難しい
昭和30年〜40年代に開発された農園が放置され荒れている
西坂までは状態が良いが途中の放棄された農園設備が出るところから先は、地図に載る古道は全くわからず大ブッシュをこいだ


又、農薬の空き瓶や袋がゴミ状態であり危険と感じる所もある

何とか尾根に出て、取り外されたモノラック跡を下って下山したが、記事に出来る状態では無い

何とか民家横に下った
立派な地蔵が二ヶ所に有った
付近で農作業中の方に尋ねれば、昔は道が有り山を越えたそうだ
その道に、モノラックを作っていたため行政から撤去を言われたので私達が取り外したがモウ其の位置はわからないと言う
 
今は地蔵が其のときの様子を残している

フト見上げれば山肌に建物が見え、地図を見ると神社マークが有り行ってみた
神社は丹生神社で横に観音堂が有る
貴志川町時代から町文化財の観音様があったと書かれていた
面白いのは、並んである神社と寺だが、お参り階段が分かれていた



三角点を尋ねるのみのつもりが、マタマタブッシュをこいでしまった
和歌山電鉄貴志川線を利用して歩くハイキングルートとしては面白いだろうが、初心者はピストンで歩く事が望ましいだろう

鳩羽山全景
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