大峰南奥駈、行仙宿小屋に遊ぶ
2011/10/26〜28
3人

コースタイム
登山口〜小屋 40分
行仙小屋〜笠捨て山 1時間40分
笠捨山〜葛川辻 30分
葛川辻〜地蔵岳 50分
JP巡視路〜行仙宿小屋 1時間50分

今回のルートの写真をウエブアルバムにアップしました。スライドショウでご覧下さい
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台風12号 15号が和歌山県南部を大災害にしてしまった
私達新宮山彦ぐるーぷが管理する小屋は、被害もなく無事だったが、奥駈道はそれなりに被害を受けた
今回、貴重な休暇を取得したマッチャンとソノ旧友、I氏と行仙宿小屋に2泊して、小屋の点検と、付近の登山道を歩き、被害の状況を点検した
大きな被害もなく、この小屋の独特な雰囲気から、酒盛りが、汗、
楽しく二日間を過ごした



R425が通行できなければ浦向登山道を行仙宿に登らなければ成らないが、災害復旧も進み、R425から、山彦荷揚道の登山道に車を乗り入れることが出来た
ここからだと、40分有れば小屋に着く
岡山や京都から駆けつけたマッチャンやI氏、下からだと時間が足らないかもと心配したが、ヤレヤレだ

一足早く小屋に着いた松、体力が余っているのか、小屋の水は十分と、小屋管理用の小石を担いで、石取り場から登って行く
I氏は、日本アルプスの有名な小屋で働いていた経験から、アッと言う間に、囲炉裏に点火、寒い小屋を暖めた
暖かくなると、デポした日本酒が出てくる
後は想像次第、ツイツイ、でした
とにかく一日目は、小石を運んで一汗流し、お酒で盛り上がった
27日


2日目は、マッチャンとI氏は浦向かい道の点検に向かう
下って登るのは、体力があってもイヤな物だが、二人はルンルンと出かける
I氏の足下は長靴、アルプス小屋は長靴が良いとか、縦走もサンダルでこなすと言う
アメリカの岩場を、地下足袋改造版で登り、人気が出たとか
とにかく、プロフェッショナルなI氏、聞けば聞く程羨ましい山経験
そんな二人は下り、私は笠捨山に向かった

マッチャンの記事

私の目的は、南奥駈道の難所、地蔵岳の岩場の崩落と、エスケープルート、JP鉄塔巡視路の点検だ
ユックリと8時に小屋を出る
天気予報は晴だが、縦走路から見る笠捨山はガスがかかり、雲行きが怪しい
アタックザックは、水とロープと食料のみ、雨が気になる
  
JP鉄塔巡視路、分岐から笠捨山の急登が始まる
一汗流しながら登ると、左手に茶臼山への稜線が厳しい姿を見せる
小さなピークとピークの間のギャップが、わずか1000mソコソコの山々と思われないような厳しさだ
12月の氷った尾根の縦走の記憶が新しい
 

とにかく、元行仙宿跡、根性木のブナと急登だが、尾根は楽しい
  
12号台風、15号台風と動きが遅い台風は、多くの木を倒したようだ
コースには倒木が多くなっている
笠捨山のコースは直登が多い、倒木でクネクネ登りの、踏み跡が出来上がれば、結果登りよい道が出来るかもと、コースの倒木はそのままにした
茶臼山、蛇崩山分岐から直ぐに山頂だ
 
山頂の二等三角点、笠捨山はいつもの通りだが、多くの山名版は取り払われていた
山の楽しみの一つでも有る山名版を取り外す行為は解らないでもないが、各自の思いがこもった物で、取り外すならそっと下にでも置いて置かれてはいかがなものか、私はそれを提案したい
二等三角点 笠捨山 北緯 33°58′58″.0932 東経135°53′53″.9499 標高1352.65
所在地、奈良県吉野郡十津川村大字上葛川字里の奥2番地 
行仙岳と、池原ダムが見晴らせた
誰かが木を切り取ったようだ
 
急傾斜を下り切ると、JP巡視路との分岐に出る

  
分岐から100m程度で葛川辻だが、水場には道標通り山肌を下る
  
トラバースの踏み跡から、小さな尾根を下る
これが急傾斜で、トラロープで補助されているが、危険はある
水音が聞こえる
ゴロ石の斜面を下るが、浮き石注意だ
正面に水場の道標が見える
  
南奥駈は夏場は水が少ない
故に事故やトラブルが発生する
どの水場も、チョット水汲みと言うわけには行かない
縦走時には十分の水を確保して臨んで欲しい
葛川辻はキャンプ適地です
水汲みは、下り登り、15分の時間がかかった
  

葛川辻から植林内を進と、26号鉄塔が尾根に建つ、この鉄塔からの見晴しは最高だが、正面に槍ヶ岳がそびえ、ここから地蔵越えまでは、大峰奥駈道の最難所だろう
 
槍ヶ岳のギャップから地蔵岳の登りが始まる
ステンレスの鎖は、米沢典之医博が寄付、設置した物で、古い鉄鎖は、葛川の住民が、地蔵岳地蔵を持ち上げた際に設置した物と聞く、痛みが激しい、
  
地蔵の台座も痛みが無く、鎖も無事、地蔵岳を越えた小さなピーク上でお昼をいただいたが、天気は予報通り、
釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳、八経ヶ岳と見晴しが凄い
又西には高野山系まで見晴らせた
  
帰路につくが、槍ヶ岳のギャップ登りはソコソコ面白いが、浮き根の痛みが激しい
正面に笠捨山の山容が美しく見える
  
鉄塔巡視路に入る
山肌を巻く巡視路はJPの点検道で登山道ではないが、ピストンの登り返しがイヤな人、足を痛めた時などに良かったが
今回の台風でそれなりに傷んでしまった
面白い巻き道だが、橋が2ヶ所抜け、山肌崩落のヶ所もある
しばらくは上級者の道になるだろう 
  
思ったより時間がかかった
から池まで来た時、前方からマッチャンが心配して迎えに来てくれた
嬉しいねー
夜に、一人の青年が入宿した
聞けば、楊子の宿からだと言う。屈強の青年だが、水と食料は火を通さず食べる物しか持たず軽量化して挑でいるという
暖かい物を提供すると、喜ばれた。
一昔前は私もそのような縦走をした物だ
28日、予定は下山のみ
マッチャンは朝から水汲みに、私とI氏は小屋の掃除
I氏の手際良さはやはりプロフェッショナル、経験が物を言うのだろう
小屋の掃除もテキパキと早く綺麗だ
見習うべき点が多くあった
  
I氏も行仙宿小屋を気に入ってくれたらしい
又の再訪してくれるという
荷揚道はそれなりに急だが、足取りも軽く下山、下北山のきなりの湯で汗を流し、帰路についた
 

この登山口は駐車スペースが無い
少し手前に広い部分がある。台数の多い時はそこに止めるのが良いだろう
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」