R309、90番ポストから
行者環岳と展望台周回、清名の尾
2019/08/25
4人


ヤマレコにリンク

総時間08:25〜17:10 8時間45分 奥駈道分岐〜タイタンまで2時間50分
秋のお花を見に行こうと言う企画に便乗したが、ショウタンの一言、この下に展望台が有るよ、が今回のコースに成った
初めてなら、下って清名の尾に登り帰すのは地形図を見れば汗を流すコースだろう
単純ピストンより、2時間少し時間が係る程度だが、やはり厳しい
90番ポストに車をデポ、
行者環小屋で今日出会った登山者は、90番ポストに車を置くなら斜に停めれば駐車台数が増えると言う
なるほどとは思うが、斜線を引くか看板が有るかしないと誰もはそれに気がつかないだろう
なんて、
私達は単に駐車ができるかなと思いながら、R169側から天ヶ瀬R309と入った
和歌山からは遠回りだが、309の通行が優しい
準備をして階段を登る。約200m標高差でタイタントラックに出る
 
秋だねー
階段の上にクチベニタケが可愛い
一汗流洗せば巨大桧が出て、その上向こうにタイタントラックが倒木に倒されながらその姿を残す
 
 
タイタンの上尾根からは大普賢岳、小普賢岳と見晴らしが綺麗だ
これから色付くだろう清明の尾は何時も自然林が美しい
奥駈縦走路に突上げれば、シロヤシオが葉を赤く染め出している
 
奥駈道からは弥仙や鉄山と美しく遠望できる
縦走路側もマダマダ緑だが、花好きさんは、2mm程度の花も見逃さず、この花は何と写真を写す
小さな花はコフウロと言う小さな花だとか
 
 
ショウタンは、花の咲き終わったヤマシャクやクサタチバナの種にパチリと一枚、
写真は撮るが名は覚えられない痴呆入りのショウタンだ
  
杉苔にヤマシャクの種も花より美しいかも、カエンタケ似たナギナタダダケ、食べることが出来ると有るがとても勇気が無い
 クサタチバナの種
天川辻にシマヤンと初めて登ったときが懐かしい
今はランドマークに成った高圧鉄塔が無い 
 
兎に角ワイワイと尾根は楽しい
  
お花を探しながらの尾根歩き、ショウタンには嬉しい歩きだ
小屋に入らず、行者環岳を目指す
雨後のコースは緑も濃いが、階段付近は小石がゴロゴロ、落石注意でユックリ登ろう
 

水場の水は多い、帰路に汲み取ったが美味しい水だ
階段を登り少し先の巨木にウロが有り、女性二人なら入れるがショウタンは一人でもダメだろう
 
行者環岳は人気のピーク、ボチボチと出会う方が有る
これから紅葉が始まれば賑やかだろう
途中で出合った方は大普賢岳から来たと言う
足下は、トレランのようだが、リュックにつけた草履は、靴を包み込むような形で、雨後の用心だろう
登山暦が長そうだった
装備もよく久々に登山スタイルの若者と出合った
 

八経ヶ岳経由で行者環トンネル東口から自転車で車のデポ地に帰るとか
体力が羨ましい
山頂でお昼を楽しむが、果物にお菓子、何時もお弁当が食べきれないショウタンだ
帰路の階段は用心用心
 
 
往路でアノ尾根に展望台が有るよの一言から、展望台に下る事になった
天川辻の西ピークから南に下る

この尾根に上北山村が登山道を管理していた頃が有ったのだろう
初めてこの尾根に取り付いた頃はまだ少しその跡が見られた
http://www.syotann.com/gyoujyakan0711.html
旧道を登ったり下ったりする登山者もいるのかピークにはマークが有った
尾根心を7〜80m下れば林道が出る
後は林道に順じて下れば良い
見晴らしも無い植林内だ
 
林道がフラットに成ると立派な展望台が出る
これを見逃すはずが無いだろう
 
今は植林が大きくなり、展望は行者環岳のみだが、植林が小さな頃は、和佐又山から大普賢岳、行者環岳、弥仙、と見晴らしが有ったのかも
 
此処で縦走路に登り帰すか又は下り、網打場谷を越えて、清名の尾まで登り帰すかだが、下りは問題は無いが、見た目清名の尾への登り返しは厳しいと見える
谷から清名の尾までの標高差は200m足らずだ、直登で頑張っても40分程度と見た
下って登りかえそうと提案した
冬場の積雪時に登り敗退した経験者が三人いる
クネクネと下り、上で下に林道が見えれば斜面をパスする
 
道が痛んでいるが抜けてはいない
登山道管理時代の道標が完全に朽ちてはいない
古い記憶を思い返す
その時、ショウタン、沢は渡れるの?
そうだ、2日前まで大雨が降ったのだ。汗汗
 
上流部で沢の音も大きく、ダメならドボット濡れれば良いさなんて
心配したことも無く靴で何とかザブザブト渡れる程度だった
渡った所に古い道標が落ちている
埋もれてなくなったのか、林道は危険だから登山道を通れの看板が有ったが見当たらない
林道を登る
林道を登った次の分岐で林道名が出た
沢は網打場谷と言うのかも
分岐は右に、8号さくら線と案内が出る
 
さくら線を距離100mも登れば立派な小屋が出る
以前は鍵がかかっていたが、ドアは開いた。
杉の立派な室内だったが、カビ臭がしので外で休憩をした
小屋前でも林道が分岐する
此処も林道名が書かれた舗装林道を登った
これがタイタンが尾根まで登った林道ではとの推測だ
多分そうだろう
 
舗装が終われば分岐方向がややこしいが、主本線は整備が有った
間伐作業中で間伐材は運び出されているようだ
作業車が出た
 
緩やかな尾根を登るも良いが、時間的には林道も変わらない
ただ林道がどのように登っているかの判断は難しい
私のコンパスは、渡渉地点から清名の尾のP1135mに取っている
コンパスから林道方向を想像した
清名の尾から直下したときに付けた大きな目印が残っていた
記憶からその時が甦った

1135mにはコンクリ舗装があったはずとの記憶も当たっていた
清名の尾に出れば後は林道を登れば良い
途中で尾根組みと林道組みにわかれ出合って見たが、林道歩きの方が少しだけ早い
林道とは計算されて作られているようだ
 
タイタン手前でヘタレのショウタンは、トラバースで巨大桧に出た
ショウタンよりズート年上の先輩が、タイタンまで登り他の二人にその事を伝えてくれた
巨大桧から標高差は200m強だ
時間は25分も有れば充分だ。
道間違いは無いだろうが、つまずきや挫きが無いとも限らない
ユックリと下降するが、仲間の知り合いが追いついてきて、親しそうに話していた
世の中狭いが、山はモット狭いのだろうか
 
チョット大回りのコースに成ったが、それなりに楽しいコースだし、新田林道から繋げたことに成り
タイタンが尾根まで登れた事が今回のコースから納得できた
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