野迫川村
池津川街道と六本松、古休場峰
2013/05/17
ショウタン

総時間3時間50分
野迫川村は奥高野の代表的な村だ。マッタケの産地で山に入るには時期を選ばなければならない
そんな奥高野の村、野迫川村の古い街道を少し歩た
現在の役場は上垣内に有るが、昔の役場は池津川に有ったため古い炭波線道は池津川に繋がる
その一つ池津川街道を、野迫川村中から取付いてその炭波線の有無を試して三角点と、六本松、古休場峰を尋ねた
取り付きは旧野迫川村立野川小学校と中学校があった現、奥高野自然の里から取付いた(取付きにリンクしています)
木造の中学校がそのまま残ったグランドの夜間照明タワーの横から取付いた
尾根中央に向かって行くとソノ跡が出て、そのまま登ると林道状に成った道が出た。
古道だろう、近代に広げられた物だろうが、途中で古い踏み後らしい古道跡が有りそれに沿って登ってみたが、炭波線は近代の整備道を書いている。
  

  
チョット笹などが出たがほんの少しだ
古道らしい所を登ると軽四輪なら通れそうな道が出る
道成りに登ると、古い古道らしい所ががあったのでそこに踏み込んで尾根を越えた
途切れ途切れだが道跡が残っていた。波線道はソマ道として整備されているようだ

此処で尾根に乗る↑

良く踏まれた道だったのだろうがモウ通る人などはいない
途中の四等三角点、南中で現在地を確認して尾根を越えるが、この付近は尾根の東側に踏み跡があったが、少しブッシュだから尾根を越えた。
  
池津川に下る分岐で整備道と出会う。此処で池津川に下る道が残っている事を確認したが、倒木が多く見えた
池津川への道
ここからは実線道で車のワダチなどが出る
古いエアリアマップに六本松なんて載っているピークに三等三角点中が鎮座する
この付近に、若松屋敷なんてあったのだろうがソノ跡は確認できなかった。
野迫川村の語り部、小倉氏を訪ねたが留守でその意味は分からない
  
林道                      ここから取付いた               三角点 中 (六本松)

                                     三等三角点 基準点名 中 標高1020.29
                                     選点 明治36年6月10日
                                     北緯34°11′40″.8520
                                     東経135°39′56″.4271
                                     所在地奈良県吉野郡野迫川村大字池津川303番45
  三角点から林道に下る
此処にも青いテープが巻かれていた。奈良の三角点でよく見掛けるテープだ
林道を歩き、四等三角点、平川谷がある、古休場峰に登り、山頂で一人ソーメンだ。
もう随分と暖かくソーメンも美味しい
  
ここから古休場峰に取付いた 四等点平川谷                
林道を北西に下り、四等点東谷に向かう
東谷は林道際にあった。
   
途中に山師の車が止っていた。山林用線香が車に積まれていた
ショウタンもこの線香を持っているが効果は大きい
途中で山菜が有り、摘みながら歩くとツイツイ夢中になる
林道終点から、何も考えないでマッタケ道を下っていったがあまり良いルートではなかった
緩やかな尾根を下るか、途中に出る林道を下って中と上の中間に降りるのも良いかも
私のコースは少し傾斜が有りすぎた。
 
急傾斜を慎重に下り少し谷に巻き込んだがこれも失敗でお奨めできるコースではないが、好き者ショウタンは面白かった
林道平川谷線に出て、デポの車に帰った
山菜など摘まなければ3時間もあれば周回できる。
車道歩きがイヤでなければ、キワダ峠から天狗木峠に出て、高野街道を下り周回するのも楽しいだろう
  
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」