高野山系、九度山町北又から古宮岳、楊柳山、雪池山、周回
2010/12/02
単独


コースタイム
P09:30-鉄塔09:54-境界尾根11:07-倉の尾峠11:22〜11:45-三角点東山12:10-古宮岳12:22-楊柳山13:05〜13:30-
雪池山13:55-三角点黒河15:00-P15:25+
総時間5時間55分
GPSデーター
高野山周辺は素晴らしい尾根が多いが、マッタケの山地が多い、時期的に立ち入る事が許されない尾根が多いが今回のコースはその心配のないコースだ。目標は4ッの三角点と古宮岳の特定だ、平成21年に四等三角点東山と雪池山が出来ている
三角点はその場所に到達した事を知る最高の目標点で読図には良い目標だ
登山口を九度山町北又の久保小学校(休校中)下の荒れた公園前から廃村になった黒河村入口林道から鉄塔管理道を利用して登った。登山口までの道はマピオンの力をお借りしたいhttp://www.mapion.co.jp/m/34.2511525_135.615453888889_7/
今回の登山口は一度紀州山の日のイベントで黒河道を歩いた事があり地理感はあった
休校中の九度山町北又の久保地区にある 久保小学校で接待を受けた事は記憶に新しい
久保小学校から下って行くと道が鋭角に左カーブする所に小さな手入れがない公園がある
その前に未舗装林道が南に入っている。これが廃村になった黒河村の入り口で黒河道(くろこみち)だ
入り口に朽ちかけた道標がある
 
左手尾根に取付くには河を渡らなければ行けない。下りよい地点から渡渉しようと思っていたが、林道を入るとほんの数十メートルで鉄塔管理道が出た。これを利用しない手はない、地図を見ると鉄塔の位置が推定できる
一つ目の尾根を登って行くだろうと見たが谷を越え二つ目の尾根に道は登っていた
ナルホド傾斜が緩い、一つ目尾根の鉄塔には二つ目尾根鉄塔先から道が分岐していた
とにかく鉄塔管理道に沿って登った
  
鉄塔から見た楊柳山と雪池山の見晴らしはよい
鉄塔から南に尾根道が続く、ブッシュを想定していたが拍子抜けする小道だ、直ぐに道が分岐する、おそらく右手尾根にある(一つ目と表現した尾根)鉄塔に向かうのだろう。私はもちろん尾根に登るが、アレレ、関電独特の管理道階段が出た??
木の葉に埋もれかけているが状態はよい??、これを利用して登った
ここに登山者らしいテープが一本巻かれていた。
この付近は測量がなされ測量杭やテープが賑やかだ
  
とにかく道なりに登るが広い尾根になると道跡は薄い、現在地を特定しながら九度山と高野町の境界尾根を目指す
道は良く傾斜はあるがルンルンだ
  

途中で伐採された見晴らしの良い地点に出た。
これは新しい四等点か??、少し探すと地積調査の点が出た。おそらくGPS測量されたのだろう
測量杭に惑わされることなく現在地を特定して行く。と小さなピークに南西に道が降っている??境界尾根は後数十メートル有るが??
コンパスを当てて方向を探ると、アララ、ここが境界尾根の出合いだった
数十メートルの位置を間違っていた事になる −10点か 
少し急な傾斜を下って行くと左手に小道が出た。たぶん宿りか杖ヶ藪からの道だろう。このことが後で知る
向こうに一等点のある陣ヶ峰が美しい
 
道がハッキリと出た。途中で測量杭が尾根に、道が右手にと分かれるが尾根に登り下ると道に出た。チョット損をした感じだ
コノ尾根上に辰巳谷と木に書かれているが持ち主の名前だろうか、古宮岳でもこの字を見た
  
小さな垰に下ると、アラ道が整備されている。鋤簾、小刀、斧、鎌が無造作に置かれている
横に巻かれたテープに摩尼山、林道と書かれていた。
後で知るがここが倉の尾峠だ
 
整備中だろう、笹が刈り取られて間がない、ドキドキする、これはボランティアが草刈り中か??何やら嬉しい
と、向こうに男性二人が休息していた。
挨拶後話しかけると地元の方で九度山町の仕事と言う。
九度山町がこの道を測量整備するという。倉の尾峠は西ヶ峰集落の方が九度山の町まで買い物に出た古道と教えてくださった
いろんな話で山が見えてきた。

桜峠の黒河道まで整備するらしい、話す途中でミカンを頂き貴重な話を伺った

地図004地点に写真のような標識が朽ちかけていた。やはりそこには倉の尾峠と子継峠と書かれていた
ここが桜峠から黒河峠、楊柳山を越え子継峠に出る道だった事が伺えた


尾根との分岐点はこの少し先だ、私は少し桜峠側に歩き道から外れ尾根に直登した
尾根も測量されていたため笹が切り取られていた。助かっただ。昔高野山側から尾根に入った時背丈を超える笹だった事をおぼえたいたからだ
四等三角点東山は境界尾根からほんの少し外れている。チョットブッシュをかき分けると小さな山頂に鎮座していた
 
少し戻り境界尾根を登るが地形は少しややこしく歩きにくい状態だ
ここが山頂だろうと分岐する尾根にコンパスを合わせ地形を確認して古宮岳を確定した
GPSは持っているが迷った時意外見ないようにしている。読図力を高めるためだ
ここに辰巳山と書かれた木があった
 
高野山周回道に出る。以前歩いた時に山師が下に落ちていたと道標石を木にくくっていた
この道標石がそのまま木に巻かれていた
黒河峠に出て楊柳山で昼食、さっと食べて尾根通しで雪池山に向かう

黒河峠                        揚柳山                   三角点揚柳山
  
この尾根通し道も踏み跡がハッキリと出来ていた。子継峠からの捲きルートの方が踏み跡が薄いようだった

雪池山にはシマヤンと来た時の記念品がまだ木にあった。三角点を探そうとしたが何やらその気が失せた
それが悪かった。良く地図を見ないで山頂でコンパスを合わすと方向が来た道を指す
??、再度合わせても同じだ、違う尾根に合わした。これは合う、正置してみた。アララ 尾根は少し手前から下っている
今日二度目の失敗だ マタマタ−10点だ 笑い
 
又三角点雪池山を組込んだコースを歩いてみよう
小さな尾根は笹の中を一歩踏み込むと確認できた。下りは間違うと目標点を外す
尾根は登に優しく下りに間違いを犯しやすい。コンパスはこまめに取った
少し下ると道跡が出た。コノ尾根に紀州山の日のイベントで歩いた時の語り部さんの生まれた家がある事を聞いていた
目標はその家前にある三角点だ、尾根分岐点で慎重にコンパスを合わす
現在地を間違わないようにしなければならない、少し慎重だ、優しいと感じた時に間違う事が多いショウタンだ
 
広尾根は地図よりも広く感じる。この付近は道跡は薄い。
コンパス通りに下って行く、と 棚田跡が出た 廃屋が近いだろう
畑道を下って行くと、廃屋上に出てその家前の広場跡に三角点が鎮座していた
  
  
家からは道跡を下った
黒河道出口にある地蔵さんはコノ道沿いにあった物を語り部さんが降ろしたとか、ソノ跡にしめ縄が飾られていた
地蔵さんから広い林道になった黒河道を路駐した車までユックリと歩いた
  
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