七月の大普賢岳

水太林道から岩本新道経由一周登山

2008/07/08
シマヤン、ショウタン+3人
通年登山、大普賢岳に月一回登る、の7月登山は賑やかになった
シマヤンの知人が三人同行する事になった。梅雨の最中天気はやはり雨となったが素晴らしい経験が出来た登山でした
コースは、
水太林道から無双洞分岐、底なし井戸、岩本新道、大普賢岳、七曜岳、無双洞の一周コースです
コースタイムは、雨宿り、のため少々オバータイムです
一周、総タイム9時間30分でした
岩本新道図



登山口は、国道169号線天ヶ瀬から国道309に入りすぐに天ヶ瀬川に沿ってはいる水太林道にはいると無双洞下に登山口がある
車は3〜4台駐車できるスペースがある。

天気予報は午前は雨、少しは覚悟した登山です
7時50分登山開始、雨は何とか降らずに済んでいる
水太林道登山口の橋の横から無双洞に向かうが一歩踏み込むと薄暗い
踏み跡はしっかりとあり最近ここから登られる方が多いようだ
川沿いを進み左手の山肌にジグザグと登ると無双洞と和佐又の分岐に出る
これを右手に和佐又方面に進み、枯れ沢を渡り底なし井戸と鎖場を登って行く
ここまでは○危と言える。今日の天気では一番スリップへの注意がいる状態でした

登山口付近

  

水蓮の滝と和佐又分岐

 

鎖場を登る頃から雷が鳴り出し、雨粒が大きくなり出した
すぐに止むさ
ユックリと和佐又分岐方面に登る
鎖場は初心者ならスリルがある面白い所です、上級者でもやはり油断は出来ない

  
鎖場を登り切ると、自然林の歩きよいコース
緩やかに和佐又の出会いまで続く、途中に笙の窟、大普賢岳の道標がある
ここから岩本新道が始まる。


岩本新道に入る頃は雷が鳴り雨は豪雨となった。止むさ
途中雨宿りが出来る岩があり暫く様子を伺いヤヤ小降りになったのを見てとりあえず鷲の窟まで行く事にする
鷲の窟で1時間様子を見てこの状態なら山行は取りやめ、和佐又ヒュッテに引き返す事とするが依然豪雨
空が明るくなっても滝のような雨、ウン?????
よくよく空を見ると明るくなっている、オーバーハングした鷲の窟、日本岳から落ちる水が豪雨に見せていた
窟から離れ空を見ると雨は止んでいた。アチャー

40分ほど鷲の窟にいた

  
日本岳のコルへの登りは滝のように流れていたが危険はなさそうだ
コルから上はいつもの雨の大普賢岳、ユックリと登ったが、ガスで景色が見えない

山頂まで四時間係っていたが、通常なら三時間で登れるだろう
山頂で昼食とする。時々薄日が差す天気となった

  

一時間ユックリと山頂を楽しむ
四月からは毎月違う花が咲いている、
今月咲いていた花は名前は知らない


12時50分、七曜岳に向かって下山する。
途中で弥勒岳1690mや国見岳1655mを確定、山頂を踏んだ
以前とは違い、各靡き等に名盤が設置され場所の特定が容易になっていた

  

この付近から奥駈道は油断がならなくなる
危険と言うほどではないにしても、初心者には厳しいだろう

  

時間はたっぷりある。稚児泊まりでティータイムユックリと周回を楽しんだ
七曜岳は岩稜のピーク
ここに付く頃ガスが飛んだ、
七曜岳から見る弥山や大普賢岳、小普賢岳、日本岳、1505mのピークが順番に並ぶ姿はこのコース最大の景色だろう
  
七曜岳で小休止、景色を楽しむ
七曜岳から奥駈道分岐まではそう危険はないが、奥駈道から無双洞への分岐から浮き根帯の急傾斜を下る所がある
下が湿っているときは最大の注意がいるだろう。よく滑る事このうえなしです


浮き根帯を下りきると自然林の中、自然林を抜け植林帯に入ると無双洞の沢の音が聞こえ出す
この付近は滑りやすい土、スリップに注意しながら下って行く、
無双洞で一休み、無双洞付近も少し沢が荒れているように感じた

 森と無双洞
 
沢を渡り、往路との出会いを登山口にと下る
最後まで油断できないコースではあるが整備が行き届き、鎖や梯子、等々安全は取られている
体力に自信が有れば挑戦するのには面白いだろうが、初心者だけの山行には疑問が残るコースでもある



大普賢岳から3時間50分でした

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