根来元気の森と梵天山(ボンデン山)
2014/05/13

根来寺への地図はクリック

コースタイム
錐鑚不動10:55-管理棟11:43-P地点12:22-展望広場13:25

下山
山菜を摘みながらですから相当ユックリです

展望広場14:05-梵天山14:18-馬別れ15:17-N地点16:00-大谷新池16:20-根来寺P16:45

総時間5時間50分
和歌山県岩出市の根来寺は新義真言宗の覚鑁上人で有名だが根来忍者や鉄砲集団としてもよくテレビや小説に出る古刹だ
根来寺に行けば分かるだろうが、天然の城壁を持った要塞でも有るかのような地形をした、厳しい尾根に囲まれた寺でも有る
その天然の城壁に、根来元気の森が切り開かれ、地元民や子どもたちの自然学習の場ができている
そんな元気の森の遊歩道から梵天山(ボンデン山)までユックリとハイキングや山菜摘みを楽しんだ
根来寺の駐車場に駐車して(無料)その横の錐鑚不動の鐘楼から根来元気の森の管理棟に向かう
登山口の鐘楼さえ分かればどのコースでも元気の森管理棟に登り着く
 錐鑚不動、(身代不動)
 鐘楼の登山口
鐘楼の奥から自然林の中に入ればそれはきれいな森で、戦国の世に戦いがあったことなど想像すらできない
  
しばらくすると西展望広場が出て、岩出市の町から紀の川平野、和歌浦湾まで見晴らせ心和む広場だ
自然も豊かなのだろう、名の知らないきれいな蝶が舞っていた
 
コース図もわかりよく管理室で頂いた地図と案内標識を頼ればこの森は本当に多くのコースで楽しめる
少し大きな地図だが載せておきます
地形図より、分かりよいかもしれない

黒破線は登りルートで赤波線は下りルートだ
元気の森管理棟まで整備された道は健康歩や年少者の自然学習に楽しめるだろう。最高のコースだ
  
管理棟広場は駐車場が有りそこだけでも見晴は良い
 
管理棟右手裏から道標に従ってL地点まで向かいムクノキ原から東尾根に出てO地点P地点と歩き土佛林道に出た。土仏峠には一汗流す
途中の見晴は和歌山市内や紀の川、和歌浦湾と美しいところだ
 遊歩道の様子

 林道と新土仏峠
一人で歩くと長く感じる林道だが、相棒と自然を楽しみながら歩けば、林道終点の展望台まではすぐに付いた
 
新緑の林道は美しく癒される
展望台広場で遅い食事を楽しく頂、マタマタ相棒はソートビールを出す
枝豆のオツマミで一息で飲むビールは天国から帰ったような喉越しだ
関西空港に離発着する飛行機を見ていると、マタマタ旅行がしたくなってきた

と一人の男性が大阪側から登ってきた
アララ、沢や岩でお世話になったAチームのOくんだ
時間的に同じコースで下山できず、又の機会を約束して別れた
お腹も大きくなり、林道からすぐ上の梵天山の三角点をタッチして林道を下る
  梵天山取り付き道標
 
三等三角点 点名 今畑
標高468.50 北緯34°19′21″.1877東経 135°19′43″.9900選点日明治36年5月26日
所在地 紀の川市今畑字後渓578の1

林道脇の山菜を摘みながらユックリと下山した
馬別れの分岐から一汗流す林道登り、少し頂いたビールが汗となり吹き出した
土仏峠を超え下ると、右が開ければ紀の川平野、と和歌山市や和歌浦湾、左手が開ければ、紀の川市や龍門山が美しい
 龍門山遠望
長いものが大嫌いな相棒だが、暖かくなった里山には、ヤマカガシやマムシがニョロニョロ、温かいのか元気よく、ニョロニョロ
最短距離で下山しようと林道からN地点で遊歩道に入り沢小屋下に下った
 沢小屋方面に下る
林道からの遊歩道に入る↑

ヒノキ谷は遊歩道を超えた道だ。まる木の橋やトラバース道は登山道の感じだ
下りきれば大谷新池に出て道標に従って根来寺に向かう
桜が植樹された道は野の花が多い、墓地が出れば大塔の横を通って赤い橋を渡れば駐車場に出る
 

 
計画もな無く、朝から相棒に電話して慌ただしく根来寺に向かったが、新緑と爽やかに吹いた風は心を癒やした
真夏には大汗を流すこの付近の里山だが、コースは多くあり、古い修験道の道が有る尾根は、低山だが谷は深く切れ込みその向こうに見える景色は美しい。マタマタ汗を流すコースにと又来ようと話しながら帰路についた
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