ガンドリンで二連泊、予備日を設定していた


3月4日

朝、早く目覚めるといつものようにアンナプルナは綺麗だ。今日は予備日移動もなく、村を散策しての休養日です

テラスに出ると、ミラ ウルちゃんは、朝から庭を掃いていた。お手伝いかと思うのは我々の考え、彼女は仕事なのだ



ミラ ウルちゃんについて少し書きたい
ミラ ウルちゃんと、お姉ちゃんは、年の離れた姉妹、お父さんが違うらしい。
二人は家が貧しく、生まれて直ぐにこのホテルの経営者に育てられた。
養女としてではなく、助ける心で子供を育てる、彼女たちは物心付く頃には、自分の立場を知り、働きながら育ててもらう。
ミラウルちゃんの育て親は元学校の先生らしい。
見てきた子供達の中では、服も綺麗な物を着せてもらっている。
幸せなのだろう、ミラ ウルちゃんは、人なつっこくて私のだっこや、ブランコを幾度も要求してきた
私も、孫のように可愛く接した。姉は23才と言った。このホテルの調理と野良仕事を担当していた。
この日も山に牛の餌を取りに行って来たという
二人は、本当に明るかった。若い男性がいた、この方も同じ境遇らしい、
私は、ミラ ウルちゃんが少しでも長く学校に行けるようにと幾ばくかのお金を、ホテルの経営者に託した
そうしなければ、私はいけないように思える可愛い子どもだった。

今日も朝は綺麗にマチャプチュレやアンナプルナが光っていた



朝食を食べ、村の散策に出た

先ず小さな博物館に、村の生活が分かる



ここはグルン族の村、グルンの衣装を購入、コレを着て散策に出る
次は仏教寺院に 寺院で遊ぶ子供達と



                                    ↓この子のかぶり物は日本のタオルだった



散策を終え、ホテルに帰ると、学校が休みらしい、ミラ ウルちゃんがホテルの下の広場をお姉ちゃんと二人で掃除をしていた
イギリスのキャンプトレッカー達が下にテントを張るらしい


今日の夕食は、鶏一匹を購入、鳥料理だ。放し飼いの鳥を捕まえようとするがナカナカ捕まらない
村の子供達が買って出た。ゴムパチンコで、見事にしとめた。お礼は、コーンだ通常は昼食がおもにコレらしい



二人で料理を作ってくれた。
この際ホテルのみんなで料理を食べる事を提案、通常はしない事らしいがオーナーはOKだ
しかし姉は宗教上夜の断食する日らし?
又ミラ ウルちゃんは、正直だ、鳥が美味しくないと言っていた
私たちには美味しいのだが


疲れも取れしこたま飲んだ
ウイスキーが何とも言えないほど美味しかった


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つづく